作:◆RGuYUjSvZQ
保胤は安らかな顔をして眠り続けている。
特に熱があるわけでもなく、見た感じでは特に問題は感じられない。
(傷もふさがったことだし、このまま寝させておけば大丈夫だろう。
ひとまずこちらの状況をむこうに連絡しておくか)
セルティは携帯を取り出すとメールを打ち始めた。
『こちらはセルティだ。戦闘があり保胤が怪我をした。
幸い傷は塞がったが、今は寝てしまっている。
私は喋ることができないため、電話に出ることが出来ない。
しばらくの間、連絡はメールでしてくれ。
またそういう状況なのでこちらはしばらく行動できない。
あと、フォルテッシモという奴には気をつけろ。
見えない攻撃で物を切り裂く能力を持っている。
目測だが5m以内には近づくな。保胤もこの攻撃でやられてしまった。
また何かあったら連絡する。』
セルティはリナ達のもつ携帯にメールを送信した。
送信時間は09:45だった。
【A−1/島津由乃の墓の前/1日目・09:45】
『紙の利用は計画的に』
【慶滋保胤(070)】
[状態]:不死化(不完全ver)、昏睡状態(特に危険な状態ではない)
[装備]:ボロボロの着物を包帯のように巻きつけている
[道具]:デイパック(支給品入り) 、「不死の酒(未完成)」(残りは約半分くらい)、綿毛のタンポポ
[思考]:静雄の捜索・味方になる者の捜索/ 島津由乃が成仏できるよう願っている
【セルティ(036)】
[状態]:正常
[装備]:黒いライダースーツ
[道具]:デイパック(支給品入り)(ランダムアイテムはまだ不明)、携帯電話
[思考]:静雄の捜索・味方になる者の捜索/保胤が起きるまでこの場に待機
[チーム備考]:『目指せ建国チーム』の依頼でゼルガディス、アメリア、坂井悠二を捜索。
定期的にリナ達と連絡を取る