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◆アルデバラン様の勇姿 VSペガサス星矢

アルデバラン様の活躍をご紹介いたします。なお、これが一番の見せ場です(笑)。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

我らがアルデバラン様の初登場は、
コミックス8巻「聖域!十二の宮殿の巻」

反逆を企てる女神(アテナ)の青銅聖闘士が、聖域に乗り込んできました。

氷河 「おかしい、小宇宙(コスモ)のかけらも感じないぞ!」
星矢 「かまわねえ、このまま突破しちまおう!!」

こいつら聖域をなめています!

もちろんそんなに甘くはありません。
金牛宮に突入した星矢たち4人は、壁に当たったかのように、いとも簡単に跳ね返されてしまいます!

そして暗闇の中から登場しました!我らがアルデバラン様!

倒れこんでいる星矢たちを見下ろし、

「勝手にこの金牛宮をとおりぬけることはゆるさん! この牡牛座のアルデバランがな!!

まずは自己紹介。さすがは聖闘士の頂点に立つ黄金聖闘士!礼儀正しい男です!
通りすがりにイキナリ手刀で襲う、どこかの黄金聖闘士とは大違いです。

時間のない青銅聖闘士たちは、
まず星矢がペガサス流星拳をアルデバランに放ち、そのスキに金牛宮を突破しようと試みますが、
そんな小細工はアルデバラン様には通用しません!

流星拳を食らっても、その体は微動だにすることなく、
突破を試みた紫龍、氷河、瞬の3人は、アルデバランの両腕により行く手を阻まれ、
いとも簡単に吹き飛ばされ、気絶してしまいます。

早くも3人を片付けてしまいました。

しかもここまで必殺技は一度も使っていません。
つまり、力だけで青銅聖闘士をしりぞけてしまいました。格が違います!


ここでちょっと他の黄金聖闘士と比べてみましょう。

ジェミニ:紫龍と星矢を先に通してしまう。
デスマスク:星矢を先に通してしまう。
ミロ:星矢、紫龍、瞬を先に通してしまう。
シュラ:星矢、氷河、瞬を先に通してしまう。
カミュ:星矢、瞬を先に通してしまう。
アフロ:星矢を先に通してしまう。

つまり、青銅聖闘士複数と対峙しておきながら、戦闘が終わるまで一人も先に通さなかったのは、
シャカとアルデバラン様だけなのです。

しかも、シャカは3人を止めるのに「カーン」と「天魔降伏」という2つの技を使用しています。
それに対し、アルデバラン様は二本の腕だけで青銅聖闘士3人を食い止めました。

つまり、敵を足止めする事に関しては、アルデバラン様がNo.1と言う事です。
はい、ここ重要ですから、覚えておくように。

 

さて、残った星矢との一騎打ち。ここからカラーページに変わります。
そう、アルデバランと星矢の対決は、本誌ではカラーで描かれたのです。
さすがアルデバラン様。車田先生も粋な事をしてくれます。

アルデバラン様は両腕を胸の前で組み、戦闘態勢に入ります。

星矢 「何だその構えは・・・?戦う気がないのか、アルデバラン」

「たかが青銅聖衣相手に露骨なファイティングポーズを取る必要もあるまい。このままでも十分お前を倒せるわ!」

星矢は気づいていませんが、これはアルデバランにとって
必殺技「グレートホーン」の威力を引き出すための、最高の構え。
アルデバランが最も己の力を引き出せる構えなのです。
青銅聖闘士相手でも、相手を見くびらず、最高の力で立ち向かう。さすが、アルデバラン様。

ちなみにこの構え、いかにグレートホーンが出しやすいか、実際に腕を組んでみると分かります。
普通にファイティングポーズをとって、両腕を前に突き出すのと、
腕組みの状態から、腕を滑らせるようにして前に出すのとでは、
腕組みの状態の方が、勢いがつく事が分かると思います。

 

まずは星矢の背後の石壁を拳圧で叩き壊します。
アルデバラン様の力がどれほどのものか、相手にわからせるためです。
これまた、イキナリ手刀で殺そうとしたどっかの黄金聖闘士とは大違いです。

