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ファイナルファンタジー5・「買ってはいけない」(終編)

いよいよ次元のはざまに突入だ。ここはラストダンジョンにふさわしく、相当な長さを誇る上に、至るところにボスが配置されている。そして、当然のごとくザコ敵の強さも尋常ではない。心してかからないと、あっという間に全滅だ。

まず、序盤の「砂漠」はランドクローラーのミールストームがこわい。HP1ケタではホワイトウインドでの回復すらできないので、ここは「とんずら」でさっさと逃げるのが賢い。次の「遺跡」ではデスディーラーがやっかいだ。「死のルーレット」は、まず自分たちにヒットしないことを全身全霊を込めて祈り、それでも決まってしまったらフェニックスで生き返らせる。レイズ、アレイズがないために、一人を生き返らせるのにMPを99も消費してしまうのは痛い。ここも「とんずら」でいいだろう。

この後、「蜃気楼の町」を経由する。ここの「回復の壺」できちんとHP・MPを回復しよう。ここを出たら「森」へ。ここでは次元のはざま初のボス・カロフィステリが出る。しかし弱い。普通に戦っていればあっさり勝てた。敵は「リフレク」で魔法から身を守ろうとするが、黒魔法をほとんど使えない我々には残念ながら全く影響がなかった。チキンナイフのみだれうちであっという間に戦闘終了。

次は洞窟。ここのオメガはとりあえず無視。近くにある「さんごのゆびわ」は貴重なのでぜひ取っておこう。ボス・アパンダは古代図書館のビブロスの色違い。こいつはイフリートで攻撃すると、以下の写真のようにおびえだして、「治療」を使うのだが、「治療」を使うまでの間に敵は少しだけタイムロスをしてくれる。つまり、イフリートを連発すれば相手のタイムロスの時間が増え、敵の攻撃をほとんど受けないまま我々は勝利を手にすることができるわけだ。

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次は「塔」。ここは強調材料なし。次の「次元城」がやっかいだ。まずはセーブポイントを守るアポカリョープスを倒すのがいい。こいつはすべての青魔法を使いこなし、そしてこちらの使った青魔法を「ラーニング」して使ってくるという異色のボス。しかし、この特徴を逆手に取ればあっさりと勝つことができる。まずはカーバンクルを使う。次にレベル3フレアを使う。敵のレベルは57のためこれが決まる。で、これを「ラーニング」したアポカリョープスはうれしそうに「レベル3フレア」を連発するわけだが、これはすべて跳ね返され9999のダメージ。楽勝だ。なお、こちらには「全員にかけるリフレク」はあっても、普通の「リフレク」は存在しないため、こいつから「マイティガード」をラーニングすることはできない。念のため。

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次は踊り子用の「赤い靴」などを守るジジイ「アルテ ロイテ」を倒す。下手すると6回戦わなければならない(ロマンシング・サガの要領で敵をかわせば少なくてすむが)ので、一戦一戦に全精力を注ぐわけにはいかない。まずジジイの段階では普通に戦う。HPは6000程度のため、みだれうちがあればすぐにジュラエイビスに変身させることができる。ジュラエイビスにはかなりの確率で召喚魔法「オーディン」の「ざんてつけん」が決まる。これなら6回戦うのも大した負担にはならない。

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このすぐそばにはカタストロフィーが待っている。アースシェイカーで大ダメージを与え、「レビテト」で回避しようとすると「じゅうりょく100で」打ち消してくる難敵だ。しかし、こいつはレベル61。ということは、「くろのしょうげき」でレベルを30.5→30にし、あとは…。

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宝箱をもれなく回収したら城の玉座で女性ボス・ハリカルナッソスと戦う。こいつは戦闘開始直後「クルルルル」でパーティー全員をカエルにしてくる。乙女のキッスは残念ながら買えないため持っていない。しかし、我々にはかつてイストリーの村で入手した数少ない黒魔法「トード」があるではないか! これでカエル状態から立ち直ったらあとはチキンナイフによる「みだれうち」などで倒せる。敵の攻撃はそれほど激しくないため、カエルから立ち直りさえすれば楽勝だ。

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次はラストフロアにつながる階段の前でボス・ツインタニアと戦闘。こいつはギガフレアを使ってくる。まともに食らえば全滅確定だろう。しかし、次元のはざまの図書室にあった以下の文章をご覧願いたい。

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今回の戦闘ではギガフレアを使う前に倒すことができたのでこの文章は大して意味がなかったが、実はツインタニアが「ギガフレアのためにパワーアップ」した直後は「デス」「デジョン」「オーディン」などの即死魔法をはじめとしたすべての魔法が効くのである。この冒険においては「オーディン」しか使えないが、健全なプレイをしている方はいろいろと試してもらいたい。ちなみに、こいつは「カーバンクル」「ゴーレム」で防御をきっちり固めた上で攻撃に集中すれば大して苦労もせずに勝てる。「リバイアサン」「ホーリー」などで弱点の「水」「聖なる力」をつけばなお効果的だろう。

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いよいよラストフロアだ。しかし、ここに行く前に、ラストフロアへの階段近辺で用心棒と戦い、徹底的に「ぶんどる」を繰り返してほしい。まず「あめのむらくも」を盗もう。これは最強の攻撃力を誇る刀である。そして、そんな「あめのむらくも」よりはるかに大事なのが「コテージ」だ。買い物ができないパーティーは、ここに来るまでに拾ったコテージを、2個を残してすべて使い果たしている。そこで、こいつからコテージを奪っておくわけだ。「あまのむらくも」2本、「コテージ」21個を奪ったところでラストフロアへ。用心棒から「ぶんどる」ときの注意点は2点。まずは、敵の強力な攻撃に備えて「ゴーレム」を使っておくこと。装備が貧弱なヤツは即死することもあるからだ。もう一点は、用心棒以外の敵からは逃げること。持っているエネルギーはすべて用心棒戦に使いたいからだ。「エルメスの靴」を装備したメンバーが「けむりだま」ないし「とんずら」を使えば確実に無傷で逃げられる。これはこの状況に限らず、常に有効な作戦なので覚えておこう。

