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◆アルデバラン様の勇姿 十二宮編

さて、星矢戦以降のアルデバラン様の活躍を見ていきましょう。

 

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星矢との戦いの後、当分出番は無いのかと思いきや、7ページ後にあっさり再登場します。

BRAVO!

ムウ 「アルデバラン、久しぶりですね。角を修復して差し上げようか。フフフフ。」

「おおムウ、いつ聖域に・・・・・・!?」

アルデバラン様と、牡羊座のムウとの対面です。

にしてもムウ、さすが黄金聖闘士ですね。現れただけでザンというものすごい音がします。

「い・・・いやあ面目ない。すっかり星矢にしてやられたわ。ハッハハハ。」

照れ笑いですね。アルデバラン様のお茶目な一面です。貴重ですよ、これ。
ファンは悶絶しましょう。

ムウ 「フッ、何を言う。あなたが本気で彼を潰す気になったら、今頃ここは血の海のはず。」

そうですよ、決してアルデバラン様が負けたわけではないのですよ。覚えておきましょうね。

ムウ 「なぜ、星矢たちに道を譲ったのです?」

「いや星矢と戦っている内に、オレ自身わからなくなってきたのだ!
 日本にいる女神を奉じて彼らがここに乗り込んできた。その星矢たちが本当なのか教皇が本当なのか。」

はい、アルデバラン様は自分の考えが正しいかどうか、自分で考え、改める事が出来る人間ですよ。

「力こそ正義だ!」と頑として譲らず死んでいった、
どこかの魚座の黄金聖闘士とは大違いですね。

「時々聖域に雑兵や側近の死体が捨てられていると聞く。しかもそれが教皇の仕業だと言う噂もある。
 ・・・教皇の正体を見たからだと。」

やはりアルデバラン様、なにげに情報通です。
おそらく、雑兵たちにも親しまれ、よく、おしゃべりとかしているのでしょう。
うん、そんな気がします。

「しかしオレにはどうしても信じられん。近辺の貧しい人々に神のようにあがめられている、あの教皇に限って・・・」

ムウ 「だからそれを全てハッキリさせるためにも、彼らの戦いは無駄ではないのです!」

「しかし次の双児宮は、いかに彼らでも抜ける事は不可能だぞ、ムウよ。」

ムウ 「双児宮・・・・・・あそこは確か守護人が不在の宮ではなかったか?」

「たしかに双子座の聖闘士の姿はオレたち黄金聖衣でも見た奴は一人もいない!
 しかしオレは小宇宙を感じる。双子座の聖闘士は確実に双児宮に来ている!」

ムウ 「ま・・・まさか?もしそうなら十二宮の中でも最も恐ろしい戦いになる!
    私の予感が正しければ双児宮の聖闘士はおそらく・・・」

はい、皆さん注目!おしゃべりやめる!
実はこの会話、とても重要なのですよ。次のポイントを抑えてくださいね。

○ムウは金牛宮でアルデバラン様の話を聞くまで、双児宮の守護人はいないと思っていた。

はい、この事を覚えて置いてくださいね。後で出てきますから。


にしても、ムウが感じなかった双児宮からの小宇宙を感じる事が出来るとは。
アルデバラン様、意外と敏感なのですね。

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次の登場は9巻。

双子座の黄金聖闘士と瞬が戦っている時、何者かが教皇の瞑想を邪魔し、双児宮の幻影が消えてしまいます。

教皇 「だれだ!?わたしの瞑想を直接わたしの頭脳に邪魔をした者がいる!!」

と、ここで教皇は邪魔をした者を探り始めます。

教皇 「城戸沙織は倒れたままだ。ペガサスとドラゴンは巨蟹宮に向かっている最中。
     ムウは白羊宮・・・アルデバランは金牛宮を動いてはおらん。」

はい、ここでアルデバラン様ちょっとだけ登場。

こんな時でもアルデバラン様は腕組みをしています。つまり戦闘態勢です。
聖域が非常事態のこの時、戦闘の準備を怠らない。黄金聖闘士の鑑ですねぇ。

ちなみにムウ、さっき「角を修復して差し上げようか」といっておきながら、全然直してませんね。
・・・ま、コレは仕方ないか。

にしても次の教皇のセリフはいただけませんね。

教皇 「ムウや老師以外にこの私の頭脳に直接ショックを与えるようなマネの出来る聖闘士がいるというのか・・・」

「ムウや老師」・・・って、アルデバラン様は無視かよ!!

