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楽しい職場みんなのF2

2006.6.19

創立71周年記念

F2社員の老後は安泰か?
F2社員の老後は安泰か?
 最近、熟年離婚が増えている。夫が定年退職になり退
職金を受け取ると、配偶者の方から三行半を突きつける
というパターンが大部分である。配偶者側のわがままと
いう面もあることは否めないが、家族より仕事優先、命
を捨ててでも納期を死守せよ、という、会社教の御教え
に忠実すぎるあまり家族から愛想を尽かれている、とい
うことも原因にあるのではないか?

 F2においても、父親参観日や運動会など、子供の学校
のイベントより会社の仕事を優先させたり、毎晩遅くま
で残業し、自宅に帰ると、「飯、風呂、寝る」の3言し
か発しなかったり、家事をろくに手伝わず妻に文句を言
われる人は数多くいるであろう。
それでも、自覚症状のない人は、「それでも妻は私を
愛しているはずだ。なにしろ、妻は私にほれて結婚した
のだから。」と思い込んでいることであろう。

 それが自分自身に閉じているのであれば、後で泣きを
見るのは本人なので、ざまぁみろである。さらによくな
いのは、自分の価値観を患部社員の威光を持って部下に
押し付ける連中である。たとえば、部下が家庭事情を
2,3回優先させただけで「命令に逆らった」という理
屈をつけて成果評価にBやCをつけたり、権利として認
められている特別休暇の取得申請を握りつぶしたり、部
下にまで「会社教」の御教えを強要せんとするため本人
が過労でダウンしているにもかかわらず休日に電話で呼
び出さようとしたりするのは言語道断横断歩道であろ
う。万一、部下が病気で倒れたり、過労死した場合は、
業務上過失傷害罪や業務上過失致死罪を適用されてもや
むをえないであろう。

 まもなく、団塊の世代の大量退職が始まるが、段階の
世代およびそれに続く世代の部長以上の患部社員の多く
は、若干の例外はあるにせよ、退職後には熟年離婚と孤
独死が待ち受けているという危険性を十分認識してほし
い。泣くのは、あなたたちなのだから。