準備が整ったらラストフロアに突入しよう。まずはエクスデスの「デジョン」によって次元のはざまに放り込まれたギルガメッシュと軽く戯れる。具体的には…そう、「ぶんどる」。もはやギルガメッシュはバッツたちの親友。彼だって殴られながら自分の大切な防具を奪われても、きっと悪い気はしないはずだ。

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ここのザコ敵は経験値を落とさないが、桁違いのABPを持っているため、アビリティー集めにはピッタリだ。ボス戦に備えて、今のうちにメンバー全員がモンクをマスターしておきたい。注意すべき敵はまずネクロマンサー。「ゾンビパウダー」がやっかいなので、状況次第では逃げることも選択肢に入れておこう。キングベヒーモスも強敵だ。打撃には打撃で反撃してくる。これは「ゴーレム」で防げばいいが、魔法攻撃にはなんと「メテオ」で反撃してくる。というわけで、こいつと戦っているときにはフェニックスで死人を生き返らせることができない…というのは素人の判断。こういうときはキングベヒーモスを「あやつる」のである。こうすればメテオの反撃がこないので安心してフェニックスを使える。しかし、何と言ってもABP稼ぎといえばムーバー。何と199ABP。ただしさっさと戦闘を終わらせないとなぜか勝手に戦闘が終了してしまう。バハムートや弱点のイフリートなどを連発して手早く始末しよう。

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ここのセーブポイントを守っているのがネクロフォビア。こいつは4つのバリアとともに現れる。バリアを破壊しない限り本体にはダメージを与えられないので、まずはバリアを始末する。しかし、バリア4体がそれぞれ強力な魔法をネクロフォビアのリフレク経由でかけてくるため、少しでも早くバリアを破壊しないと防御不可能の魔法を浴び続けることになる。これは危険なので、バリア破壊までは回復度外視でメガフレアをパーティー全員でかけ続けよう。こうすればバリアが2度目の魔法を仕掛けてくるまでにバリアを破壊できる。

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バリアを破壊したら、まずはゴーレム。敵の「しんくうは」回避のためだ。後は先ほど同様バハムートを使い続ける。そうすればそのうち「バッツたちに源氏シリーズの防具をプレゼントするためだけに存在する男」ことギルガメッシュが助っ人として登場してくれる。こうなればあとはオートイベントなのだが、せっかく彼が漢意気を見せてくれたのだから、こちらも漢意気で返さなければ仁義に反する。というわけで、忘れずに「ぶんどる」もしておこう。彼から何も奪わずに死なせるのはあまりにももったいないではないか。

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ここで先ほど集めたコテージを使いつつ、エクスデス戦に備えてアビリティーを覚えたらいよいよエクスデスのもとへ。具体的には「にとうりゅう+みだれうち」、「HP30%アップ」「しょうかんレベル5」あたりだ。バッツ、レナを「バハムート攻撃班」としてものまねし、クルル、ファリスを「みだれうち攻撃班」としてすっぴんにする。あと、回復のために、「バハムート攻撃班」には「あおまほう」、「みだれうち攻撃班」には「しょうかん」をつけておく。「ものまねし」はこれでもまだアビリティーの欄が一つ余っているため、「HP30%アップ」をつけて、敵の激しい攻撃に耐えられるようにしておこう。

まず、はじめのエクスデスは「みだれうち攻撃班」が徹底的に攻撃。「バハムート攻撃班」はゴーレム&カーバンクルで防御を固めよう。こいつはほぼノーダメージに近い状態で倒せるはず。特にチキンナイフを装備しているファリスのみだれうちは絶品だ。

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次はネオエクスデス。ここで攻撃の中心を「バハムート攻撃班」に移す。「みだれうち攻撃班」は「みだれうち」と「しょうかん」で「バハムート攻撃班」をアシストしよう。敵の「アルマゲスト」でこちらは1600程度のダメージを受けるが、「HP30%アップ」をつけている2人はまだHPが800程度残っているためホワイトウインドは十分実用に耐える。2回使えばもうメンバーはHP完全回復だ。

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また、敵の「グランドクロス」は、パーティー全員が何らかのステータス異常を受けるというものだが、「リボン」装備で防げる。なお、「グランドクルス」と間違えないように注意してもらいたい。

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これで何とかネオエクスデスに勝つことができた。以下はエンディングに出てくるバッツのレベルだ。制限プレイをしている割には低い。というか、健全なプレイスタイルでクリアしてもこのレベルで、というのは思いの外大変ではないだろうか。

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また、クリア直前の各魔法リストを紹介しよう。まずはこのプレイで、我々の大勝利に大きく貢献してくれた輝かしき青魔法と召喚魔法から。

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次は我々を大いに苦しめてくれた白・黒・時空魔法を紹介しよう。なお、この時点で私は「今まで『あれ、拾ったはずなのに使えねぇ〜!』と思っていた『テレポ』と『レビテト』が実は時空魔法であったこと」を初めて知った。これにもっと早く気づいていれば…どうやら、私はFF4の概念に今なおとりつかれているらしい。

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というわけで、私の「買い物禁止プレイ」は無事に終幕を迎え、ある意味エクスデスが理想とした「無の世界」より恐ろしい世界を無事に救うことができたのだった。【生きていたエアリス】