作:◆CDh8kojB1Q
B-3エリアのビルの一室。
「風雨の下で長時間行動するのは身体に障る」と主張する医者に連れられて、
崩壊した病院から隣の区画に移動した藤堂志摩子ら一行が休息を取っていた。
ダナティアと終は、ビルじゅうを巡った後になんとか衣服を発見し、
その間に志摩子は水と食料を補給した。
メフィストは静かに窓の外を眺めている。外見は余裕そうに見えるが、
刻印や吸血鬼などの懸案すべき事項が多すぎて、一時たりとも彼が思考を停止する事は無い。
更に鳳月と緑麗とは17:00の集合時間にて再開する事ができなかった。
たとえ彼らが道に迷ったとしても、島を北上すれば行き着く事のできるA-4エリアの橋を
集合場所に選んだのだが、どうやら神将二人にトラブルが発生したらしい。
メフィストは、ダナティア達が服を探す間に橋を訪れ、神将の遅刻を
信じながら三十分ほど二人の到着を待っていたが、遂に彼らは姿を現さなかった。
それでもメフィストは周囲の市街地を探索し、そして結論した。
――市街地にすら到達できていないようだ……恐らく彼らは死んだのだろう。
もし生き長らえていたとしても、彼らは活動不可能な状況に陥っているに違いない。
メモを残すべきか考えたが、雨で濡れて用を成さないであろう事は明白だったので、
メフィストは放送まで彼らへの対応策を保留した。
生死は程なく明らかになるだろう。
ようやく態勢が整い、一同が今後の行動を定めようと集まった時、
真っ先に口を開いたのはダナティアだった。
「6時まで待ってくれないだろうか? そうドクターは主張しましたが、
今どうしても伝えなけれならない事が幾つか――」
「カーラの事か?」
ダナティアの言葉をぶっきらぼうにさえぎったのは終だ。
土砂に埋もれたり、ズブ濡れになった所為か、先ほどまで彼は不機嫌そうだった。
服を見つけた後に「腹が減った」などとのたまい、
志摩子が集めた食料にさっそく手を付け始め、現在は腹の虫が治まったかの様に見えいたが、
やはり灰色の魔女の事が頭から離れなかったようだ。
終の言葉に志摩子は息を呑み、メフィストはしばしの沈黙の後に話の続きを促した。
「ええ、彼女の事も関係しているから、しばらくの間黙って聞いていてくれるかしら?」
ダナティアの返事に対して終は素直に手に持っていたパンを置き、
「別に良いけど……こいつはけっこう長くなるのか?」
「ええ、そうね。夢の話よ……魔王の下に魔女が集った夜会の夢。
運命と言う名の偶然に導かれ――深層心理の奥底にて招かれた“無名の庵”で出会った、
闇の世界の住人“夜闇の魔王”――神野陰之。このゲームの主催者との対話の夢よ」
「神野陰之? ぜんぜん聞かない名前――あ、悪かった。おれ、こういう性分なんだよ。
今からずっと黙ってるから話を続けてくれ」
三方から無言の圧力を受けて終は沈黙した。
生まれた沈黙を受けてダナティアは再び語りだす――、
“天壌の劫火”アラストールとの約束。
無邪気に笑う“魔女”十叶詠子。
深層意識でさえ福沢祐巳の形を取る“灰色の魔女”カーラ。
十叶詠子が『ジグソーパズル』と称したサラ・バーリン。
「『私』に問い掛ける事を許そう」と厳かに告げた“夜の王”神野陰之。
そして――、未だ顕れざる精霊“御使い”アマワ。
神野は語った。
「『彼』は君達にこう問い掛けているのだよ。
“――心の実在を証明せよ”」
ダナティアが語った夜会の内容は、一同に少なからず衝撃を与えた。
「難題ですね。心の実在を証明せよ、ですか……」
「心ってのは脳の中に有るんじゃないのか? 今こうして考えてるのも脳だろ?」
「“人間”ならばそうでしょうね。でもアマワは精霊なのよ。
あの“夜の王”やアマワには実体は存在しないはずだわ。当然、脳なんて持ってないわね」
「おい! せんせーはどう思うんだよ。医者なんだろ?」
終は目に見えて怒っていた。
彼にとっては「心の実在」などどうでも良く、
そんな不確定なものを証明する為にこんなくだらないゲームに引っ張り込まれ、
結果として兄と従姉妹を失った。彼らは二度と戻って来ない。
湧き出す感情は悲しみよりむしろ怒りが大きい。
「ったく……最初から頭でっかちな学者連中を集めてりゃあ良いんだよ」
何故自分達が殺し合わなければならないのか?
