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楽しい職場みんなのF2

開設4周年記念

2004.10.10

「アズカバンの監獄」といえよう
 最近よく聞く言葉で、「メンター」という言葉がある。意味を調べたところ、「部下や後輩を指導・教育し、仕事・ポストを与え引き立てる者を指し、夫や家族とは違う立場で、仕事・人生の上でより効果的なアドバイスをしてくれる相談者」とあった。F2にはこれに当たる上司・先輩が果たしているであろう か?答えは「否」である。むしろ、部下や後輩を使い捨ての道具として扱い、気に入れば仕事やポストを与えるだろうけど気に入らなければ成果にならない仕事を押し付けたり、意図的に低い評価をつける幹部社員が目立っている。当然、彼らからは仕事や人生の上でより効果的なアドバイスなどは期待できない(反面教師にはなるだろうが)。メンターとはまったく逆の概念、言ってみれば、ディメンターである。
 ディメンターといえば小説「ハリー・ポッター」シリーズの第3作以降に登場する「吸魂鬼」を思い出す。小説の中では彼らはアズカバンという監獄の囚人であり、近づく ものの幸福感を吸い取るという設定になっている。曖昧でいい加減なプロジェクト管理や差別としかいいようのない不当な成果評価で部下のやる気を無くす、わがF2の「ディメンター」たちとかなり近い存在である。博士号を持ちながら自分の好き嫌いだけで気に入らない 部下には低い評価を与える奴とか、作業工数の正確な見積 もりができないために作業の遅れを出しながら自分で責任を取らず部下に責任を取らせる奴など、「ディメンター」 がごろごろいるF2はまさに「アズカバンの監獄」といえよう。