2001.3.20 |
2001年3月19日の新聞記事への反応(衝撃)について。 |
F2の職場には3月19日に衝撃が走りました。それは、
「成果主義賃金を見直し、先駆導入8年で弊害」という
朝日新聞の記事に対する職場の反応でした。 |
1.その中味で特に問題点は、概ね以下のようなものでした。 |
1.失敗を恐れるあまり長期間にわたる高い目標に挑戦しなくなった。
2.ヒット商品が生まれなくなった。
3.アフタ-ケアがおろそかになり、顧客に逃げられる。
4.自分の目標管理で一杯で問題が起きても他人におしつけようとする。
5.部署によって、不公平が生まれる。
このような問題意識の下に、以下の点が述べられています。プロセスを重視する。
目標達成社員だから昇格させるのではなく、ポストに適任かも判断材料にする。と。。。 |
2.ここで、3月はじめの組合のビラに載っていた内容と比較してみましょう。 |
2001年3月2日に配布された2001年春季生活闘争の交渉速報では上記の各種問題点への対応が述べられています。期待したいのは「組合員から寄せられた意見(5つの課題)です。
1.結果のみに偏重せず、業務遂行のプロセスを盛り込む
2.チャレンジャブルな目標設定ができる運用
3.後輩などの人材育成、プロジェクト グル-プ全体としての取組みの評価
4.短期的な成果・評価で賃金が下がらない制度運用
5.同一成績であれば一時金は同額
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ここで、確かに上記の1.2項目には触れられていますが、残りの3,4,5項目 は今後の交渉に期待したいと思います。現在、会社の成果主義に嫌気がさして、退職者が出るまでになっていましたが、
これが止まるかいなかは、今後の成果主義(?)の運用いかんにかかっている
と思います。トップダウンで事の重大性に勇猛果敢に新方針が提起されました。
元のように「とにかくやってみよう。」「みんなで一致団結してXXに頑張ろう」
という企業文化が甦る事を期待しています。何せ、先進技術が命の会社ですから。
また、職場としては働きやすく、働きがいのある、活発な職場を望みたいものです。会社の活性化を望む一技術者より。。。
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