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楽しい職場みんなのF2

2001.11.26

末期ガン患者が静かにその時を待つ様に
 あのN社が通期で500億円、我がF−2はその6倍以上の赤字、、にも関わらず、今生産調整の休業補償は90〜95%、N社の場合、8割。これだけでも疑問なのに、F−2は平常勤務者は殆どが有給休暇を充当している。この生産調整期間があたかも”年次取得促進期間” と化している。正直、ノンキャリの平常は、残業規制の煽りを諸に受け収入が依然の3割ダウン、年次を充当したい気持ちはあるものの、実情を考えるとその気になれません。この様な緊急事態の場合皆が一丸となって、乗り切るというのが本来のあるべき姿だと思いますが、一枚岩であることを感じません。皆、ばらばらで、危機感も薄く、 かなり楽観的な空気が支配しています。地方にいる為、中々、臨場感が伝わり難いということなのかも知れません。配転も当初の3割程度で滞ったまま。。形として、一段落という格好になっていて『今回は逃れられた。』と言う安堵の気持ちになっているのでしょう。想像するに”引き受け先”が無いのだと思います。万策、尽きたということなのでしょうか? しかし、こうしている瞬間も確実に損益が悪化していることは間違いありません。末期ガン患者が静かにその時を待つ様に。。。だからと いって、ワークシェアリングなるものを導入すれば、有能な人材が流出することになり弱体化は一層加速することでしょう。何か良い手立ては無いものでしょうか?原因は以外に足元にある様にも思います。立ち上げ当初からかなり非効率な面があり、人も過剰で、そこいらに腐りきった体質がゴロゴロしていました。因習にも似た事が何の疑問も感じないまま長年放置されたまま、現在もその一部が生き続けている実態を目の当たりにすると救われない思いがします。組合にしても、形骸化した 行事を一向に止め様とせず、メーデー等、人集めの為に貴重な組合費を 使って(ばら撒き)人数合わせをする始末、あちこちのスナックにボトルをキープし週末は毎週組合費を使い、豪遊三昧。。。することと言ったら、遊びの場を提供するくらいのもので、本来、何をすべきかを見失っています。今こそ、立ち上がるべき時の様に思いますが。。。
 我々にしても、原価意識などカケラも無く。今ごろになって廊下の 電気やトイレの電気を消しても何か空しい思いがします。本来はこの様なことは自然発生的に現れるものでトップダウンされてくる ものでは無い様に思うのですが、、、技術屋はあたかもアーティストの如く、原価等そっちのけで物作りに励んでおり、この後に及んでも原価率が100%以上という品種が目白押しの状況。。笑ってしまいます。(この点は余り変わっていない。)稼動の状況も瀕死の状況にあり、 どうして良いか分からなくなっています。何れ、前工程についてもそう遠く無いうちに1工場に統合という事態は避けられないでしょう。覚悟は出来ています。