星矢にはアルデバラン様の拳すら見る事が出来ません。

「ペガサスよおとなしく去れ!おまえとわたしでは戦うには実力が違いすぎる!」

相手に敗北を諭します。さすがアルデバラン様。無闇に人の命を奪ったりはしません。

入ってきただけで、「死肉に飛びつく餓鬼のようだぞ」とか言いながら止めをさす、
どっかの慈悲を持たない乙女座の黄金聖闘士とは大違いです。

 

ところが往生際の悪い星矢は、大きくジャンプし上空からペガサス流星拳を放ってきます。

「グレートホーン!!」

星矢は石壁に激突、さらに壁を突き抜け、5つ目の壁にぶつかりようやく止まります。

いや〜、すごいパワーですね。
パワーだけなら最強ですね!これは認めてやってください!

星矢「な・・・なんという強大さ・・・オレの流星拳をここまではじき返したヤツは今まで一人もいない!
 ま・・・まさしくヤツはおそるべき・・・黄金の野牛だ!!

「もう一度くらえ!グレートホーン!!」

さすが、アルデバラン様。攻撃の手を緩めません。

星矢はさらに壁を突き抜け、無残に石畳の上に転がります。

そこに駆け寄り、仁王立ちのアルデバラン様。

「おそらくその聖衣、ムウに修復してもらったものだろうが・・・なまじ強度になったのが帰ってお前の不運・・・
 本来なら聖衣はくだけ、お前もひと思いに死ねていたものを・・・。
 だがあまり苦しみが長引いても哀れだ!ここで一気に葬ってやるぞ!」

なるほど、無駄な殺傷は好まないが、殺すなら苦しませずひと思いにという訳ですね。

わざわざ技の説明をしながら、15発も激痛を与え、相手をじわじわといたぶる、
どっかの蠍座の黄金聖闘士とは、大違いです!

 

星矢を踏みつけようとするアルデバラン様ですが、往生際の悪さでは聖闘士一の星矢は、
アルデバラン様の足をつかみ、受け止めようとします。

が、無理でした。

星矢の腕力では受け止められるはずも無く、
アルデバラン様の右足は、星矢の胸を踏みつけます。

「お前をこの地深くうずめてやる!この場がそのままお前の墓穴になるのだ!」

なんと踏みつけられた星矢は地面に埋まっていきます。すごいパワーです!

相手を葬るだけでなく埋葬までしてくれるとは、なんて気の利く男でしょう、アルデバラン!

弟子を氷の棺に入れて、他人の宮へ勝手に置いて行く、
どこかの水瓶座の黄金聖闘士とは、大違いです。


「フッ、地中深く葬られてどうやら息絶えたようだな。かわいそうだが仕方あるまい!
 さて向こうで気絶している三人の青銅聖衣の止めもさすとするか。」

一人で4人も始末しなければならない、大変ですね、アルデバラン様。

紫龍達の元へ向おうとするアルデバラン様。ところが、何か感じましたよ。

「な・・・なんだ、この小宇宙は!?」

なんと穴から星矢が飛び出してきました。せっかく埋葬してあげたのに台無しです。
せっかくのアルデバラン様の心遣いが分からないんですね。まぁ、まだ中学生ですから。

ところが次の発言はいただけませんね。

星矢「アルデバラン、お前のグレートホーンを封じるためにはお前の拳を抜かせる以外ない!
    居合の剣を封じるのと同じようにな・・・」

はい、生意気ですね。とっちめてやりましょう。
それより注目は、セリフの初めの部分。「アルデバラン」って、呼び捨てかよ!
黄金聖闘士と言えば大先輩ですよ。礼儀知らずにも程があります。

よく見たら、最初から呼び捨てにされてますね。その後、他の黄金聖闘士も呼び捨てです。

誰がこいつらを教育したんですか?

