★ポストは友達・新田瞬2
ゲームの「キャプテン翼」ファンの間では、
「新田はシュートをポストに当てる」
と言うのが、常識となっています。
しかし、「5」では、新田はカンピオーネのジョアン監督の元で指導を受け、
ストライカーにパワーアップ!
日本代表として登場はしませんが、見事にラスボスの座を掴みました。
さて、そんな「5」でパワーアップした新田なら、ポスト率もグンと下がっているはず。
早速試してみました。
前回同様、新田君には、彼の持つ必殺シュート「隼シュート」「隼ボレー」「ファルコンダイブ」を、
それぞれ100回撃ってもらい、シュート決定率を調べます。
★ルール
・シュートはエリア内で撃つ
・キーパーがキャッチ、パンチングして防いだ場合はノーカウント。
・ディフェンダーがブロック、カバーして防がれた場合もノーカウント。
・新田がトラップした時に、キーパーが飛び出て、ゴールが空っぽになった場合もノーカウント。
(ポストに当りやすい気がするので)
・シュートでキーパーやディフェンダーを吹っ飛ばしてゴールした場合は有効。
なお、キーパーは東邦のゴールキーパーにやってもらいました。
では、早速結果を見て見ましょう。
|
シュート数 |
ゴール数 |
決定率 |
ポスト率 |
隼シュート |
100回 |
87回 |
87% |
13% |
隼ボレーシュート |
100回 |
71回 |
71% |
29% |
ファルコンダイブ |
100回 |
82回 |
82% |
18% |
なんと、隼ボレーでは29%の高確率でポストに直撃!
およそシュート10本中3本がポストに当る計算です。こりゃ酷い。
では、前作のシュートのポスト率と比較してみましょう。
キャプテン翼4 |
|
キャプテン翼5 |
|
隼シュート |
|
隼シュート |
|
12% |
→ |
13% |
↑1% |
隼ボレーシュート |
|
隼ボレーシュート |
|
22% |
→ |
29% |
↑7% |
ファルコンクロウ |
|
ファルコンダイブ |
|
15% |
→ |
18% |
↑3% |
なんと、全てのシュートでポスト率が上昇しています。
せっかく能力は上がったのに、決定率は下がっています。なんじゃそら!
さて、新田は「5」で新たに、チームメイトのアルシオンとのコンビ技「シャドウストライク」を習得しました。
こちらのポスト率も調べてみましょう。
|
シュート数 |
ゴール数 |
決定率 |
ポスト率 |
シャドウストライク |
100回 |
83回 |
83% |
17% |
ポスト率は17%。ファルコンダイブと同じぐらいのポスト率です。やや高めと言えるでしょう。
さて、このシャドウストライク、実はアルシオンの側からも打つ事が出来ます。
新田から打った場合と、アルシオンから打った場合。
2つに差はあるのでしょうか?
|
シュート数 |
ゴール数 |
決定率 |
ポスト率 |
シャドウストライク(新田) |
100回 |
83回 |
83% |
17% |
シャドウストライク(アルシオン) |
100回 |
77回 |
77% |
23% |
なんと2人のシュートには6%もの差が!?
これは誤差の範囲を越えていますね。
アルシオンはシュートがヘタクソなのでしょうか?
いえいえ、実は「シャドウストライク」というシュートは、
一方がボールを蹴り、影のように潜んでいたもう一人が背後から現れシュートを放つという必殺技です。
例えば、新田から発動した場合は、背後からアルシオンが現れ、シュートを放ちます。
つまり、アルシオンのシャドウストライクで、実際にシュートを放っているのは新田。
新田がシュートをポストにぶち当て、アルシオンの足を引っ張っているという事です。とほほ。
ちなみに、アルシオンのほかのシュートの決定率も調べてみました。
(100回蹴るのは面倒なので30回ずつですが)
|
シュート数 |
ゴール数 |
決定率 |
ポスト率 |
スターバースト |
30回 |
27回 |
90% |
10% |
シューティングスター |
30回 |
23回 |
77% |
23% |
オーバーヘッド |
30回 |
26回 |
87% |
12% |
というわけで、スターバーストやオーバーヘッドと比べると、
シャドウストライクのポスト率の23%は明らかに高いです。
シューティングスターのポスト率が高いのは、
この技が、ゴールが豆粒に見えるぐらいに高く飛び上がり蹴るシュートだからでしょう。
そんなに高く飛んだら、ゴールに入らないって・・・。
というわけで、「5」の新田はパワーアップしたものの、
ポストに当てる能力までパワーアップさせてしまったようです。
残念!
ついでに日本代表のほかのメンバーの代表的なシュートのポスト率も調べてみました。
他のメンバーも上昇しているのなら、新田のポスト率が上昇しても納得がいきますが・・・さて。
|
選手 |
シュート数 |
ゴール数 |
決定率 |
ポスト率 |
ドライブシュート |
翼 |
30回 |
23回 |
77% |
23% |
ファイナルタイガー |
日向 |
30回 |
23回 |
77% |
23% |
イーグルショット |
松山 |
30回 |
26回 |
87% |
12% |
ヤマザルバスター |
石崎 |
30回 |
28回 |
93% |
7% |
カミソリシュート |
早田 |
30回 |
28回 |
93% |
7% |
|
|
|
|
|
|
ブーストサイクロン |
翼 |
30回 |
26回 |
87% |
12% |
ツインシュート |
岬 |
30回 |
24回 |
80% |
20% |
スカイラブツイン |
立花 |
30回 |
23回 |
77% |
23% |
ご覧の結果です。
では、前作のポスト率と比較してみましょう。
キャプテン翼4 |
|
キャプテン翼5 |
|
ドライブシュート |
|
ドライブシュート |
|
17% |
→ |
23% |
↑6% |
ドラゴンタイガー |
|
ファイナルタイガー |
|
10% |
→ |
23% |
↑13% |
イーグルショット |
|
イーグルショット |
|
10% |
→ |
12% |
↑2% |
ヤマザルバスター |
|
ヤマザルバスター |
|
12% |
→ |
7% |
↓5% |
カミソリシュート |
|
カミソリシュート |
|
10% |
→ |
7% |
↓3% |
サイクロン |
|
ブーストサイクロン |
|
0% |
→ |
12% |
↑12% |
ツインシュート(岬) |
|
ツインシュート(岬) |
|
53% |
→ |
20% |
↓33% |
スカイラブツイン |
|
スカイラブツイン |
|
12% |
→ |
23% |
↑11% |
というわけで、上がったり下がったりまちまちです。
上昇率が激しいのは、ファイナルタイガー。
23%は新田のファルコンダイブ(18%)より高いので、
ファイナルとついているわりには、頼りないシュートになってしまいました。
翼の場合はドライブシュートもブーストサイクロンも上昇。
あわせて18%もポストに当てる率が上がっています。
日本のツートップ(日向・新田)と、司令塔(翼)のポスト率が上昇・・・日本の得点力は大丈夫なんですかね?
一方劇的に下がったのが、岬のツインシュート。
前回は半分以上をポストに当てていましたが、今回では20%に減少。
5本中1本と大きく減りました。(それでも高いけど・・・)
また、ヤマザルバスターも決定率アップ。
しかし、ヤマザルバスターはかなり威力が落ちてますね・・・ザコキーパーにも簡単に弾かれます。
ポスト率が下がっても、キーパーに弾かれちゃうんじゃ・・・。
というわけで、
「5」では、新田だけでなく、日向や翼もポストと友達になりました
という、お話でした。
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