神戸大学独立非公認団体
攻略本より詳しいスターソルジャー攻略 スターソルジャーは、「キャラクターテーブル」と呼ばれる順番に従って敵キャラが登場する。ステージの進み具合とは関係なく敵が登場するため、早く敵を倒せば序盤のステージでもどんどん強い敵が登場するし、逆にゆっくり倒していけば16面までたどり着いてもキャラクターテーブルの最後まで達しないということもある。ただ、いずれのスタイルでプレイするにせよキャラクターテーブルに沿った攻略は必要不可欠なものだ。 以下では、キャラクターテーブルをいくつかに分割して詳細な解説を行っている。なお、分割は、「キャラクターテーブルの切れ目」と呼ばれる、「テーブル内で死んだ場合の再スタート地点」に基づいて行っている。 ◇スタート直後 まずは小手ならしといったところ。2度目のジェラが出るころには5方向にパワーアップできているだろうから、これで戦えばまず死ぬことはないだろう。なお、連射力に自信のない人は、わざと3方向のまま進み、ラザロ秘孔撃ちを狙おう。 ◇一度目ラザロの後 ここでは初登場のグハに要注意。グハの前はステリアなので、画面下で戦っていることが多いだろうが、キャラクターテーブルを遅らせるためにステリアを残す場合は要注意。こういうときは、思い切って画面上部まで逃げるのも一つの手だろう。また、1面デライラのボーナスを狙うなら、テミスかビーグが出るように調整するとよい。
◇ジェラとルイド 似たようなパターンが3度続くので覚えやすいだろう。デライラボーナスを狙うなら最後の「カディス→メーバ→テミス」が狙い目。また、キャラクターテーブルを意識的に遅らせるなら「ルイド誘導」を使おう。これは、ルイドがシーザーを追跡し続けるという特性を利用し、延々とルイドを画面に残すテクニックだ。画面左から右へと移動し続けるように誘導できれば成功で、あとは弾に当たらないように注意すればそのままステージ最後まで行くことができる(写真参照)。
◇プリズンとカディス これも前半は似たようなパターン。デライラボーナスを狙いやすい敵が多いが、後半のスラントがやっかい。「プリズンの次にカディスが出てこなくなったら、スラントの合図」 と覚えておこう。初の複合攻撃「カルゴ+カルゴ」は、普通にカルゴと戦う感覚で戦って大丈夫。 ◇最速軍団 スラント、ビータ、アトリスと動きの速い敵が出てくる。スラント、ビータはそれぞれ安全地帯に避難しておけば大丈夫。アトリスに関しては、動きこそ速いもののデライラボーナスを狙える程度の敵でしかない。複合攻撃「アトリス+プリング」は、画面の一番下で構え、プリングの弾に気をつけておれば死ぬことはない。ラザロ秘孔撃ちを狙う人はここのプリングの弾で3方向になっておこう。 ◇最短のキャラクターテーブル 題名の通り、非常に短い。今までに見てきた敵ばかりなので、強調要素も特にない。 ◇難関・ステリア地獄 前回とは一変、非常に長いキャラクターテーブルで、しかもやっかいな複合攻撃もあり、初登場の敵もかなりの強敵。序盤の難関である。 「リアード+ステリア」はその最たるものだ。5方向であればリアードの円の中で連射していれば大丈夫だろうが、パワーアップできていない時に戦う場合は、手早く周りの敵だけを消して円の外に逃げるのがいい。ステリアが出きった後は、円の中より外の方が幾分安全になるからだ。5、6面後半にこのテーブル内で死ぬと、まず間違いなくパワーアップなしでこの複合攻撃を迎えることになる。気をつけよう。また、複合攻撃「スラント+スラント」は、切れ目なくスラントが降り注いでくる。しかしこれは安全地帯でじっくり待てば恐れるに足りない。 ◇いきなり修羅場 見出しの通り、このテーブルで一番やっかいなのは冒頭の複合攻撃「メルス+パトラ」だ。特にこのテーブル内で死んだ場合、パワーアップできない状態で強敵・パトラをからめた複合攻撃を処理する必要があるため、非常にやっかいなものとなる。2方向で戦う場合、まずはパトラが出るまでにメルスをできるだけ消し、パトラが出てきたらそちらに集中するという戦略がいいだろう。なお、私の経験上、この複合攻撃ではパトラに殺されることはあっても、メルスに殺されるということはほとんどない。 このテーブルの最後にはラザロが登場するが、秘孔撃ちを狙うなら「レウス+レウス」でパワーダウンするといい。ビータは弾をほとんど撃たないからだ。 ◇3度目ラザロの後 ここには特に強調すべき敵はいないが、一応「ディダ+リアード」くらいは解説しておこう。リアードの円の中に入り、ディダが全部出てくるまでは横移動を行わない。こうすることによって、ディダが左右に散ることなく同じ場所から出てくるようになるため、狭い円の中でも楽勝で戦えるのだ。なお、普通にキャラクターテーブルを進めていれば、このキャラクターテーブルを6面くらいで迎えるであろう。 ◇スラントとグハのコンビネーション このキャラクターテーブルも割と短いが、「スラント→ジェリコ+グハ」の流れには気をつけなければならない。スラントの安全地帯である画面左中央でモタモタしていると、あっという間にグハに撃ち抜かれてしまうためだ。スラントの攻撃が終わったら(写真左)素早く画面下に移動し、グハの攻撃を避ける(写真右)。「スラントがどれくらいの時間降り続けるか」を体で覚えておくのがコツだ。
