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楽しい職場みんなのF2

 

2002.7.7

コア技術確立についての提言−その2
 その後、プロジェクトを潰した張本人は、潰したプロジ ェクトよりさらに採算性の悪いプロジェクト(あまりにも 無謀なため、インパール作戦と陰では噂されていた)の続 行を強行しつづけました。それだけではなく、某関連会社 へのカラ出張〜ある時は市内の理髪店で散髪したあと宴会 に出ただけ〜や海外の関連会社の知己を招いて会社の金で 夕飯を食べるなど会社を食い物にし続け)ました。また、自 分のお気に入り(気に入られていた相手には迷惑千万だっ たのですが)を、F2プロパーとして迎えることまで考えて いたそうです。

 この部長の悪運が尽きたのは、この事件からようやく数年後のことでした。 突然の体制変更で開発業務から切り離されましたがその後 も、関連会社へのカラ出張、海外の関連会社の知己を招い て会社の金で夕飯を食べるという行動はやみませんでし た。その後、天罰が下り、彼は、今では会社に在籍して おりません。それにしても、幹部社員昇格以来10年以上もこのような 行為を放置してきた(あるいは見逃されてきた)、という 事実は、F2がいかに幹部社員を過度に信用しているかとい ういい証拠ではないでしょうか?

 このような事件が起こる根本的な原因は2つあると考え られます。一つは、幹部社員昇格の判断が派閥による情実人事に左右されていることです。すなわち、人格や能力が幹部社員としてふさわしくなくても、上から気に入られれば派閥に取り入れられ昇格が約束される(かつ、降格は事実上ない)ことです。

 もう一つは、幹部社員の暴走を現場サイドでとめる、またはしかるべきルートによりとめさせることがことができないためと推測されます。この問題はこのサイトに寄せられるアンケートを見る限りなんら解決していないと思われます。これではF2にコア技術の確立は今後もあまり期待できないのではないでしょうか?

 これらの問題を解決するには、一つには幹部社員昇格についてのルールを見直すこと、もうひとつは、幹部社員の職務執行に対して監視と定期的な見直しの場をあたえることが必要と考えます。幹部社員昇格にあたっては、人格と能力について客観的 に審査を行い、審査結果も公開するべきです。場合によっては異議申し立てを受け付けることも行うべきでしょう。また、幹部社員の職務執行については2年〜3年の任期を設定し、任期満了時に360°評価を行って、今の職務を続行する/続行しない(場合によっては幹部社員から降格)を判定する制度を導入してはどうかと思います。(おわり)