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ファイナルファンタジー5・「買ってはいけない」(中編)

アルケオエイビスにレベル5デスでくたばっていただいたところで、ガラフがパーティーをいったん離脱する。その離脱したガラフを追うため、3人で各隕石に向かう。各隕石には強力なボスが待ちかまえているため、こちらも十分に作戦を練った上で戦いに臨む必要がありそうだ。

まず、カルナックの隕石へ。ここには召喚獣タイタンが待ちかまえている。当然、地震攻撃の対策を練る必要があるわけだが、我々にはレビテトなどない。ちなみに、普通にプレイしてもこの時点でレビテトを覚えることはできないので、念のため。さて、そこで悪妻マギサが住んでいた北の山に向かい、ゲイラキャットを「あやつる」。何とこれでレビテトを使えるのである。このままカルナック隕石でタイタンと戦えばいい。地震で戦えないタイタンなど、所詮はただのでくの坊だ。

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次はウォルス隕石へ。ここでは6体で現れるピュロボロスというモンスターと戦う。死ぬ間際にアレイズを使うため、6体同時に倒せれば理想的である。そこで、さっそく先ほど入手したタイタンを全員で使おう。一見、宙に浮いているように見えるが、実はこいつらに地震攻撃は効くのだ。これであっという間に戦闘が終わる。同時に倒してしまえばアレイズなど関係ない。

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最後は、遺跡に落ちた隕石のキマイラブレイン。先ほどの要領でタイタンを連発すると、意外とあっさり勝てた。なお、実はこいつにはデスクローが効くのだが、カルナック城で覚えられなかったために使用はできなかった。カルナックを余裕で出られるような健全なプレイをしている方は、デスクローをラーニングして試してみよう。

ここからは第2世界。まずは無人島において、バッツ一人でアブダクターと戦う。モンクになってしばき続ければよい。この後、バッツたちはエクスデスに身柄を確保され、それをガラフが助けにゆく。ここはモンクにジョブチェンジし、アビリティーを「あおまほう」にして、ホワイトウインドでHPを回復しながら進めば、ボスのギルガメッシュを含んで楽勝。ただし、ホワイトウインドはHPが半分程度になったら早めに使うこと。瀕死の状態でホワイトウインドを使ってもほとんど効果がないぞ。

次はビッグブリッジ。ここの音楽は「ビッグブリッヂの死闘」というタイトルで皆に親しまれている。なぜか地名は「ジ」なのに、音楽名は「ヂ」となっている。これはファイナルファンタジー5における最大の謎と言っても過言ではない。なお、この曲のタイトルは決して「ギルガメッシュのテーマ」などではないので、勘違いのないように注意してもらいたい。

閑話休題。ここで登場するギルガメッシュは意外と強敵だ。途中に「ヘイスト」「プロテス」「シェル」を使い、自らの能力を高めてくる。これはサイレスで封じることができるのだが、買い物を知らないバッツたちには、そのような魔法など未知の存在なのである。仕方がないので、例によってしばき続ける。プロテスの影響で打撃の効きが悪いが、何とかなった。

この後はルゴルの村〜封印城クーザーを経てモーグリの森へ。ルゴルの村のピアノは、隠し通路の先にある。ピアノマスターをねらっている人は見落とさないように。あと、ここの宿屋は初回のみ無料で泊まれ、バッツとガラフが友情を確認するイベントがある。「愛があれば年の差なんて…」という感じのイベントだ(?)。

さて、モーグリを助けるために、レナの提案で地下大河に飛び込むことになった。普通、お姫様というのは、こういう汚いところを嫌がるものなのだが…。ゲームは違うが、かなりの「おてんば姫」と見た。ここにはティラザウルスというボスがいる。普通なら魔法剣ファイラで戦うところだが、もちろんそんな概念は我々にはない。そこで、別の攻略法。実はこいつにはグラビデが効く。あ…グラビデも買っていない…。そこで青魔法「ミサイル」を使おう。こっちは何とグラビガの効果。買い物制限をすることによって、思わぬ強力な攻撃ができてしまった。

