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楽しい職場みんなのF2

2003.6.9

「プロジェクトX プラズマテレビ 愛の文字から始まった」へひとこと
 NHK・プロジェクトXのチーフプロデューサー今井彰氏は各地の講演で次のように語っているそうです。
「この10年、日本を襲っているものの中で一番悪しきものは、成果主義だと思います。成果主義とは「早く成果を出せ」「早く商品を市場に出せ」「早く金を儲けろ」という空気が日本社会全体にも、会社の中にも、技術開発の現場にも蔓延し、その結果、今まで常に個人が抱えていた「プロジェクトチームを作って、本当に良いものを作り出そう」という志が傷ついています。
銚子商工会議所のサイト
三重県地域振興部のサイト
 プロジェクトXを見て思ったこと!!目標管理が始まる前までは、上司は部下を守り、とにかくやってみようという精神でチャレンジしていた。TVに出演していた元事業部長代理は、役員に本社に呼びつけられても、いい意味での嘘をついて部下を守った。今のF2では、自分の出世および護身のため、全て部下に責任を押し付ける風潮がある。また、上手くいけば成果は上司の独り占め。だからやること全て後手に回り業績が上がらないし、ヒット商品が生まれないため、顧客がどんどん離れていく。
 「貧相な発想しかできない」と断定された人です。愛の力を活かし切れていないのではないですか?F社は。PDP開発については日経エレクトロニクスにはもっと早く「開発ストーリ」に載るなどしてほしかったですよ。この前はALISも出ませんでしたね。よかったら以下も読んでみてください。(F社の方ならご存知かと思いますが敢えて)
 PDP開発の思い出〜Part1〜
  http://www.ee.saga-u.ac.jp/display/history/history_dis.htm
  広瀬忠継 (ひろせ ただつぐ) 氏のSIDでの受賞について
  http://edevice.fujitsu.com/fhp/20010606j.html
  p.s.篠田さんの入院話については数年前から聞き及んでおりました。
 「なぜ、そのような貧相な発想しかできないのでしょうか?」働けば働くほど業務が増えて体を壊したからです。それで会社は辞めました。私としては体を壊した・壊しかけている人全員がそのまま働きつづけてうまくいくとは思えません。会社は面倒見てくれませんから決断が必要です。命と職を選ぶとしたら、私は迷わず命を選びます。
 今週のプロジェクトXを見ました。あそこまで自分の夢を追求したプロジェクトの方々、それを支えられた方々に深く敬意を表します。どこの現場にも程度の差はあっても、日々いろいろな壁にぶつかりながら技術を追求し、頑張られている方はF2にもまだ多くいると思います。そうでなければメーカーと言えないし、それがあって初めて技術をお客様に語れるのではないかと改めて考えさせられました。過去の「技術は根性だ。」の軍隊式ではなく、「技術は愛だ。」と言えるようなプロジェクト運営をしていきたいものです。
 <社員全員がそこまでして働かないから秋草さんのあの発言になるのでしょう?に対して、なぜ、そのような貧相な発想しかできないのでしょうか?誰が何と言おうと、故・○○専務といい今回の○○さんといい、本人の「夢であり、生きがいとして情熱をぶつけたからこそ完成したのしょう!私がF・N・T・Oどこの社員であっても素直に番組を観た感想(私見)なんです。確かにあそこまで会社側も認めるか?という疑問は持ちましたが、それは別の問題(観方)だと想います。以上です!
 「自分の体を蝕んでまで一つのこと=「夢」を追いかけてきた方々に、敬服いたします。この番組をお偉いさんたちは観たのでしょうか?」
<社員全員がそこまでして働かないから秋草さんのあの発言になるのでしょう?もしあなたがF社員だとしたら、体を壊しても会社に貢献するということですか?それともすでに実践中でしょうか?それなら周りの社員はあなたから見てどのように映っていますか?「働かない社員」でしょうか?
 正直、今回のプロジェクトXを見て、久しぶりに泣いてしまいました。このような素晴らしい企業風土はどこへ行ってしまったのでしょうか・・・自分の体を蝕んでまで一つのこと=「夢」を追いかけてきた方々に、敬服いたします。この番組をお偉いさんたちは観たのでしょうか?「夢をかたちに」F復活を切に願う一人です。