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楽しい職場みんなのF2

2002.2.5

「自分では何もできない」はデバイス工場も同じ
 「自分では何もできない」SEの業務批判が多く聞かれますが、デバイス工場の製造部門等でも同じです。普段と違ったことをする際、すぐに、設備・装置製造者へ問い合わせ、細かく見解書を書かせるのであります。これが、当たり前に聞こえる人は、既に、物を作る立場にあらず。 自分が買った機械・設備・装置の使い方について、図面・マニュアルを見ようともしない、見ても理解できない。これが、オペレータならまだしも、これらの購入・導入に携わったものまでがそうであったり、また、充分に技術力があり理解ができている部下の意見を、理解ができない幹部社員が、「心配だ!!」といって、取り潰し、あーだこーだと、屁理屈をいって、6歳の子供にでも説明するように、絵本のような手順書を業者に書かせるといった状況・・・など。SEについて外注さんにボロカス言われておりますが、製造下位では同じく業者さんになめられているのであります。前向きに、現状を改善させようと努力している人もいますが、その人たちの意見など、既に聞き入れられる社風は無く、常に、自身に及ばぬようにする事が当然の如くとなっております。 これぞ、大企業病・官僚化でありましょう。 こんな状態であるのに、高付加価値プロダクトが実現するのでしょうか。 高付加価値プロダクトは、強烈な天才がいれば、この状況でも何とかなるのでしょうが、コストダウンは、不可能です。コストダウンや、改善意見などは「心配」なので、一切聞き入れない社風なのですから。 こんなところへ金を使って大丈夫?