2005.2.6 |
あきる野の切り離しを! |
電機大手の選別がはっきりしてきましたね。
液晶に特化したシャープ、デジタル家電に資源を傾斜
した松下、そして重電回帰しつつある三菱電機も増益
でしたね。
電機大手も再度、98-00頃の危機的な状況が再燃しつつ
あり、金融や鉄鋼、化学のようなドラスティックな再
編が必要ではないでしょうか?
全体的に見ると、ビクター、三洋は、元々の親会社の
松下に吸収され、パイオニアは、キヤノンかソニーの
傘下に入るという噂がありますね。
重電も三菱、東芝、日立間での提携、再編がありそう
な気がします。
そして、我らが富士通ですが、プラズマ事業を日立に
譲渡する事が決定。
ルネサス、東芝、NECエレに続いて国内4位、世界
ではトップ10を陥落した半導体部門ですが、AMD
との提携もありましたが、数年前のように、再度、来
年度以降、1千億円単位の赤字を出す可能性がありま
す。半導体に固執する秋草さんを役員会か総会で更迭
してでも、半導体部門を切り離す事こそが、今、富士
通に必要な事ではないでしょうか?
そして、本業のシステムに資源集中し、
NEC,IBMを突き放し、NTTデータを足元にも
寄せ付けないような圧倒的な国内トップ、海外でも通
用するSIerへの道こそ、わが富士通が目指すべき道で
はないでしょうか?
その為には、FHPだけではなく、半導体事業そのも
のを日立系のルネサスに丸ごと売り渡し、かわりに、
バーターで日立からシステム事業を頂くそういう選択
肢もあるような気がします。
ぜひ、あきる野の切り離しを! |
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