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Winnyハイパー初心者講座
<2004.5.11 事実上閉鎖>
でも、
<2004.6.3 負け犬の遠吠え3通目追加 & 2通目 加筆>

Winny無罪のお知らせ 2009.10.08
大阪高裁でWinnyの開発は著作権法違反幇助にあたらず、無罪であると判決が出ました。
まぁ当然の結果ですが。( ̄ー ̄)ニヤリ

47氏支援サイトリンク

金子勇氏を支援する会 47氏公式支援サイト
47氏を応援するページ (ミラーサイト
ネットワークの自由防衛同盟

まとめページ

Winnyまとめページ
Winnyとは何ぞや?Winny事件考察
winny_47_arrested

船長の負け犬の遠吠え
47氏に幇助の意思は無かったと信じ、
当サイトも幇助するものではないと信じ、
サイトを続けていきたかったですが、
Winny Tipsさんが著作権法違反の幇助容疑で家宅捜索を受けたそうで。
個人でサイトを運営している身にはこの上ないプレッシャーです。

少なくとも私は当サイトを運営する上で、著作権法に無知ではいけないと思い、
いろいろな本を読み、いろいろなサイトを回り、勉強したつもりです。
そして自分なりに、Winnyには違法性も無いし、
解説&配布は幇助にもあたらないと判断しました。

でも、確実な線引きもなく、一方的に押し付けられる幇助の
プレッシャーには耐えられませんので、サイトは閉鎖いたします。
幇助なんて突き付けられたら、恐ろしくて何も言えません。
今回の47氏の逮捕やWinny Tipsさんの家宅捜索は、
『平成の焚書坑儒』とも言える弾圧だと思います。



当サイトを応援してくださった方々や、閉鎖後も温かい言葉をくださった皆様、ありがとうございました。

『47氏の無罪を信じ、47氏が復帰した時の為にも当サイトは存続させる』と一部で書きましたが、貫き通せず申し訳ありません。
サイト存続を支援してくださった皆様、真に申し訳ありませんでした。

もちろん、これからも47氏を支援していきますよ。
自分にできる事を1支援者としてコツコツやっていきます。
2004.5.15 by 船長<roikix@hotmail.com>
船長の負け犬の遠吠え 2通目
予想を遙かに越えるメールありがとうございます。
励ましや労いのメールを沢山頂き大変うれしく思っております。
沢山の問いかけや意見を頂きました。
本来ならば、メール一通ずつに返答するのが礼儀だと思いますが、
メールを送ってこられない方にも気になっている方もいると思いますので、
返答をサイトに記載する事で返信に変えさせて頂きます。ご了承ください。



Q.当サイトの47氏の支援サイト化について。
『当サイトを47氏の支援サイトにしないのか?』または
『47氏の支援サイトとし、頑張ってほしい。』と言う意見を沢山いただきました。
私もこれについては考えました。
結論から先に述べさせていただきます。
支援サイト化する気はございません。

理由を述べさせて頂きますと
・いちゃもんつけられるのが怖い。
正直、幇助・教唆はトラウマです。

・すでに沢山の支援サイトが出来ており、
今更支援サイト化して支援者が分散するのは望ましく思いません。
勿論、既存の支援サイトに対する協力は惜しみません。
とりあえず出来る事として、(無断)リンクを貼らせていただきます。
当然ながら、リンク先のサイトは犯罪行為を幇助・教唆するようなサイトではないと思っております。

以上二つの理由により支援サイト化は見送らせていただきます。



Q.当サイトの復活について。
残念ながら現地点ではなんとも言えないのが本音です。
仮に47氏の無罪が証明され、関連サイトに対する幇助容疑が不当なものである事が証明されれば復活したいと思います。



Q.Winny本体の配布について。
Winny本体を配布する気はございません。
申し訳ありません。



Q.47氏を支援する為に自分にできる事はなんでしょう?
47氏を支援したいが具体的にどうすればいいのかがわからないという声も頂きました。
無理せず自分に出来る事をコツコツやっていきましょう。

まずは今回の件をよく知ってください。
なぜ47氏が逮捕されたのか?
幇助とはなんなのか?
著作権とはなんなのか?

そして考えてください。
47氏の逮捕が妥当なのか?
著作権法はなぜあるのか?
現在の著作権法のあり方はどうなのか?

そして身近な人と考えた事を話し合ってみてください。
小中学生からも色々メールを頂きました。
中には著作権について親と話しあったそうです。
私は当サイトを運営するまで著作権というものをほとんど知らずにいました。
お恥ずかしい話です。
今まで著作権法について考える機会など無かったからです。
これを機会によく考えてみてください。

著作権を理解し身近な人に著作権法を考えてもらう事も
47氏を大きく支援する事になります。

お金を振り込むだけが援助ではないでしょう。(勿論、多いに超したことはないですが。)
今回の47氏の逮捕の件を沢山の人に興味を持って貰う事が大きな援助になると思います。



Q.現在の著作権法のあり方について。
法の遵守は当然だと思うし、著作権者に正当な報酬が受けられるのは当然と思います。

まずは著作権者がネット時代にも対応できる流通システム構築すべきだと思います。
流通システムを構築する際に、不要と思われる法は廃止し、必要と思われる法を新たに整備する必要はあるでしょう。
まずは流通システムを改革して、それに法を合わせるべきではないかと考えています。



現在のデジタルコンテンツと流通システム考察
音楽CDを題材に語らせてもらいます。

音楽屋さんで販売されているCDは
デジタルコンテンツでしょうか?