何故失う事で心の実在が証明されるのか?
終には分からない。
胸を押さえても感情は荒ぶるばかりで少しも鎮められない。
終の怒りが弾けそうになった時、メフィストがようやく口を開いた。
その口調には何のてらいも気負いもない。
「“――心の実在を証明せよ”か。実に興味深い……。
私も正直、確固たる名案を示す事ができん。――終君、明確な理由が有るので
憤らないでくれたまえ。まず、我々はアマワと呼ばれる精霊について何ら情報が無い。
一言に精霊と言っても実際には雑多な種が居て、まとめて括る分けにはいかない。
現在我々はアマワについて全くの無知であり、アマワはどのような性質を持ち、
どれほどの存在なのか皆目検討がつかない」
ここまでは理解できるだろうか。と、一旦言葉を区切ったメフィストは、終と志摩子を
交互に見渡した。特に終は感情が高ぶっているので、下手に刺激するよりは
多少話が長くなっても、理解しやすく説明した方が安全性が高い。
二人が了承の意を返してきたので、メフィストは話を再開した。
「先ほど、実体が無いから脳で考えている訳ではない、と言われたが
確かにそれは的を得ている。だが、我々はアマワの性質を把握していない。
人間の心と精霊の心が同一であるのかすら不明だ。
故に、現状ではアマワの問いに的確な返事を返す事が出来ない。
仮定は幾つでも立てられるが、それらはあくまで仮定であって、解決にはならない。
あいにく私は確証も無く推論を垂れ流す、愚昧な知性を持ち合わせてはいない」
「何だよ。結局アマワの事を知らないから、ハッキリと断言できないって事だろ?」
終はのけぞってギシギシと椅子を鳴らした。
しかし、終も精霊がどうやって思考してるかなんて事はさっぱり分からないので、
人の事をとやかく言う筋合いは無い。
「不満のようだな? なんなら幾つか推論を述べても構わないが」
「結構ですわ、ドクターメフィスト。終君、不確定な情報から導かれた推論は
後々になって自らの首を締めるかもしれなくてよ。ドクターはそれを警戒している――」
「分かったよ。けどアマワの事をバラした神野ってのも、おれに言わせれば十分胡散臭え。
言ってる事は、全部自己申告だしな」
「でも、ゲームの裏に神野と名乗る存在が居るのは確実なんですよね?