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次はバル城。ここにはかなり悪質なところに「グレートソード」が隠されている。以下の写真を参考に探してもらいたい。

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バル城を出たら、北上してウェアウルフたちの住むケルブの村に行く。ここで、バッツとガラフ、そしてウェアウルフのケルガーの思わぬ関係が明らかになる。また、カルナック城で身を挺してバッツたちを逃がしてくれたウェアウルフの話も聞ける。ここでは魔獣使いの「とらえる」を補助してくれるアクセサリー「コルナゴの壺」が手に入るが、これを入手するためには、コルナゴを「とらえ」た上でカエルを欲しがっているジジイに話しかけ、かつ1万ギルを払わないといけない。コルナゴをとらえること自体まず大変な上に、金まで要求するとは全くヒネたジジイである。こちらは買い物が禁止されているというのに…。仕方がないので、今回はジジイにカエルを見せびらかすにとどめておくことにした。

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さて、次は飛竜の谷へ向かう。ここでは召喚獣「ゴーレム」が入手できる。彼を襲っているドラゴンゾンピーとボーンドラゴンは、本来ファイラで倒してしかるべきところなのだが、青魔法「かえんほうしゃ」で代用。ちなみに、ガラフの装備はこんなに貧弱なため、こいつらのように攻撃力の高いモンスターと戦うときは細心の注意を払わなければならない。戦闘時間は極力短く抑えるように。

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ここのボスは飛竜草と飛竜花。飛竜草にはミサイルが効きやすいのでミサイルを2発撃ち込んだあとモンクの打撃で消し去り、残った飛竜花はタイタンあたりで消えてもらう。先ほどのドラゴンゾンピーたちに比べるとこいつは楽勝。飛竜花が5輪咲く前に戦闘を終了させるくらいの気合いが欲しいところである。

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これで飛竜が使えるようになる。まずはギードのほこらを沈め、サーゲイト城へ。ここでは白魔法「レビテト」が拾えるが、なぜか第2世界で拾った白魔法「テレポ」と「レビテト」が魔法リストに入っていない。第一世界で拾った「エスナ」と「ミニマム」は使えるのだが…。白魔法を一切買っていないため、バグが生じたのだろうか。まあいい、使えなければ使わなければいいだけのことだ。工夫と気合い次第でこの程度のハンデはどうにでもなる。

次はサーゲイト城の国王であり、かつ暁の4戦士の一人であるゼザを追ってエクスデス城東の船団へ。ここでギルガメッシュ、別名「バッツたちに源氏シリーズの防具をプレゼントするためだけに存在する男」との戦闘。ここで初めてギルガメッシュからまともなものが盗める。戦闘のコツとしては、助っ人として現れるエンキドウに「ミサイル」を使うことくらいだ。あとはしばく、しばく、しばく。「じばく」ではないので、間違えないように。

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ここからバリアの塔に潜入。ここでは、トラベラーから青魔法「タイムスリップ」、レベルトリッカーから「レベル4グラビガ」、ジクラトギガースから「ガードオファ」がラーニングできる。一応全部ラーニングしておこう。2階と10階の宝箱にはレッドドラゴンなどの強力な敵が入っている。カス以下の防具しか装備していないガラフを筆頭に、メンバーは大ダメージを受けるので気をつけるべし。なお、2階の宝箱の中身「ブラッドソード」は、命中率が低いが「みだれうち」と併用すれば確実にヒットする上に、ダメージも大幅アップといいことずくめだ。ただしアンデッドには使わないこと。また、10階の「きんのかみかざり」は消費MP2分の1。これを装備することで、やたらと消費MPが高い召喚魔法全般や「ホワイトウインド」を気楽に使えるようになった。