音楽屋さんで販売されているCDは
デジタルコンテンツであり、
アナログコンテンツであると
言えると思われます。

この線引きはCDの価値はどこにあるのかを、
判断するユーザーによって変動するものでしょう。

CDの価値は音楽を再生するだけのものと判断したならば、
CDはデジタルコンテンツと言えます。
お店で販売されているCDは
デジタルコンテンツの入れ物にすぎません。

逆に、
CDの価値はCDのすべて
(Disc、歌詞カード、ジャケットなど)に
有ると判断した場合、
デジタルコンテンツを含んだ
アナログコンテンツと言えると思います。

すなわちユーザーによって
必要としている部分は違うのです。


Napstarの登場により、
流通システムの大きな
転換期が訪れたのは明白です。

大半以上のユーザーは、
音楽CDの商品価値は、
デジタルコンテンツ部にこそ有る。

そのデジタルコンテンツ部を入手する為の
CDの価格は妥当ではない。
(1曲1,000円は高い。)

その商品に等価に見合うだけの
価値がなければ買わない。

ユーザーがこれだけの意志を示しているのは明らかです。

ならばメーカーがユーザーのニーズに
合わせる必要があるでしょう。

その具体的行動は何か?
現在のCDを、豪華版としての位置付け化
廉価版として、
ネットによるダウンロード販売、
各店舗にデジタル部のみを配信できる端末機の設置。
(MDやmp3プレイヤーにデータを写せる端末機)

これらのニーズに答える必要があると思います。


ただ、実を言うと、ダウンロード販売はあります。
しかし、普及していません。

なぜ普及しないのか?
それはメーカー側が乗り気ではないからです。

では、なぜ乗り気ではないのか?
主に、不正コピーと、利権がらみです。

デジタルコンテンツの
致命的な欠点は不正コピーが
容易に行えてしまう部分です。

現状これに対して有効な手だてがないのは明らかで、
色々な手だてを講じても結局はフリーなデジタル形式
(早い話がmp3)に変換されてそれまでです。

利権がらみは一言で言えば、旧勢力の抵抗です。

だからと言ってこのままでいいのか?

少なくとも私はいいとは思いません。
きっと47氏も、いいとは思っていないと思います。
47氏の『後押しをする』発言は、
著作権法ではなく流通システムのまさにここの部分に
向けられた発言だと個人的に思ってます。
2004.6.3 by 船長<roikix@hotmail.com>
船長の負け犬の遠吠え 3通目
47氏の考えを問うメールを頂きました。
非常に難しい質問でして、一言で言うと
『私は47氏でないのでわからない。』って
所なのですが、
それではなんの参考にもならないので、
Winny開発の経緯を眺めていた
1ユーザーの立場で語らせて頂きます。

47氏の言っていた事の半分も
理解していない可能性があります。
むしろその可能性の方が高いでしょう。
ですので、
47氏の考えではなく、
私個人が47氏の考えを
このように解釈していたと言う話になります。
ご了承ください。



Q.Winnyの開発の経緯について。
技術的挑戦です。

新しい技術を思いつき
(完全型P2P、キャッシュ分散ファイル転送方式、全平等ファイル共有空間)
それを具体化したしたかったのが理由でしょう。

『著作権法のあり方に疑問を感じて開発した』っと
言うのが前面に出ていますが、
実際は著作権法の事よりも
技術的挑戦で開発したのは明らかです。
この辺は、Winny開発の本スレと言える
MXの次はなんなんだ』スレッドを
読んでいただければわかる事だと思います。



Q.47氏の著作権侵害幇助容疑について。
不当な容疑です。

逮捕時の報道では
『Winnyの開発目的は著作権法を無視し、
ファイルの違法流通の促進を目的としていた。』っと
受け取れる報道がなされていましたが、
それは明らかに偏見に満ちたものです。
47氏が著作権法を蔑ろにした事はなかったし、
ファイルの違法流通を示唆した事はありません。
むしろ著作権法を遵守するように訴えかけていました。

今回の47氏の逮捕は不当な物であると思うし、
47氏に罪は無いと思います。

技術者が新しい技術を思いつき、
それを開発することが罪なのでしょうか?

創作者の作った物が悪用されてしまった場合、
どこからが幇助なのでしょうか?

この部分はよく考えて戴きたいです。



Q.47氏が疑問に感じていた著作権法について。
実際に47氏が疑問に感じていたのは、
著作権法と言うよりは、
流通システムではないかと思います。

47氏が『著作権法に疑問を感じている』との
旨の発言はありますが、
実際に著作権法のどこがどう疑問に感じており
どう改正すべきかの発言より、
流通システム全体に対する疑問・問いかけの方が
多かったように記憶しております。
それに対する集大成が47氏が 『デジタル証券システム』でしょう。



Q.47氏の提唱していた、デジタル証券化システムについて。
正直よくわかりません。
私は大ざっぱに『信用取引』みたいなものっと捕らえてました。
が、
やっぱりよくわかりません。
申し訳ないです。



2004.6.3 by 船長<roikix@hotmail.com>