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楽しい職場みんなのF2

 

2002.9.1

「F2退社後、英米企業に勤務」の逆パターン
 私は「F2退社後、英米企業に勤務」の逆パターンです。 ある事情で日本のF2に入ったけれど、人事制度、成績評価制度は最悪だと感じました。
1.評価する側が責任をとらない
 評価される側に目標どおりの実績が出ないのは、評価する側にも問題があるという部分が欠落しています。あまりに も実績が出ない場合には、評価する側が思いっきり降格やクビを切られるなどのことがまったく無いから、こんなぬるま湯のまま進めるのでしょう。F2
2.有給休暇
 夏やクリスマス時期など、みんなでどかっと長期休暇を取ります。ほとんどの会社がその時期を休み、自分の会社と してもそうであれば客も納得するでしょう。お盆や年末年 始に業務都合で出社する人以外は、どかっと休ませても良いのではないでしょうか。会社に来て暇なのでボケーとしてたりゲームしてたりということもあるんですから。
3.リストラに対抗する力が従業員に無い
 なぜリストラがはじまると会社側の言いなりになってしま うのか、結局従業員側が「自分は安泰」ということに甘ん じて、そうなることを予測していないのも一因だと思いま す。日本の社会構造の前に個々の従業員側がリストラに対応するだけの知識と力をもっていなければだめでしょう。 他人任せでいざリストラの時にあたふたするのではダメで す。
4.組織構造が固定的
 部とかのレベルで組織はあるが、それ以下はPJごとにグループを作り推進していく。PJが終われば役付けはあっても組織的にはみんなフラットというのが即動ける組織で す。管理職のタイトルを増やすための組織(部や課)や階層構造を作っているのはあまりにも無駄。ヒラでもマネー ジャーより給料の多いのは沢山いました。
5.リストラ
 自分という人間がF2に依存しすぎていないか。依存しす ぎているから会社側はそれを逆手にとって無理な給与体系の変更やイジメ、そしてF2の特徴であるセクハラが横行するのでは。もっとドライに割り切って、会社は自分の力 の一部を蓄えていく場所であって、けして生活の糧ではな いというように自分を切り替えないと、結局人生までF2に振り回されてしまうことになります。 F2以外に人脈を広げること、F2以外でも役立つ能力を身に付けること、最後には自分だけでもできる力をつける ことが必要です。日々流されるのではなく勉強や努力を続 けることが大切です。 私自身F2からまた外にチャレンジしてみるのもよいと思 っています。F2の人事制度、成績評価制度は最悪だけれ ど、力や能力を蓄えるためにF2の教育やほかの制度を十 分活用すれば、F2在籍期間も無駄にはならないと思って いるので。