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楽しい職場みんなのF2

開設4周年記念

2004.10.10

「厚木送りにならないだけマシだ」という罵声を背中に
 そもそも、電デバがおかしくなった原因というのは、川崎工場の「中8番館閉鎖」が発端である。工場のラインに居た人間が「館屋が手狭になった」という言い訳で、半ば強制的に「事務・営業・ゴミ掃除・草ムシリ・守衛・管理人・メール配達」に振り分けられた為だ。大卒の事務職と我々中卒・高卒の年老いた老兵と折り合いが付くワケがない。育った環境や生き方や考え方がまるで違う。会社の教育だって、事務と工場では全然違う。私もそんな後者の一人なのだが、年下のチビた野朗に小生意気なケチを突き付けられて、挙句の果てにチンプンカンプンな会議や教育、明らかに日本語ではない電話や書類の応対と、正に「飼い殺し」 の労役を強いられている。それに「厚木送りにならないだけマシだ」という罵声を背中に「成果評価」も背負わされた。私達「元:機械 工員(オペレータ)」は、指示書どおりに機械を駆使し、品物を作る事を使命とし、喜びとし、当たり前であると会社に教育され、2 0数年F2と共に過ごして来た。今は机とパソコンを与えられたが、最近はハンドクリームが要らなくなった。手がきれいになっている。誰も来ていない朝の事務所でツメを切る。事務職となって4年余りだが、正直その4年分を会社に返したいと思って止まない。