◇エイクとグハとジェリコ タイトルの3体がここのテーブルでは主役となる。この3体をからめればここのテーブルは覚えやすいであろう。ここには強調すべきような敵は出ない。強いて言うなら、テュラの姿を拝めるのはここが最後なので、存在感の薄い彼の姿を目にしっかりと焼き付けておこう。なお、このテーブル内で死ぬと、前テーブル最後「ジェリコ+グハ」のうちグハだけが単体で登場するところからスタートする。 ◇ラザロ前のフェイク ここで興味深いのは複合攻撃「ペンド+メーバ」。ここまでは「ペンドが出ると次はラザロ」だったため、ペンドが出た時点で画面中央に躍り出てラザロの登場を待ちわびたものだが、ここではそんな純真なプレイヤーを見事に裏切る「フェイント」が用意されているわけだ。複合攻撃としては恐くも何ともないが、フェイントで出てくるのが動きの遅いメーバだということで、何だかバカにされた気分になる。複合攻撃「エイク+エイク」はエイクが同時に2グループ出てくるだけ。危険性は単一グループの時と大差ない。 ◇最速コンビの複合攻撃 いきなり速い敵が徒党を組んで襲いかかってくるが、正直これは恐くない。画面左端中央はビータに対してもプリズンに対しても共通の安全地帯であるからだ。 ここではそれよりもむしろ最後の複合攻撃「リューク+カルゴ」の方がはるかにやっかい。共通の安全地帯は画面下だが、どちらの敵もかなりの弾を放出する上に、リュークの方は撃っても撃っても分裂するときている。ここではカルゴを優先で蹴散らし、ある程度カルゴが消えたらリュークから逃げるという作戦をとればよい。なお、レーザーがあるなら先にリュークを倒してもいいだろう。 ◇コードとアルペジオ まずは見出しの解説を。「コード」とは「和音」のこと。例えば「C」なら「ド、ミ、ソ」の和音。「Dm」なら「レ、ファ、ラ」を同時に弾いて音を鳴らす。一方、「アルペジオ」とはコードを構成する音を一音ずつバラバラに弾くこと。ギターを弾ける方ならご存じのことだろう。 閑話休題。ここではルイド、ルダン、リュークの3体がまず複合攻撃で襲ってき、その後に一体ずつバラバラでやってくる。そのため、ここのキャラクターテーブルは非常に覚えやすいだろう。やっかいな「ルイド+ルダン+リューク」の攻略だが、まずはルイドをさっさとソープラーに変え、画面左に移動。そこで次のルダンを消せるだけ消し、リュークが出たときに逃げられるスペースを確保するのがよい。もちろんレーザーがあればリュークに真っ向勝負を挑んでもよいが。 ◇久々のプリズン 「ルダン→リューク」で始まるこのテーブル、先のテーブルの最後のパトラと合わせてアルペジオになっている。後の「最終的なテーブル(その2)」に「パトラ→ルダン→リューク」という複合攻撃があるからだ。こういうところはキャラクターテーブルを覚えやすい。 ここは特に強調するような敵は出ないが、一応中盤の「ドラク→プリズン→カディス」は複合攻撃になっている。別に危険な組み合わせというわけではないので、特別注意を払う必要もないだろうが。 ◇最終的なテーブル(その1) ここの目玉はなんと言っても「ビーグ+カルゴ+アトリス」。13面以前なら特に恐くないのだが(写真左)、それ以降では誘導弾は飛んでくるわ、ビーグは高速化するわで非常に苦しい戦いになる(写真右)。ここではまずはビーグに集中。アトリスとカルゴに殺されることはめったにないので、ビーグさえうまく乗り切ればここを突破したも同然。コツは画面の左右どちらか半分に待機し、シーザーに当たりそうなビーグだけを「追っ払う」ようにすること。無理してビーグを撃破する必要はない。とにかくここは生き延びることが大事だ。
また、序盤の「リーデ+ビーグ」もかなりやっかい。特にここのテーブルから再スタートする場合、パワーアップなしで高速化したビーグを相手しなければならない。まずはリーデを消せるだけ消し(ビーグ登場までに全滅が望ましい)、先ほどの要領でビーグを追い払う。かなりの弾が画面にあるとは思うが、その弾の隙間を縫っていくような動きをしなければならない。 ◇最終的なテーブル(その2) 冒頭の4種複合攻撃はそれほどやっかいではない。ここからのスタートになっても、カルゴの高速化にさえ気をつければ楽勝だろう。また、「ビータ+ビータ+パトラ」も特に恐くない。ここでやっかいなのは先ほども軽く触れた「パトラ→ルダン→リューク」だ。リュークが出る前にパトラを全部消さないと危険。後は「ルイド+ルダン+リューク」の要領で突破すればよい。なお、以下の写真ではトラップゾーンに潜っているが、今回のように追跡系の敵キャラがからむ複合攻撃ではトラップゾーンに潜るのは得策ではない。出るタイミングが非常に難しいからだ。こういうときは、うまくフェイントをかけて脱出しよう。 ◇最終的なテーブル(その3) 前2つに比べるとここのテーブルは大楽勝。やっかいな複合攻撃も特にない。強いて言うなら、13面以降の「カルゴ+プリズン」は、カルゴもプリズンも高速化し、しかも大量の誘導弾を放出するため、非常に派手な攻撃になっている。高速化したカルゴは画面のかなり下まで降りてくるため、狭いスペースで誘導弾をかわさなければならない。 このテーブルが終了すると、再び「最終的なテーブル(その1)」に戻って、あとはクリアまで延々と繰り返すことになる。キャラクターテーブルを丸暗記すれば、スターソルジャー完全クリアがぐっと近くなる。頑張ってほしい。【生きていたエアリス】 |