明らかにアルデバラン様はを過小評価していますね。

そんなことだから青銅聖闘士ごときにやられるのです。
青銅相手にも手を抜かなかった、アルデバラン様を見習いなさい。

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この後、しばらくアルデバラン様の出番はありません。

ただ、9巻に牡牛座の聖衣分解装着図があるので見ておきましょう。
なかなか聖闘士の全身って見れませんからね。

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さて、アルデバラン様、久々登場は12巻。
射手座の黄金聖衣が戻り、黄金聖衣十二体が聖域に集結し共鳴をするシーンです。

「うっ!?」

以上です(笑)。

その後、見開きで黄金聖闘士+聖衣十二体が描かれています。
こうやって揃うと、やはり華がありますね、黄金聖衣は。

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さて、長らくお待たせしました、十二宮編もいよいよラストです。
ハイ、単行本13巻P27を開きましょう。
ムウが教皇の正体を暴くシーンですね。

ムウ 「今の教皇は真の教皇ではない!いつの間にか別の人間が入れ替わってしまったのだ!!」

「なにい!?」

はい、ここでアルデバラン登場です。

にしてもアルデバラン様、体が大きいせいか、コマも大きいですね。
アイオリアやミロと比べると、

アルデバラン様 5cm×9.9cm=49.5cm
アイオリア 6.3cm×4.9cm=30.87cm
ミロ 6.3cm×4.8cm=30.24cm

はい、かなり違う事がわかりますね。
・・・自分で書いといてなんだけど、あんまり意味のない比較ですね。

・・・さて、ここからが重要です。よく聞いていてくださいね。

ムウ 「十年以上もの間ずっとそんな予感がしていたのだがこの聖域に来てよりいっそう確信するようになった。
    守護人が不在とされる双児宮に巨大な小宇宙を感じてからな・・・」

「むう・・・。た・・・確かにあの小宇宙は異常だった。」

はい、ここまでをまとめてみましょう。

1.ムウは双児宮の巨大な小宇宙を感じて、教皇がサガである事を確信した。
2.ところがムウは金牛宮に来るでは、双児宮は守護人が不在だと思っていた。
3.ムウはアルデバラン様の話を聞いて初めて双児宮の守護人がいる事を知った。

管理人が何を言いたいのか、わかりましたね。

つまり、「ムウが教皇の正体がサガであると確信したのは、アルデバラン様のお陰」というわけです。

この後、ムウの話が進んで、サガが正体を現します。
多分、この話が出なかったらサガは正体を現さなかったでしょう。

アルデバラン様、地味ながらいい仕事をしましたね。
陰のMVPという事にしておいてください。

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さて、この後もアルデバラン様の出番はいくつかあるのですが、
他の黄金聖闘士と一緒に驚いているだけなので、セリフのみの掲載とさせていただきます。

 

「バ・・・バカな!!」

 

「や・・・やはりムウの考えていた事は正しかったのか・・・」

 

「そうだ、今も話していたようにサガとは神の化身のようだった男・・・」

 

「うう・・・なんてことだ。オレたちは十三年間騙され続けていたと言うのか・・・」

 

 

こんなところです。

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途中、P38でショッキングな映像が流れます。

13年前のアルデバラン様、つまり、7歳のアルデバラン様です!

この当時は、今のような老け顔ではなかったのですね。
鼻がゴツイのがやや気になりますが。

この頃はまだ老け顔ではないという事は、修行時代の苦労が原因で老け顔になった訳ではないのですね。
ということは、黄金聖闘士になってから相当苦労されたのでしょう。
ムウの人相の変わり様なんかを見てもわかりますね。

にしても7歳児が黄金聖闘士になっちゃっていいんですかね?
仮にも聖闘士の頂点に立つものが、7歳って・・・。

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さて、そうこうしているうちに、女神が復活しました。

そこへ生き残った黄金聖闘士5人が集結。
ここでそれぞれが自己紹介。

「牡牛座のアルデバラン。これよりのち女神に忠誠を誓います・・・」

はい、我らがアルデバラン様が最後を締めました。

ありがとうアルデバラン様!

 

これにて十二宮編でのアルデバラン様の出番は終了。
次はいよいよポセイドン編に突入です。

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戻ろう。