ダナティアさん?」
「十叶詠子は彼の実在を確信していましたわ。刻印を作製したのは彼だと明言
していたわね……」
電波ってる娘を何処まで信用して良いか分からないだろ。と、終は再びパンを
食べ始めた。ダナティアの話を聞く限り、十叶詠子は尋常ではない。
人格だけなら小早川奈津子の方がまだ理解し易い。
いや、あの化け物の思考が単純すぎるのだろうか……? 少なくとも茉理ちゃんと
比べると、十叶詠子ってのは十分変人の域に達しているはずだよな。
パンの耳に喰らい付きながら、終はそんな事を考えていた。
「ならば、他にも参加者の中で黒幕の存在を理解・知覚している人物が居るかも
しれん。ルールに反しない限り主催者が手を出さないなら、
我々にも反撃の機会は十分有る――」
そこまで言葉を連ねてメフィストは沈黙した。
不思議がった志摩子が声を掛けようとした寸前に、終が彼女の口を塞ぐ。
「声が聞こえるんだ――この馬鹿みたいな笑い声は……まさか……」
南を向いて耳を澄ませるその横顔はかなり引きつっている。
露骨に不快の意を示す終の態度に志摩子は眉をひそめたが、
沈黙を保ったおかげで彼の言う“馬鹿みたいな笑い声”を聞く事ができた。
「をーっほほほ……ほほ、ジタバタ……に静か……し!」
「貴様っ! 誇り……このマスマ――おごっ!」
「この……小早川……から逃げら…………って? さっさ………れておし……」
「終さん、この声は……例の?」
「十中八九、小早川奈津子だな……。気が乗らないけど、おれの出番か。
地の果てまで逃げてでも闘いたくはなかったんだけど、あんた達が居ちゃあなあ」
そう言って終は超絶美人のメフィストとダナティアを横目で見やった。
極端な国粋主義者の小早川奈津子にとって金髪美女のダナティアは
目の敵であり、メフィストに至っては奈津子のストライクゾーンのど真ん中
に直球を投げ込むようなものだ。
『いやがる男を力ずくで征服するのが女の勲章』などとのたまう彼女には
極上のターゲットだろう。何としてでもあの怪女から守らねばならない。
小早川奈津子は一度目標を定めればテコでも動かず、弁舌による丸め込みが
効かない上に物理的にも止められない。メフィストにダナティアという
最高のエサを眼前にぶら下げれば、即座に彼女は喰らい付くだろう。
「おれが適当に走り回ってあの怪物をまいてくるから、
あんた達はここでじっとしててくれよ。放送には間に合うようにするから、
それまで今後の予定でも話し合うなりご自由に」
珍しく早口でまくし立てるなり終は扉ではなく窓のほうへと歩を進める。
先ほど、美男美女にはさんざん小早川奈津子なる存在の危険性を説明した。
事態が深刻化しない限り表に顔を出すようなマネはしないだろう。
いざ出撃せんとする終の眼前、ガラス窓の外には濃霧が立ち込めていて、
三メートルくらいしか前方を見通す事が出来ない。
それでも終はガラリと窓を開け、下を眺めた。
「あー、やっぱ見えないか……。上手く当てれば一撃で吹っ飛ばせるかも
しれないんだけどなあ。ま、図体がでかいから確率は半々ってトコか」
「あの……終さん? 出口は――」
「知ってるよ。あんたは少しばかりこの竜堂終を甘く見てるだろ?」
終は得意げに長剣――ブルートザオガーを手首だけで一回転させた。
いとも簡単に扱っているようで、この剣は使い手を選ぶ厄介な宝具だ。
しかし、存在の力を込めれば剣に触れてる者を傷付ける便利な能力を持ち、
使い手によっては相当な威力を発揮する。
「じゃ、元気なうちに一暴れしてくるぜっ」
まるで散歩に行くかのように終はひょい、と窓から飛び降りた。
「終さん! ここは四階……」
あわてて志摩子が窓辺に駆け寄るが、
「ハギス走り――!!」
終は並みの人間ではない。ドラゴン・ブラザーズの三男だ。
そのまま景気づけに大声を上げると、垂直な壁面を全速力で走り始める。
かつて終は同じように叫びながら、エジンバラ城の壁面を駆け下りたことがあった。
“ハギス”は、ハイスピードで野を駆けるスコットランドの珍獣として
とある老人から終が教わったものだが、本来は羊の料理である。
志摩子が窓から見下ろした時には、終の後ろ姿は霧にまみれて消え行く所だった。
「安心したまえ、彼の身体は優良中の優良だ。この程度の落差はものともしないだろう」
背後からメフィストの声が掛る。
志摩子は、土砂の下敷きになってもピンピンしていた終の様子を思い出し、
「行っくぜ――だぁらっしゃ――!!」
同時に終の気合いと共に放たれた衝撃音を耳にした。
「だぁらっしゃ――!!」
“正義の天使”小早川奈津子は頭上から聞き覚えのある声を聞き、
とっさに跳躍して回避行動を取ろうとした。――が、間に合わない。
しかも、先ほど入手した『危険に対する保険』は見苦しい上に五月蝿いので、
たった今沈黙させた所だ。 現在自分を守る物は何も無い。
もし、この玉の肌が傷ついたらどうしてくれよう?
