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ドラゴンクエスト5 ヤツを10ターン以内で倒せ! ドラゴンクエスト5最強にして最大の敵・エスターク。ゲームクリア後に現れる隠しダンジョンでひっそりと暮らしているヤツは、かつて伝説の勇者に倒されたときから大きく進化していた。ダメージ160の灼熱の炎、ダメージ130程度の輝く息、イオナズン、そして超強力な打撃…。あまりの強さのため、日本各地で「エスタークを10ターン以内で倒せば仲間になる」という噂がまことしやかに流れたものだ。さて、実際はエスタークを10ターン以内で倒しても何もいいことはないのだが、そんなことは関係ない。自分の名誉のためだけに、エスタークを10ターン以内で倒すことに挑戦してみよう。 ★まずは敵を知る まず、エスタークの能力を分析してみよう。エスタークはHP9000、攻撃力420、守備力150、素早さ75というパラメータを持つ(ドラゴンクエストモンスターズのモンスターデータより引用)。守備力と素早さに関してはそこら辺のザコと大して変わらないが、何といってもHPの高さに驚く。10ターン以内で倒すには、1ターンで900以上のダメージを与える必要があるわけだ。 次、エスタークの特殊攻撃について。エスタークが仕掛けてくる特殊攻撃は以下の通り。 ・灼熱の炎(ギラ属性・全員にダメージ160) いずれも大ダメージ必至のやっかいな攻撃ばかりで、しかもこれを2回攻撃で仕掛けてくるというのだからたまったものではない。しかし、これらは防具の特殊能力や、仲間モンスターが持っている魔法防御力である程度抑えることができる。つまり、仲間モンスターを選ぶ際には魔法防御力をかなり意識する必要があり、また装備にもかなり気を遣う必要があるのである。 さて、こんなエスタークだが、一つだけ致命的な弱点がある。それは、「エスターク自身の魔法防御力が低い」ということだ。どんな呪文を使っても大ダメージ確定。しかし、エスタークにはマホカンタがかかっているため、呪文攻撃はしづらい。そこで、ヒャド系呪文に弱い敵に大ダメージを与える「吹雪の剣」が大活躍するのである。 ★次は己を知る 以上の分析を踏まえた上で、こちらのメンバーを選ぶことにしたい。なお、メンバー選定時には、「攻撃担当」と「回復担当」の二つに分け、それらの条件を別々に設定するものとする。 ◇攻撃担当の条件 これを満たすのは、「男の子」「ピピン」「スライムナイト」「キラーマシン」「ヘルバトラー」。男の子は天空の鎧、ピピンは炎の鎧とドラゴンシールドで魔法防御力を上げる。モンスター3種類は、弱点はあるものの、おおむね良好な魔法防御力を誇る。スライムナイトとヘルバトラーはヒャド系に弱いが、これは炎の鎧で、キラーマシンはギラ系をドラゴンメイルか魔神の鎧(素早さがゼロになるが大して影響はない)でカバーする。 ◇回復担当の条件 これを満たすのは、「主人公」「ホイミスライム」「ばくだんいわ」「ベホマスライム」「メガザルロック」「スライムベホマズン」。はぐれメタルもメガザルを使えるが、打撃を食らえば死んでしまうのと、非常に仲間にしにくい(笑)ので却下。スライムベホマズンはベホマズンとメガザルの両方を使えるので非常に重宝する。主人公は外すことが出来ないのでメンバー入りが確定しているが、できれば主人公を外してスライムベホマズンを入れたいくらいだ。
★これで百戦危うからず さて、メンバーがそろい、最高レベルに上がったところでエスタークに戦いを挑もう。装備は攻撃担当は全員が吹雪の剣。防具は前述の通り、各自の足りない魔法防御力を補うものとした。非常に重要な役割を果たす戦いのドラムは、男の子に持たせておく。その結果が以下の通りだ。ちなみに「もょもと」は主人公、「へいはち」は男の子、「ちゅん」はスライムナイトの3匹目だ。 さて、エスタークに「お前を滅ぼすためにやってきた!」と高らかに宣言したところで、戦闘開始。男の子は戦いのドラムを持っているので常に戦闘に出し、それ以外の攻撃担当者2名をまず戦わせる。戦いのドラムがかかった状態で攻撃担当者が攻撃すると、400〜450のダメージが与えられる。 注意しなければならないのは、「男の子だけは絶対に死なないようにする」ことだ。男の子が死ぬと、戦いのドラムが使えなくなり、タイムロスが生じてしまう。男の子以外のメンバーは死んでしまって構わない。もし死者が出たら、馬車内の控えのメンバーと交代すればいいだけなのだから。 このメンバーで戦いに臨むと、意外なほどダメージを受けない。攻撃担当者が全員死に絶える前にエスタークを倒すことができた。会心の一撃がでなくても9ターンは確実(以下の写真参照)。今後、もっと粘り込み、8ターン、7ターンを目指す予定なので、乞うご期待。【生きていたエアリス】 |