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ゼルダの伝説 上級プレイ
貧弱リンク君

普通にプレイすれば2時間足らずでクリアできるこのゲームですが、自らに制限を
少し課すだけで難易度は格段に上昇します。
今回は、上級プレイということで、「貧弱」なままでゲームを進めます。「貧弱」という
ことは、可能な限りアイテムを取らない、クリアに必要なアイテムも必要になるまで入手しない、
ということです。

前回のプレイで私は、
レベル1の「アクオメンタス」が落とす「ハートの器」を回避不可能だとしていましたが、
CAP様、ぁぉぃ様、gakuhuna様から、
この「ハートの器」は入手せずに進める、とのアツすぎる情報をいただきました。
情報のご提供に感謝しつつ、貧弱リンク君は自身の限界に挑戦するため、
再び無謀な旅に出ることになりました(笑)。

さて、ゲームスタートです。
すぐにレベル1の迷宮に向かいます。
将来「ゴーマー」を倒すために必要になる「弓」は入手しておきますが、「ブーメラン」は不要です。
ボス「アクオメンタス」は、普通に倒してしまうと「ハートの器」を回避できなくなるので、
画面右端で「アクオメンタス」を倒すようにします。
ノーダメージであれば、剣で普通に5回攻撃した後、
「アクオメンタス」の後ろに回って右端からビームを放てば良いでしょう。
ダメージを受けている場合は、2回攻撃した後で「アクオメンタス」を巻き込めるように爆弾を置き、
爆弾が爆発する前に画面右端へ移動しましょう。
この「アイテムに道をふさがれるなら、道をふさがれる前に通り抜けてしまえ」という柔軟な発想力、
私には足りませんでした…。

その後は、レベル4の迷宮まで簡単にクリアすることができました。
レベル4の迷宮では、嫌な敵として3本の指に入る「ライクライク」が登場しましたが、
貧弱リンク君はもともと「マジカルシールド」を持っていないので、関係ありません。
なお、当ゲーム研究会の毒蠍様によれば、
「ライクライク」という名前は「タデ(盾)食う虫も好きずき」から命名されたそうです。

レベル5の迷宮から、とたんに難しく…というのは前回プレイ時の話で、
今回はほとんど苦労せずに「青タートナック」の群れを全滅させることができました。
この迷宮で何が苦しいかといえば、ボス「デグドガ」が異常に強い…というのも過去の話。
「姑息な戦法」を覚えた貧弱リンク君には、「デグドガ」本体も「石像」のビームも全く怖くありません。
また、この迷宮には「爆弾」の持ち数を増やしてくれるおじいさんがいるのですが、
貧弱なリンク君は「爆弾」の持ち数を増やすことは許されていません…。

レベル6の迷宮は、嫌な敵ナンバー1の「ウィズローブ」が登場します。
「青ウィズローブ」の呪文の威力はハート2つ分ですが、
「赤ウィズローブ」のそれはハート4つ分の威力があります。
貧弱リンク君には「マジカルシールド」がないので、呪文を受けることすらできずに、
ひたすらかわすしかありません。
この迷宮での最大の難関は、「無手リンク君」でも苦労した「シャッター」の部屋です。
まずは「赤ウィズローブ」を爆弾で素早く倒し、
その後で「青ウィズローブ」「ライクライク」をビームや弓矢で遠くから攻撃しましょう。
「青ウィズローブ」は、進行方向にリンク君がいると呪文を連発するので、
「タートナック」と同じように、側面または背面から攻撃した方が良いでしょう。
また、敵の飛び道具による攻撃(呪文・ブーメラン・矢)が縦方向に放たれた場合は、
リンク君が右に半歩ほどずれていればリンク君には敵の攻撃が当たらないので、
それを利用して攻撃すれば少し楽かもしれません。
なお、この「シャッター」の部屋は、1度敵を全滅させると2度と復活しないので、
がんばって倒しましょう。

というわけで、「シャッター」の部屋を抜けると、あとはあまり難しくないと思います。
いつものように(?)「マジカルロッド」の前に立ってみますが…やはりむなしい…。
気を取り直して、先に進みましょう。