八つ裂きでは済まさない。
来るべき衝撃に対して小早川奈津子は身構えたが、
「あっ、姿勢を沈めるなよ! 脳天直撃コースだったのに!」
頭上ギリギリを飛び越えて、奈津子の見知った人物が降って来た。
“ハギス走り”などと称してビルの壁面を駆け下りた終は、
目ざとく女傑を発見すると垂直な壁を踏みつけて即座に飛び蹴りを放った。
しかし、女傑もさる者、蹴りが命中する直前になんとか回避に成功し、
おかげで終の蹴撃は、彼女の上を通過して少し離れた大地に着弾。
凄まじい衝撃音と共に、直径3メートルのクレーターを生成した。
そのまま両者は向きなおり、お互いの危険度を再確認する。
「をーっほほほほほほほほほ!!」
濃霧の中に仇敵を見つけた小早川奈津子は哄笑を上げる。
風がやみ、周囲の霧が吹き飛んだ。周囲の市街地は廃墟さながらの不毛な
沈黙に覆われた。何か途方も無く不吉な存在が、世界の全てを圧倒していた。
「元気そうで何よりだな、おばはん」
「何度言っても分からないガキだこと! あたくしの事はお嬢様とお呼びっ!」
ああ、夢じゃない。コイツは正真正銘の小早川奈津子だ。
終は深く吐息を吐くと、巨体の女傑と視線を合わせた。
最早、背後に道は無い。
「をっほほほほほ、苦節一日、ついに国賊竜堂終を発見、これを撃滅せんとす。
大天は濃白色にして波高しっ! さあ、正義の鉄拳を受けてあの世へお行き!」
「いやだね」
「そんなワガママ通るとお思ってるの? 地獄で根性を叩きなおして
おもらいっ!」
言うなり女傑は終に突撃した。
その拳には狂気と殺気が載せれられている。直撃すれば大ダメージだ。
「冥王星まで飛んでおいき!!」
命中まで一秒。しかし、終は自分に急接近する禍々しい黒影を睥睨している。
大気の悲鳴と共に、不吉の象徴が終の頭部を打ち砕かんとするその刹那、
初めて彼の手が動いた。落ち着いた動作にしか見えないそれは、
軽い一払いで小早川奈津子の豪腕を逸らす。
更に、逆の手はいつの間にか長剣を手放し、女傑の腰に添えられていた。
彼女が二発目を繰り出す前に、もう片方の手も腰に添えて――、
「おおっと、ここで終選手の巴投げだー!」
自分で実況しながら身体を後ろに倒し、最後に脚で蹴り上げる。
相手の図体が大きすぎる為、かなり変則的な投げだったが、
ともかくは“天使”は宙を舞った。
常人ならこの一投げでノックアウトだろう。
が、相手は小早川奈津子。世界の常識は通用しない。
たとえ、吹き飛ばされて瓦礫の山に埋もれようとも、闘志を増して
カムバックする、日本史上最強にして最恐の称号を持つ最兇の女性である。
地面に激突する寸前に身体を捻って、華麗に――少なくとも本人は
そう称するはずだ――着地した。
「をっほほほ、さすがはあたくし。行動全てが美麗なり! 10.00!」
「いや、地面に脚がめり込んでる。体操競技じゃあマイナス点だろ」
余裕そうにコメントする竜堂終は気付いていない。
自分が今、凶悪な細菌兵器に感染してしまった事を。
故に数分後、調達したばかりの服が崩れ去ってしまう事を。
ともあれ比較的穏便な第一ラウンドは終了した。
最も、彼らにとってはほんの挨拶代わりの小手調べに過ぎない。
又、終が追撃を加えなかった事には理由が有る。
真近で見た小早川奈津子の首下に、銀の鎖で繋いだ黒い球を
交差する金のリングで結んだ意匠のペンダントがぶら下がって
いるのを発見したからだ。
つい先ほどダナティアは紅世の魔神アラストールとやらが
意志を顕現させる神器、『コキュートス』が自分達の側に有るらしい
と話していなかっただろうか?