さて、バリアの塔最上部にはボス・アトモスが待っている。こいつは健全なプレイをしていてもかなり手こずる。容赦なく降り注ぐコメットで1000程度のダメージを受け、戦闘不能になったメンバーはアトモスに吸い込まれると消滅してしまう。しかし、こいつには致命的な弱点がある。確率は低いが、こいつには青魔法「くろのしょうげき」が効く。アトモスのレベルは41で、この結果、レベルは41÷2=20.5、小数点以下切り捨てで20となる。あとはご覧の通り。

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あまりにもおバカなボスと、ゼザの最期を見届けたらギードのほこらへ。ここは強調要素なし。賢者ギードはカメの姿をしているが、カメを見ると思わず階段を探して、無限1UPに走ってしまうのは私だけではあるまい。それを見越してかどうかは知らないが、賢者ギードの部屋へは、階段ではなく水流に乗って行くことになる。もし私の考えを見抜いているのなら、さすがは賢者、といったところだろう。「だてに700年生きとらんわい!」という、ギードの後のセリフにも説得力があるというものだ。

お次はムーアの村。ここではついにレベル5の白、黒、時空魔法が買える。ファイガ、ブリザガ、サンダガ、ケアルガ…。しかし、決して買ってはいけない。仕方がないのでウインドウショッピングでも楽しむことにしよう。

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ムーアの大森林へと向かうバッツたち。ここに入るには、賢者ギードから「長老の枝」を受け取っていないといけない。さて、ここの敵は強敵だ。というか、こちらの装備が弱すぎて勝負にならない。1回の攻撃で500も600もダメージを受けるので、毎ターン回復を行わないと死人が出る。にもかかわらず、戦闘不能を回復する術は、我々には10個のフェニックスの尾しかない。というわけで、早めに回復を行いたいところだが、ホワイトウインドの消費MPは28で、しかも使用者が瀕死の状態では効果がない。ここはバッツをシーフにしてアビリティを「とんずら」にし、さっさと逃げることにしよう。何か攻略方法がだんだん「低レベルクリア」と似てきたような気がする。

森林が火災になったら、まずは宝箱の「イージスの盾」を入手してモーグリのすみかに避難。ちなみに、火事が収まってから宝箱を空けると、中身は「フレイムシールド」に変わっている。いったん村の外に出てセーブを行い、ボスの元へと向かおう。

さあ、ここのボスは強敵だ。名前はないが、NTT出版の攻略本に準じて、名前を「封印を守る者」としておこう。こいつらには、それぞれ火、水、風、土の属性があり、序盤は打撃攻撃しかしてこないが、HPが減るとファイガ、アクアブレスなどの強力な魔法を使ってくる。普通にプレイをしている方は、序盤の打撃は強力な防具に守られて何とかなるだろうが、防具を買えない我々にはこれすらキツい。そこで召喚獣ゴーレムでしのぐ。

攻略法としては、こいつらには確率は低いが青魔法「ミサイル」が効く。これが効いたら敵はもう魔法攻撃の体制に入っているので、手早く青魔法「はりせんぼん」2発で片づける。これを4回繰り返すわけだ。なお、土の封印を守る者はアースシェイカーで攻撃してくるが、普通はレビテトで回避できる。本来、拾える白魔法「レビテト」は我々にも使えるはずなのだが、前述の通りなぜかバグに阻まれて使用できなかった。まあ、敵の魔法は即死級の威力ではないため、それほど致命的なものというわけではないが。

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この後、ガラフはエクスデスと壮絶な死闘を演じた末、力つきる。バッツとレナは「死ぬなー!」と「ケアルガ」や「レイズ」で回復を図る…のだが、我々にはそんな魔法はない! 魔法の名前を叫んだだけでガラフが回復するわけあるまい。本来ならここは「回復魔法を使ったのに、なぜ死ぬ?」という疑問が生じるイベントであるのだが、魔法を知らない我々の冒険では見事に整合性が取れた。というわけで、ガラフはここで息絶え、代わりにクルルがメンバーに加わる。

