神戸大学独立非公認団体
ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境
攻略記事
お初にお目にかかる。拙者、戦士を生業としながらゲーマ−道にも目覚めてしまったタルカスと申すものでござる。目下、神戸大学ゲーム研究会に在籍し、日々精進しておる。 さて、今回拙者が担当するゲームは「ゲゲゲの鬼太郎・妖怪大魔境」でござる。このゲーム、発売された当時にフジテレビでアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」が放送されてゐたこともあり、バンダイ発の軽快なアクションゲームとして、かなりの人気を博しておったので、ご存じの方も多からう。とはいへ、未経験の諸君も少なくなからうから、ゲームのシステムから懇切丁寧に解説していく所存にござる。 このゲームは、各面に設置されてゐる「魔境」を次々と攻略し、その途上で「水晶玉」を手に入れ、妖怪城に君臨するボスをブチのめせば、その面をクリアーといふ、至極単純な設定のゲームでござる。されどこのゲーム、ファミコン初期によくあったソフトと同様、エンディングといふものが存在せぬ。ボスは全8種類存在し、8匹目のボスをブチ殺すと、最初のボスとまた闘うことになる。かうして終はりなき鬼太郎の戦いが繰り広げられ、鬼太郎の残り人数が0になった時点でゲームオーバーとなり申す。鬼太郎が力つき倒れるまで、妖怪どもは容赦なしに襲ひかかってくる。拙者も数多のいくさを経てきたが、終はりなき戦いとは、まさに騎士道、そして人生を象徴してゐるかのやうでござる。むう、400年前の祖国イギリスでの戦ひの日々が思ひ出されるのう‥‥。 失礼いたした。拙者の個人的な思ひ出など、貴兄らには関係ないことでござったな。なに? 貴様は一体何歳なのかじゃと? 拙者は訳あって永遠の命を授かっておるのじゃ。ゆゑにウィザードリィのレベル上げも納得いくまでできるのじゃ。別に火の鳥の生き血を飲んだ訳ではござらぬぞ。それから、このことは決して他言するではない。週刊誌にネタとして売るなどもってのほかじゃぞ。 まあよい。拙者のことが知りたければあとで個人的に聞きに来るが良かろう。血の気の多い奴は大歓迎じゃ。さて、本題に戻るぞ。まずは登場する5つの「魔境」を紹介するでござる。具体的には、「妖界魔境」、「妖奇魔境」、「妖空魔境」、「妖炎魔境」、「ミステリー魔境」の5つでござる。一つ一つ順に説明してゆくぞ。 妖界魔境・・・2種類のステージが存在する。出てくる妖怪どもを10匹倒すとクリアー。 妖奇魔境・・・4種類のステージが存在する。出現する魂を10個取ればクリアー。 妖空魔境・・・4種類のステージが存在する。出てくる妖怪どもを10匹倒せばクリアー。 妖炎魔境・・・2種類のステージが存在する。蝋燭が10本立っており、火の玉を上手く操って、その蝋燭全てに火をともせばクリアー。 ミステリー魔境・・・上の魔境4つがランダムで出てくる。
以上でござる。 全て10という数字が関係してゐるので分かりやすいであらう。クリアー条件を満たすと、扉が2つ出てくる。一つは正解の扉、もう一つはニセの扉でござる。前者に入るとそのまま魔境を脱出できる。しかしもう一方のニセ扉に入ると、「地獄」に転がり落ちてしまふのじゃ。地獄についてはあとで説明するぞ。全く関係ないが、「ドラえもん・のび太の大魔境」は傑作じゃったのう。同コンテンツの「貧弱ドラえもん・魔境編」も必読じゃぞ。 さて次に、ゲームの進行に関する重要アイテムを紹介するでござる。