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2002.6.2 |
週刊ヤングジャンプに連載中の謎の漫画「GANTZ」−その1 |
「サラリーマン金太郎」を連載していた週刊漫画雑誌に連載中の風刺漫画?
週刊ヤングジャンプに連載中の謎の漫画「GANTZ」(つづりはこれであっていただろうか)をご存知であろうか。この漫画のストーリーパターンが、F2における仕事のパターンと共通点が多いので、ここに紹介させていただく。
ストーリー展開が遅く、しかもこちらも(所詮は漫画ということで)あまりまじめには見ていないのだが、大まかな話の流れは以下のようになっていた。(ってかくと、漫画に詳しいヲタクがいろいろとコメントを入れてきそうなのでこわいのだが)。
どんな漫画であるかは、多分、単行本が出ているのでそちらを一読されるとよいであろう(連載分はストーリーテンポが遅いので理解しにくいであろう)。
(1)不慮の事故などで死亡すると、GANTZご指名の戦士となり、まず命令ありき
でなぞの命令を与えられる(「多くの学生にとって、就職は人生の墓場で
ある。」という言葉をなんとなく連想させられる)。
(2)その命令たるや、エイリアンを倒せ(または捕獲せよ)という命令である
が、実際に倒すべきエイリアンの数は、当初の命令の範囲をはるかにこえ
ている(たとえば、子供のエイリアンを倒すはずが、屈強な親エイリアン
との戦いになったりとか、倒す敵が2体という命令だったのが実際には
十数体を超える敵との戦いになったりというパターン)。
(3)当然のことながら、使命に対する選択権や拒否権などあるわけがなく、
途中放棄は即座に死を意味する。
(4)また、1時間以内に使命の遂行を完了しないと即座に死がまっているが、
使命遂行に納期があることは最初の命令に含まれていない。
(5)命令を遂行するにあたって得体の知れない武器を渡されるが、使用方法
の説明等全くなく、試行錯誤で使うしかない。
(6)使命を完了すると命令者であるGANTZの採点が行われるが、評価は
一方的にわれ、かつ評価点数の根拠は全く謎である。
(7)最後に、使命を与えられたもののほとんどが使命遂行中に真の死を迎えて
いる。
断片的にパターンを拾い上げたが、よっく考えるとF2における目標管理評価制度下での仕事の仕方と妙に共通点が多い。少なくとも、部下にあたる存在(命令を出す対象)を、壊れたら取替えが可能な「モノ」としか考えていないところは共通点と言えるであろう。
(つづく) |
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