「おい、おばは――お嬢様。そのペンダントは支給品なので御座いますか?」
なんだか変な日本語だったが、とりあえず終は問いを発してみた。
もしもコキュートスならば、途中で回収せねばならない。
「をっほほほほほ、その通り。陳腐ながら我が美貌を飾り立てる装飾品でしてよ」
「――二度目だが、ただの装飾品と一緒にされるのは不本意だ」
小早川奈津子の嬌声を打ち消すように、
重く低い響きのある男の声がペンダントから聴こえた。
「『なんとかなるだろう』と思っていたのが過ちだったようだな。
女傑とは言え、人間一人にまさかここまで振り回されるとは」
さすがの“天壌の劫火”も小早川奈津子のような人間に
出会ったのは始めてらしく、ある種の衝撃を受けたらしい。
何とかして自身の契約者と出会う為、彼は小早川奈津子を誘導しようと試みたが、
結局彼女は無謀・無策に暴走を続けて現在に至るのだった。
「お、喋った。おい、“天壌の劫火”アラストールってのはあんたの事か?」
「いかにも。厳密には本体は契約者の中なのだが……我が名を知る汝は
ダナティア皇女の手の者か?」
「おれの上に主人は居ないぜ。名は竜堂終、あんたの持ち主に言わせれば
人類の敵ってやつだ。ま、今は――」
「おだまりおだまりおだまり! このあたくしを差し置いて……観念おし!」
ほんの少しの間であったが、除け者にされた事が小早川奈津子の
癇に障った。彼女は未だ気絶する『危険に対する保険』――ボルカノ・
ボルカンの両足首を掴むと軽々と持ち上げる。
そして頭上でバットの如く振り回し始め、
「をーっほほほほほ! おくたばりあそばせ――!」
そのまま終に向かって叩きつけた。
かくして、人外対人外の第二ラウンドが始まった。
【B-3/ビル/一日目/17:45】
【楽園都市の竜王様が見てる――混迷編】
【藤堂志摩子】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:デイパック(支給品入り・一日分の食料・水2000ml)
[思考]:争いを止める/祐巳を助ける
【ダナティア・アリール・アンクルージュ】
[状態]:少し疲れ有り
[装備]:なし
[道具]:デイバッグ(支給品一式・パン4食分・水1000ml)/半ペットボトルのシャベル
[思考]:救いが必要な者達を救い出す/群を作りそれを護る
【Dr メフィスト】
[状態]:健康
[装備]:不明
[道具]:デイバッグ(支給品一式・パン5食分・水1700ml)
[思考]:病める人々の治療(見込みなしは安楽死)/志摩子を守る
【A-3/市街地/一日目/17:45】
【竜堂終】
[状態]:打撲、生物兵器感染
[装備]:ブルートザオガー(吸血鬼)
[道具]:なし
[思考]:カーラを倒して祐巳を助ける、小早川奈津子から逃げる
[備考]:約10時間後までに終に接触した人物も服が分解されます
10時間以内に再着用した服も石油製品は分解されます
感染者は肩こり、腰痛、疲労が回復します
【北京SCW(新鮮な地人でレスリング)】
【小早川奈津子】
[状態]:右腕損傷(殴れる程度の回復には十分な栄養と約二日を要する)生物兵器感染
[装備]:コキュートス、
[道具]:デイバッグ(支給品一式・パン3食分・水1500ml)
[思考]:をーっほほほほほほほほ! 竜堂終に天誅を!
[備考]:約10時間後までになっちゃんに接触した人物も服が分解されます
10時間以内に再着用した服も石油製品は分解されます
感染者は肩こり、腰痛、疲労が回復します
【ボルカノ・ボルカン】
[状態]:気絶、生物兵器感染
[装備]:かなめのハリセン(フルメタル・パニック!)
[道具]:デイパック(支給品一式・パン4食分・水1600ml)
[思考]:……。全てオーフェンが悪い!
[備考]:ボルカンの服は石油製品ではないと思われるので、服への影響はありません。