予想を遙かに越えるメールありがとうございます。
励ましや労いのメールを沢山頂き大変うれしく思っております。
沢山の問いかけや意見を頂きました。
本来ならば、メール一通ずつに返答するのが礼儀だと思いますが、
メールを送ってこられない方にも気になっている方もいると思いますので、
返答をサイトに記載する事で返信に変えさせて頂きます。ご了承ください。
Q.当サイトの47氏の支援サイト化について。
『当サイトを47氏の支援サイトにしないのか?』または
『47氏の支援サイトとし、頑張ってほしい。』と言う意見を沢山いただきました。
私もこれについては考えました。
結論から先に述べさせていただきます。
支援サイト化する気はございません。
理由を述べさせて頂きますと
・いちゃもんつけられるのが怖い。
正直、幇助・教唆はトラウマです。
・すでに沢山の支援サイトが出来ており、
今更支援サイト化して支援者が分散するのは望ましく思いません。
勿論、既存の支援サイトに対する協力は惜しみません。
とりあえず出来る事として、(無断)リンクを貼らせていただきます。
当然ながら、リンク先のサイトは犯罪行為を幇助・教唆するようなサイトではないと思っております。
以上二つの理由により支援サイト化は見送らせていただきます。
Q.当サイトの復活について。
残念ながら現地点ではなんとも言えないのが本音です。
仮に47氏の無罪が証明され、関連サイトに対する幇助容疑が不当なものである事が証明されれば復活したいと思います。
Q.Winny本体の配布について。
Winny本体を配布する気はございません。
申し訳ありません。
Q.47氏を支援する為に自分にできる事はなんでしょう?
47氏を支援したいが具体的にどうすればいいのかがわからないという声も頂きました。
無理せず自分に出来る事をコツコツやっていきましょう。
まずは今回の件をよく知ってください。
なぜ47氏が逮捕されたのか?
幇助とはなんなのか?
著作権とはなんなのか?
そして考えてください。
47氏の逮捕が妥当なのか?
著作権法はなぜあるのか?
現在の著作権法のあり方はどうなのか?
そして身近な人と考えた事を話し合ってみてください。
小中学生からも色々メールを頂きました。
中には著作権について親と話しあったそうです。
私は当サイトを運営するまで著作権というものをほとんど知らずにいました。
お恥ずかしい話です。
今まで著作権法について考える機会など無かったからです。
これを機会によく考えてみてください。
著作権を理解し身近な人に著作権法を考えてもらう事も
47氏を大きく支援する事になります。
お金を振り込むだけが援助ではないでしょう。(勿論、多いに超したことはないですが。)
今回の47氏の逮捕の件を沢山の人に興味を持って貰う事が大きな援助になると思います。
Q.現在の著作権法のあり方について。
法の遵守は当然だと思うし、著作権者に正当な報酬が受けられるのは当然と思います。
まずは著作権者がネット時代にも対応できる流通システム構築すべきだと思います。
流通システムを構築する際に、不要と思われる法は廃止し、必要と思われる法を新たに整備する必要はあるでしょう。
まずは流通システムを改革して、それに法を合わせるべきではないかと考えています。
現在のデジタルコンテンツと流通システム考察
音楽CDを題材に語らせてもらいます。
音楽屋さんで販売されているCDは
デジタルコンテンツでしょうか?
音楽屋さんで販売されているCDは
デジタルコンテンツであり、
アナログコンテンツであると
言えると思われます。
この線引きはCDの価値はどこにあるのかを、
判断するユーザーによって変動するものでしょう。
CDの価値は音楽を再生するだけのものと判断したならば、
CDはデジタルコンテンツと言えます。
お店で販売されているCDは
デジタルコンテンツの入れ物にすぎません。
逆に、
CDの価値はCDのすべて
(Disc、歌詞カード、ジャケットなど)に
有ると判断した場合、
デジタルコンテンツを含んだ
アナログコンテンツと言えると思います。
すなわちユーザーによって
必要としている部分は違うのです。
Napstarの登場により、
流通システムの大きな
転換期が訪れたのは明白です。
大半以上のユーザーは、
音楽CDの商品価値は、
デジタルコンテンツ部にこそ有る。
そのデジタルコンテンツ部を入手する為の
CDの価格は妥当ではない。
(1曲1,000円は高い。)
その商品に等価に見合うだけの
価値がなければ買わない。
ユーザーがこれだけの意志を示しているのは明らかです。
ならばメーカーがユーザーのニーズに
合わせる必要があるでしょう。
その具体的行動は何か?
現在のCDを、豪華版としての位置付け化
廉価版として、
ネットによるダウンロード販売、
各店舗にデジタル部のみを配信できる端末機の設置。
(MDやmp3プレイヤーにデータを写せる端末機)
これらのニーズに答える必要があると思います。
ただ、実を言うと、ダウンロード販売はあります。
しかし、普及していません。
なぜ普及しないのか?
それはメーカー側が乗り気ではないからです。
では、なぜ乗り気ではないのか?
主に、不正コピーと、利権がらみです。
デジタルコンテンツの
致命的な欠点は不正コピーが
容易に行えてしまう部分です。
現状これに対して有効な手だてがないのは明らかで、
色々な手だてを講じても結局はフリーなデジタル形式
(早い話がmp3)に変換されてそれまでです。
利権がらみは一言で言えば、旧勢力の抵抗です。
だからと言ってこのままでいいのか?
少なくとも私はいいとは思いません。
きっと47氏も、いいとは思っていないと思います。
47氏の『後押しをする』発言は、
著作権法ではなく流通システムのまさにここの部分に
向けられた発言だと個人的に思ってます。