VS.クルーゼ編
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のび太VSラウ・ル・クルーゼ
ヤキン・ドゥーエ戦を想定しつつ…
のび太「なんでさ、なんであんなものを動くようにしたんだ!
あんなモノが撃たれたら、地球の人が、みんな、みんな死んじゃうじゃないか!」
クルーゼ「知れたこと! 常に争い続け、常に滅ぼし合う人間など、滅びる他に道などないと何故解らん!」
のび太「そんなの……間違ってるよ! みんなを苦しめて、みんなを悲しませて、そんなことする必要がどこにあるんだよ!?」
クルーゼ「苦しみ! 悲しみ! ハッ、所詮は偽善者の言葉を紡ぐのみか、少年よ!
ならばその苦しみは何をもたらす! その悲しみは何を引き起こす!それはただ、己の憎しみを呼ぶに過ぎんのだよ!
そうして憎しみに駆られた人間はお互いを滅ぼし合う! それが人間という物だ! 彼方からの歴史がそれを物語っている!」
のび太「……でも、人間は振り返ることができるんだ! いつかはきっと、みんな仲良く生きていけるんだ!」
クルーゼ「ならば今目の前に起こる出来事を止めてみるがいい! できるものならな!
コーディネーターなどと声高に叫び命を意味を弄び、しかし結局は銃を取り合い打ち合うことを現に行っている!
そして相手を滅ぼす為ならば、禁忌とされた兵器に手を染めることも辞さなかった!
所詮人間は滅ぼすことしか知らぬ生物だ! その憎しみの連鎖が私を産み出した!
ならば! その憎しみの産物たる私が人間に裁きを加えるのは当然のこと!」
のび太「それなら僕があなたを止めてやる! 貴方がそうやって人を苦しめるなら、僕がそれを止めるしかないんだ!
そうしないと……ママも、パパも、スネ夫も、ジャイアンも、しずかちゃんも、みんな悲しい思いをするんだ!
ドラえもんが、安心して……帰れなくなっちゃうんだ!」
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クルーゼVSマサキ
マサキ「ふん…出来損ないが」
クルーゼ「ハハッ!ハッキリと言ってくれる!」
マサキ「貴様には存在価値など無い
うっとおしい、俺の前から消えろ」
クルーゼ「その通りだとも
私に存在している意味などない!
この苦しみが、貴様になどわかるものか!」
マサキ「ああ、分からんな
支配者である俺にはお前の様な出来損ないの考えなど分かるはずも無い
むしろ、お前の様な失敗作が今こうして生きていることが不思議でしょうがない」
クルーゼ「私は、世界が、そして貴様らが、憎い!
私はその憎しみを糧に生きてきた!
それを誰にも否定させはしない!」
マサキ「…もし、だ
お前のその憎しみすらも、作られたものだとしたら?」
クルーゼ「何だと?」
マサキ「お前が世界を憎み、そして破壊しようとすることすらも
もしかしたらお前の創造主によって仕組まれたことかも知れんということだ」
クルーゼ「貴様ぁッ…!」
マサキ「お前のその存在、そしてラ・ウル・クルーゼという人格、その仮面…
全ては作られたものであり、お前はただの人形でしかない
クルーゼ「…」
マサキ「人形に世界を支配することなど出来るわけが無い
人形は人形らしくしていればいい
そしてなにより、お前は出来損ないだ
ゴミに誰も用は無い」
クルーゼ「うぉぉぉ!」
マサキ「そろそろ目障りだ
…死ね」
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