その後レベル7の迷宮をクリアしたら、
ここで初めて「青いロウソク」を購入し、レベル8の迷宮へ向かいます。
貧弱リンク君にとってはボス「グリオーク(4本首)」もかなりの強敵ですが、そこにたどりつくまでに、
「青タートナック×5匹、石像×4体」「青タートナック×6匹、石像×2体」の2つの部屋で
モンスターを全滅させなければなりません。
ここはやはり「姑息な戦法」を取ることにします。
というか、こうでもしなければ瞬殺されてしまいます。
しかし、4本首の「グリオーク」はさすがに最後の迷宮のボスだけあり、かなりの強敵です。
もしもこれが3本首ならどれだけ楽だったか、などと思いながら何度も挑戦した結果、
無事倒すことができました。
貧弱リンク君のやられた回数も数知れませんが…。

ついに「トライフォース」が完成、いよいよ「デスマウンテン」に突入です。
「トライフォースヲ モタヌモノハ トオセナイ」と言うおじいさんもいないのですが、
「ホワイトソード」すら使いこなせない者でも「トライフォース」さえ持っていれば通してくれるとは…。
ということは心の中にしまっておきましょう。

「デスマウンテン」に突入したら、とりあえず「赤い指輪」のある部屋まで向かってみましょう。
「デスマウンテン」にしか出現しない強敵「パタラ」と2度ほど遭遇しましたが、
ビームで地道に攻撃して倒しておきます。
1体は「ガノン」への道のりで邪魔になりますし、もう1体は「マップ」を持っていますし。

そうしてようやく「赤い指輪」のお部屋まで来ました。
ここでも「ウィズローブ」が暴れていますが、
爆弾で瞬殺した「赤ウィズローブ」が「時計」を落としてくれたため、楽勝です。
というわけで、「赤い指輪」の前に立ってみますが…。
………。
「のどから手が出るほど」という表現は、
この瞬間のためにあると言っても過言ではないような気がします。
しかしもちろん、貧弱リンク君に「赤い指輪」を入手することは許されていません。
泣く泣く地下室から出ていきます。

その後は、「銀の矢」のある部屋へ。
ここでは、残念ながら「時計」が出ずに、苦しい戦いを強いられましたが、
爆弾を使いまくることで何とか「ウィズローブ」の群れを全滅させることができました。

それではいよいよこのゲームのラスボス「ガノン」です。
「ガノン」の部屋の前にいる「パタラ」は、メビウスの輪のような動きをするだけなので、
ビームで簡単に倒せます。
ともかく、無傷で「ガノン」の部屋へたどりつくことができました。

「ガノン」はさすがにラスボスだけあって、非常に手強い存在です。
放ってくるビームはハート1つ分のダメージですし、
目で確認できるので、かわすことも何とかできますが、
「ガノン」本体はいつも姿を消している上に、直撃すればハート4つ分のダメージなので、
貧弱リンク君は即死してしまいます。

しかし、「ガノン」の動き方にはある程度のパターンがあるので、
それを把握しておけば、勝率はグンと…までは上がらないかもしれませんが、
少なくとも私は、前回プレイ時よりも「良い勝負」にできる確率はかなり高くなりました。
そうして何度も攻撃していると、いつの間にか「ガノン」が茶色になっています。
あとは、「銀の矢」を撃ち込むだけで「ガノン」を倒せます。

それではついに「ゼルダ姫」とご対面です。
この炎は、リンク君の攻撃で簡単に消えてしまうのですが、
ダメージを受けた直後の無敵時間を利用してすり抜けることもできます。
今回のプレイでは、意図せずして「ガノン」をノーダメージで倒せてしまったので、
炎を消さずに「ゼルダ姫」を助けてみました。

貧弱リンク君はこうして、
「魔盗賊ガノンドロフ」を倒し、無事「ハイラル」と「ゼルダ姫」を救うことができました。
なお、クリア直前のアイテム状況はこのような感じです。
今回は「銀の矢」入手後に何となく「デスマウンテン」のすべての部屋を回ってみましたが、
あまり意味はありません。
戦わなくても良い「ウィズローブ」などは完全に無視していますし…。

最後に。
3つのハートでクリアできるとの情報を下さった皆様、
そして、貧弱リンク君の苦難の旅を応援して下さった皆様(おられます?)、
本当にありがとうございました!
貧弱リンク君、今度こそ本当にお疲れ様!!

【ニクリとニクラ】