具体的には「水晶玉」、「オカリナ笛」、「目玉のおやじ」、「カラスor座敷わらし」の4つでござる。他にも色々隠しキャラは登場するのでござるが、攻略に関係するのはこの4つのみ。その他のアイテムや隠しキャラは得点に関するものばかりでござる故、高得点を叩き出したい貴兄以外は知る必要がござらぬ。この4つのアイテムを順に説明するぞ。これ以外のアイテムはまた後の機会に説明するでござる。 水晶玉・・・魔境にいる間、ランダムに上方から落ちてくる。これがないと、妖怪城に入れない。従ってその面をクリアーできない。 オカリナ笛・・・クリアー条件の一歩手前、つまり「9匹の妖怪を倒した」「9個魂を取った」「9本の蝋燭に火をともした」時に上方から落ちてくる。これを取るとボス戦の時に仲間が協力してくれる。笛を1つ取ると「ぬりかべ」が、2つ取ると「こなきじじい」が、3つ取ると「すなかけばばあ」が戦闘に参加してくれるようになる。 目玉のおやじ・・・各魔境で、ある特定の位置で毛バリを打つと下方から「毛玉のおやじ」とともに登場する。目玉のおやじを取れば鬼太郎の残り人数が1増える。しかし毛玉のおやじを取ると逆に鬼太郎の残り人数が1減る。 カラスまたは座敷わらし・・・各魔境である特定の位置を通過すると登場する。クリアー条件を満たし、2つの扉が出現したとき、どちらが正解の扉かを教えてくれる。カラスは妖奇魔境と妖空魔境で、座敷わらしは妖界魔境と妖炎魔境に出現する。効能は同じ。
以上じゃ。 しかし「毛玉のおやじ」とは何者なのかのう? わしもこの歳になるが、とんと分からんわい。まあよい、次に地獄について説明しやう。魔境から脱出する際、間違った扉に入ると地獄に堕ちてしまふ。各地獄には敵も出てくる。この地獄から抜け出るには、一番上に鎮座してゐる中ボスを惨殺すればよいのじゃ。実に簡単であるが、面
が進むにつれて敵の攻撃がキツくなる。10面を越えるころから、敵の攻撃が激化して、一旦地獄に堕ちたら鬼太郎の残り人数が2〜3人減るぐらゐのことは覚悟せねばならぬ
。各魔境でも面が進むにつれ敵の攻撃が激しくなり、攻略が困難になる故、できれば最初から地獄に堕ちぬ
方がよい。そのためにも、カラスや座敷わらしはちゃんと取っておくのじゃぞ。ちなみに地獄は4種類ある。以下に写
真を掲載しておくぞ。
さて、各魔境をクリアーし、水晶玉を取ったらいよいよ妖怪城でボスとの決戦じゃ。妖怪城に入るには、水晶玉
を持った状態で妖怪城の近くにあるすなかけばばあの家に立ち寄れば、ばばあが妖怪城の結界を破ってくれて、ボスと戦えるようになるのじゃ。
ボス戦では仲間の力を借りることができる。ぬりかべは敵の攻撃を防いでくれるし、こなきじじいは敵の動きを止めてくれる。すなかけばばあは敵の攻撃を完璧に封じてくれる。ボス戦が楽になるぞ。持つべきものは仲間じゃ。ちなみに仲間を呼ぶには、ボス戦の時、画面
の一番左端でしゃがめばよい。ぬりかべ、こなきじじい、すなかけばばあの順に登場してくれるぞ。
これが100面。鬼太郎の戦いに終わりはないぞ。 ただし、ここで一つ注意じゃ。目玉のおやじを取りまくって鬼太郎の残り人数を増やすのはいいのじゃが、あまり増やしすぎるとバグが発生するという報告が寄せられておる。その報告とは、「鬼太郎の残り人数が250人を越えると、一人死んだだけでゲームオーバーになってしまう」というものじゃ。証拠の写真を掲載しておくぞ。 あれ? 鬼太郎の残り人数に注目せよ。
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