ソロモンの鍵 上級プレイ
アイテム回避ダーナ君（後編）
ここからは、普通のプレイでも難易度の高いＲＯＯＭ４１以降です。
ＲＯＯＭ４２は、普通のプレイでは、画面上部の「バーン」の下の石を壊したあと、「ノルムの砂時計」を取りつつ上に昇っていくことになります。こちらのルートでは、どうしても「ノルムの砂時計」をかわすことができません。ということで、別のルートから昇ることにします。
このジャンプテクニックは、慣れるといろいろ楽になったりするので、身につけておいた方が良いでしょう。
 
こちらのルートから…。 「バーン」に落ちないよう、気をつけましょう。
ＲＯＯＭ４３は、このゲームで最高レベルの難易度を誇る部屋です。火球の術を使えると非常に楽なのですが、ダーナ君はこれまでに「マンダの壺」を１つも取っていません。というわけで、次々と降ってくる「サラマンダー」の群れと「ゴースト」、さらにアイテムまでかわしながら進まなければなりません。
この部屋の難易度を最高レベルに引き上げているのは、中段の抜けにくさです。
まずは通路を確保しておきます。攻略のポイントは、これがすべてだと言えます。いちいち換石の術を使っていては「サラマンダー」に襲われますし、「ゴースト」をジャンプでかわそうとすると「エドレムの薬」を取ってしまいかねません。
 
このように足場を組んでおき、 このタイミングで飛び出しましょう。
ここで「ゴースト」の距離を調整します。
あとは２匹の「ゴースト」の距離を縮めておき、タイミングを見計らって駆け抜けるだけです。後ろから「サラマンダー」が炎を吹いてくることもありますが、ダーナ君までは届かないので無視しておいて結構です。
中段さえ抜けてしまえば、この部屋はクリアしたも同然です。
 
ここで一休み。 後ろから吹いてくる炎もダーナ君まで届きません。
ＲＯＯＭ４５は、普通のプレイでは意外と簡単なのですが、「ライラックの鐘」を取らないようにすると非常に難しくなります。
最大のポイントは、２匹の「ガーゴイル」をいかにして倒すかなのですが、これに付随して、「ライラックの鐘」を取らないままでどのように上に昇るかという問題もあります。「ライラックの鐘」を取らないように上に昇るには、「バーン」を１ブロック分だけ落とす必要があります。ということは、火球の術なしで２匹の「ガーゴイル」を倒すには、「バーン」と同時に２匹とも落とすしかありません。よって、２匹の「ガーゴイル」の距離をできるだけ縮めておきましょう。まず、１匹の「ガーゴイル」に２回火の玉を吐かせます。これでかなり距離が縮まるのですが、これだけでは不十分です。
 
こちらに振り返ったときに１回。 もう１匹がこちらに振り返る直前に１回。
そこで、「『ガーゴイル』は通路の端で一瞬動きを止める」という性質を利用しましょう。先を歩いている「ガーゴイル」がこちらの端まで来たら、一瞬の間をおいてジャンプします。この一瞬で、後ろを歩いている「ガーゴイル」は少し進むので、２匹の距離はさらに縮まります。また、ダーナ君にジャンプさせて「ガーゴイル」に火の玉を吐かせないと、先を歩いている「ガーゴイル」はさっさと振り返ってしまいます。
ここでもう１回。
あとは、２匹の「ガーゴイル」が重なった瞬間に下の石を壊せば、同時に落とすことができます。「ガーゴイル」さえいなければ、あとは簡単でしょう。
２匹まとめて落ちていきます。
なお、この下の石は非常に重要です。
異なる方法としては、スタートからしばらく待ち、「ガーゴイル」がいる段の石を「デーモンズヘッド」に壊してもらうことが考えられます。この場合は、頭突きで石を壊すときに１匹、「バーン」を落とすときに１匹、それぞれで「ガーゴイル」を落としてしまいましょう。
５万点の「ジュエル」はかわすことができないので、しょうがなく取ってしまいます。
 
この「ジュエル」を取って端まで行かないと…。 ここの鍵を取れないのですよね。
ＲＯＯＭ４７は、鍵の取り方がポイントになります。鍵の下方の石を壊すと「ライラックの鐘」が出現します。これを取らないようにするためには、非常にアクロバティックな方法で鍵を取らなければなりません。
まずは、鍵の下方の「バーン」を１ブロック分だけ落としておきます。下まで落としてしまうと、今度は扉に入れなくなってしまうので、気を付けましょう。
写真ではわかりづらいのですが、
ここには「ライラックの鐘」が隠されています。
その後、右から回って鍵の上まで来ます。
問題はここからです。飛び降りて鍵を取ったあと、左の通路に逃げ込まなければなりません。ここは、左への通路を塞いでいる石を先に壊しておくことも可能ですが、壊さないことをお奨めします。落下中に石を壊すことで一瞬ダーナ君の動きが止まり、通路に入りやすくなります。これは、慣れればあまり難しくはないと思われます。
 
ここから飛び降りて…。 無事鍵を取ることができました。
残りの部屋は、簡単にクリアできます。このプレイでは、「ソロモンの封印・空間の呪文・時間の呪文」をすべて取り、「王女リヒタ」を救出し、ノーミスクリアで「ゲーム偏差値」は７２でした。何と驚くことに、「妖精」の姿を１度も目にしていません。
普通にクリアしたときの「ゲーム偏差値」は８２なのですが、どちらかといえば普通にクリアするよりも難しいので、ちょっと納得がいかないかもしれません。また、ついでに「アイテム回避ダーナ君・低スコア編」もプレイしてみました。「アイテム回避ダーナ君」と同じプレイスタイルなのですが、ライフが２ケタになってから扉に入る、という要素を加えています。こちらの「ゲーム偏差値」は６９でした。３０万点の違いが「ゲーム偏差値」を３も下げる、ということがわかります。
 
なお、２カ所だけ（ＲＯＯＭ１３・４５）「ライラックの鐘」を取ることを許せば、１つ５万点の「ジュエル」を取らずに進めるので、５万点以下のスコアでノーミスクリアすることもできます。この時の「ゲーム偏差値」は６８でした。どうやら、ある程度の得点までは、１０万点で１ほど変動するようです。ちなみに、このプレイでの点数の内訳は以下の通りです。 |