さて、エクスデス城に侵入。ここの敵とは、はっきり言って戦えたものではない。特に上層部に登場するレッドドラゴンとブルードラゴン。単体でもギリギリで勝っているという感じなのに、複数で出られてはどうすることもできない。また、デスやストップを使う暗黒魔道士もやっかいだ。というわけで、ここでも「シーフ+とんずら」でザコ敵との戦闘はすべて回避することにする。また、ここにはダメージ床がある。レビテトで回避したいところだが、不可解なバグのため使用不能。だが、これは風水士にジョブチェンジすることであっさり解決。「おとしあなかいひ」もついて一石二鳥だ。このジョブチェンジによって戦闘力は激減するが、どうせ敵と戦う気は毛頭ないからあまり関係ない。

ここでは召喚獣「カーバンクル」を入手することができる。敵は自分にかかったリフレクを利用して魔法攻撃を仕掛けてくるが、大したダメージではない。というか、このあたりで出会う敵の攻撃の方が強い。戦闘を手早く片づけるには召喚魔法「カトブレパス」が有効。効く確率は低いが、連発していればそのうち何とかなる。この「カーバンクル」、エクスデス戦で絶対に必要となるので見落とさないように。

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エクスデス城の上層部には初めて入手できる槍「パルチザン」が落ちている。竜騎士のジャンプなら与えるダメージは2倍。これを有効に活用するためにもさっそくファリスを竜騎士にする。また、「ツインランサー」は2回攻撃が可能な素晴らしい武器。バッツを忍者にし、「マインゴーシュ」との二刀流にする。しかし、未だに装備がマインゴーシュというのは悲しい。

次はギルガメッシュと4度目の対戦。例によって彼からお宝を頂くことにしよう。なお、ここでは「ギルガメッシュチェンジ」後に盗むこと。ギルガメッシュチェンジ後にバッツたちに与えられた時間は存外短い。さっさとしないと彼は源氏の兜を持ったまま次元のはざまへ消えてしまうぞ。

いよいよエクスデス戦。敵のHPは32768。今までのボスとは桁違いだ。ここでは持っているアイテムをすべて使い切るつもりで戦う必要がある。まずはギルガメッシュの愛剣・エクスカリパーを「なげる」。これで3000のダメージ。次は、「ホワイトウインド」で回復しながら、「ゴーレム」と「カーバンクル」で守りを固める。カーバンクルは敵の「レベル3フレア」「ファイガ」などをすべて跳ね返してダメージを与えてくれる。エクスデスはレベルが66のため、レベル3フレアを跳ね返せば大ダメージ確定。いつも思うのだが、ボスにレベル系青魔法を決めるのは非常に快感だ。

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敵の攻撃についての対策だが、「しんくうは」を含む直接攻撃はゴーレム、魔法攻撃はカーバンクルで回避。やっかいなのが前後列を入れ替える「じばてんかん」と「しのせんこく」だ。磁場転換については面倒でも「チェンジ」で元に戻す。ただしファリスは「ジャンプ」で戦うため、あまり前後列は関係ない。放っておこう。死の宣告は残念ながら甘んじて受けるしかない。今まで使わずにためておいたフェニックスの尾はここで使う。我々は白魔法「レイズ」などという高等魔法を知らないのだから。

しかし、これだけ防御を固めても、ゴーレムやカーバンクルの効果が切れたわずかなスキにエクスデスの攻撃が決まると即死だ。ちなみにこちらのレベルは29。「ムーアの森」あたりから敵との戦闘を拒否しているため、標準的なプレイよりレベルが低いのである。装備が弱い上にレベルが低くてはエクスデスの攻撃に耐えられる理由はない。「しんくうは」一撃でバッツは力つきた。

このようにして粘り続けた結果、何とかエクスデスを倒すことに成功。以下はその写真だ。見ていただければ分かるとおり、ギリギリの勝利である。

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この後、世界が一つになる。ここから先は後編で。【生きていたエアリス】