裏ゼルダの伝説　無手リンク君

普通にプレイしても難しいこのゲームですが、自らに制限を課すと難易度はさらに上昇します。今回は、初級プレイということで、「無手」でゲームを進めます。「無手」ということは、ゲーム最初でおじいさんから「木の剣」をもらわないということです。このプレイを思いついたいきさつは「（表）ゼルダの伝説　無手リンク君」を参照していただくことにして、このプレイは、いかに早く「マジカルロッド」を入手するかに集約される、とも言えるでしょう。

さて、ゲームスタートです。「表」とは違い「裏」では、アイテムを使わなくても会える「ミンナニ　ナイショダヨ」の「モリブリン」は３人（匹？）しかいません。その金額は、１０＋３０＋３０＝７０ルピーです。しかし簡単に会えるのは、「アモス」を動かして出現する洞窟にいる２人で、その金額は４０ルピーです（もう１人は、表のレベル６の迷宮にいます）。

そうして進んでいると、先へと続く扉の「シャッター」が閉じていて、「キース」が８匹飛び回っている部屋があります。仕方がないので「爆弾」で「キース」を全滅…といくところですが、その前に右の壁を「爆弾」で破壊しましょう。

８匹の「キース」は、何とかして「爆弾」４発以内で全滅させましょう。ここであまり「爆弾」を使いすぎると、後で困ることになります。「シャッター」の部屋を抜けると「テスチタート」が襲ってきますが、無視します。宝物の「笛」がある部屋までは「シャッター」もなく、敵をかわしつつ進むだけです。おまけに、宝物の部屋では敵が一切出現しないので、簡単に「笛」を入手することができます。「笛」を入手したら、１度やられてスタート地点まで戻ります。なぜなら、普通にスタート地点に戻ろうとすると、「ギブド」６匹を全滅させなければならないのですが、こちらには十分な攻撃手段がないからです。

スタート地点に戻ったら、いきなりレベル６の迷宮へと向かいます。この迷宮のメインモンスターは「ウィズローブ」ですが、宝物の「ハシゴ」を取るまでに「ウィズローブ」と戦う必要は全くありません。先へ進む扉が「シャッター」で閉じられている、ということはなく、「鍵」のかかった扉が１つあるだけです。宝物を守っているのは何と「トラップ」。無敵であるがゆえに、「倒す・全滅させる」という条件が絶対に付かないという「業」を背負った敵です。

さっさと隠し階段を出現させ、「ハシゴ」を取りましょう。

レベル８の迷宮には、待望の「マジカルロッド」があります。「表」では「マジカルロッド」入手までに「ウィズローブ」に悩まされましたが、「裏」では非常に入手しやすくなっています。「ワープ」を１回使わなければならないのですが、「ワープ」の部屋には「赤バブル」６匹しかいません。「トラップ」と同じく「業」を背負った敵ですが、その上、「無手リンク君」は剣が出なくなろうが全く関係ありません。「無手リンク君」は、意図せずして「赤バブル」の存在意義を否定してしまいました。まぁあまり気にしないで、ワープしてしまいましょう。

「ワープ」の先には「ゴーリア」が待ち構えていますが、無視して下の壁をすり抜けます。「ドドンゴ」３匹も無視して、下の扉を「鍵」で開けます。レベル２の迷宮で取った２つ目の鍵は、ここで活かされるのです。ようやく「マジカルロッド」のある部屋にたどりつきました。さすがに、ここでは敵を全滅させる必要があります…しかし、全滅させるのは「ウォールマスター」４匹だけ。うまく戦えば、「爆弾」１発で「ウォールマスター」２匹を倒すこともできます。

この後は「どうぞご自由に」という感じです。「マジカルロッド」で暴れまくれば良いわけで、プレイとしては面白くないので、割愛させていただきます。ただし、やはり「無手」のままでは「魔盗賊ガノンドロフ」を倒すことは絶対に不可能です。なお、余談ですが、「マジカルロッド」入手までに倒した敵は、「キース」８匹、「ウォールマスター」４匹です。「マジカルロッド」入手までに手に入れたアイテムは、「爆弾」８個（４０ルピー）、「鍵」２個、「笛」（レベル６の迷宮を出現させるために必要）、「ハシゴ」（レベル８の迷宮に入るために必要）です。さらに余談ですが、今回のプレイ中に、迷宮を１つもクリアしていない状態では、フィールド上で「笛」を吹いても「竜巻」は現れないことがわかりました。「竜巻」は、クリアした迷宮のどこかにランダムで運んでくれるのですが、さすがにどこもクリアしていないと、「竜巻」も困ってしまうということですね。【ニクリとニクラ】