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楽しい職場みんなのF2

2003.4.6

自分の成果のための踏み台にする奴に限って出世が早い
 まもなく2003年4月7日。2003年4月7日といえば、あの有名な漫画「鉄腕アトム」の主人公アトムの誕生日である。筆者は幼少の頃、鉄腕アトムの漫画本やアニメを見て育ったが、その中に登場するロボットは、主人公のアトムをはじめ、脇役にいたるまで実に感情豊かで、その辺の社畜よりはるかに人間的であったと記憶している。
 振り返って、F2の幹部社員はというと、特に数年前前後に大量生産された粗製濫造管理職がそうであるが、まるで「みかんせいじん」のごとく感情がなく(唯一あるとしたら既得権喪失に対する恐怖感と、気に入らない部下に対する憎悪の感情くらいであろう)、部下を動く肉としか思っていない輩が散見される。こういう輩は、

・一度でも仕事で失敗すると(あるいは仕事中気に入らない言動があると)次からは二度とまともな仕事を与えず雑用ばかりさせる。
・(特に気に入らない部下に対しては)あら探しをしては文句をいう(すごく気に入らないときはメールで送りつけてくる)。特に検査部門上がりにこういう輩が多い。しかも、そういうのに限って「7級の幹部社員の仕事は人のミスを見つけて注意することだ」と平然と言い放つ。
・たまに自分の担当する製品が売れると、調子付いて他の製品をけなしたり部下の提案に対して「売れないもの作ってもしょうがない」と文句をいう。
・部下の言動が気になるのか、ときどき背伸びをしては部下の様子を監視したり、机の上の資料や端末を覗き込む(で、何か見つけるとぶちぶち文句をいう)
・美形には甘い態度を取る(男の上司が美男子に甘い態度を取るケースもある)。
・親や子供が病気で看病のための年次を取ったり、体調不良で年次を取ると、「なぜ会社にこないのだ」と陰口を言う。

 という言動を取りがちなのですぐわかる。さらに頭に来ることは、こういう、人をモノとしか思わず平気で自分の成果のための踏み台にする奴に限って出世が早いことである。人を思いやっていてはF2、特にS事業部では出世が遅れるばかりである。
 鉄腕アトムの世界が現実のものになるのにはまだまだ時間がかかるが、いつかは、感情を持ち他人に対する思いやりを示すロボットが登場するであろう。F2でもロボットを最近製品化したが、思いやりのない冷たい粗製濫造幹部社員を置き換える「ロボット上司」が早く実現すればよいのでは、と思う。もしそういう研究をさせてくれる会社または部署があるなら今すぐ移籍してもいいのだが。