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楽しい職場みんなのF2

2001.3.9

「会社は何もしてくれない」シリーズ3-中高年も同じなのね

「会社は何もしてくれない」シリーズ2-退職希望増加を読んで、別な観点もあります。

1. 退職希望は若者だけではない

 F2を退職したい人たちは若者だけではないと思います。中高年も同じ。特に中高年の人たちは若いときは年功序列で「年をとれば報われる」と思ってやってきたのに、歳をとったら「成果主義」だとハシゴをはずされているのですから、出来ることなら退職したいと思っている人が少なくないでしょう。しかし、その歳になると家族などの生活守る重みと求職の数が少ないので思いとどまっている方が少なくないのでしょう。しかし最近の人事異動の通知を見ると幹部社員だけでも随分と「依願解雇」が増えています。

2.必ずしも退職者が増えることが問題とは言えないが

 私は必ずしも退職者が増えることが悪いことだとは思いません。一つの会社で働きつづけることはマンネリになりがちだし仕事を通じて様々なキャリアを積むためには会社を変わるのも一つの手段でしょう。しかし最近の会社離れの意識の強さは以前のF2の状況を大きく上回ると言えます。むしろ「会社を変わっても受け入れられる優秀な人から辞めていく。そうできない人たちが残っている」という実態もあると思います。「会社に残って良かった!」と言える働き甲斐のある職場になってほしいものだと思います。