「フッ、それがわかったからどうだと言うのだ!お前の実力ではどうやっても抜かせる事などできんぞ!」

おお、散々呼び捨てにされても冷静ですね。
うっとおしいからと言って、わざわざ念力まで使って女の子を滝壷に落としたり、
傷をつけただけで、血の池に落としたりする、どこかの黄金聖闘士達とは大違いですね。

星矢「抜かせて見せるさ、この流星拳で!」

「こんな緩やかなものをかわすのにいちいち拳を抜くと思うのか!緩やかに体をかわすだけよ!」

あの巨大な体で流星拳を難なくかわしていきます。ところがここで変化がおきます。

「なに?流星が変化した・・・?ま・・・まさか!?まさかこれは・・・」

BIG BANG!?

おお、ブラジル人なのに英語です。
普通ならカタカナ表記でいいにもかかわらず、わざわざアルファベットになっているということは、
かなり英語の発音に近かったと言うわけでしょう。
語学にも堪能なアルデバラン様です。

「バ・・・バカな、ヤツの拳がビッグバンをおこすとは。
ま・・・まさかヤツの体の感覚が著しく衰えた事によって小宇宙が増大したのか・・・
つまり五感のひとつの触覚が失われた事によって、その分セブンセンシズである小宇宙が強大になったのだ。
星矢は黄金聖闘士十二人しか体得していない小宇宙の究極・・・
セブンセンシズに目覚め始めたと言うのか・・・」

おお、相手の技を受け止め、しかも冷静にそれを分析しています。
パワーだけでなく、判断力、そして冷静さを失わない強靭な心をもっています。
さすがアルデバラン様。

また、このセリフにより、読者に何が起こったのか説明しているわけですね。
読者に対する配慮も忘れない、これが黄金聖闘士です。
青銅たちは技を打つだけで、「絶対零度」とか「ストリーム」とか説明するのは黄金です。

にしても、いつの間にペガサスの名前が「星矢」である事を知ったんですかね?
もしかして、アルデバラン様、スゴイ情報通なのかもしれませんよ。


そんなこんなで構えを解かれたものの、ビッグバンを起こした星矢の拳は左手で軽く止めてしまいました。
流石ですね。

ところが次の星矢のセリフは生意気ですね。

星矢「どうだタウラス、お前の拳を抜かせたぜ!次はその黄金の角をへし折ってやる!

身の程知らずもいい所です。

流石にこれにはアルデバラン様も、

「なに!?お前何を言っているのかわかっているのか?」

と、カチンと来た模様です。

「オレのこの黄金の角をへし折るだと?
フッ、もしそんな奇跡的なことがお前にできたらオレはあっさりと敗北を認めてくれるわ!」

はい、ここで勝負が明確になりましたよ。
角を折るか、折られるか。実に簡単な決着方法です。男らしいですねぇ。

「しかし、たかがオレの構えを解かせたぐらいでいい気になるなよ!
腕を解いたところで必殺拳の威力に変わりはないのだ!くらえ星矢!!

グレートホーン!!

星矢はまともに喰らい、またもや吹っ飛びます。
しかし、しぶといだけがとりえの青銅は、起き上がってきました。

「ま・・・まただ!また星矢の小宇宙が大きくなっていくのを感じる。
傷つき倒される度に星矢の小宇宙は成長しているのか!?
この男もしこのまま成長していけば・・・黄金聖衣十二人をもしのぐ聖闘士になるかもしれん・・・」

何度も立ち上がる星矢を見て、少し殺すのは惜しいと感じていますね。ですが、

「だが教皇のおっしゃられるとおり聖域に対し反逆を企てる者だとすれば、今ここで倒しておくしかない!!」

そうです。やはり聖域を守る事が第一条件です。止めを刺しましょう。

「死ね!ペガサス」

アルデバラン様のグレートホーンが発動されました。

ガカッ!!

「なにい!?こ・・・こいつグレートホーンの威力を止めたぁ〜〜〜〜〜!?」

なんと、星矢は片手でグレートホーンを受け止めました。生意気な!
調子に乗った星矢はグレートホーンをアルデバラン様に跳ね返そうとします。
調子に乗るのにも程があります。

「バ・・・バカめ、そのままこのオレに跳ね返そうと言うのか?
そこまでは無理だ!逆に吹っ飛ばされるぞ!そら!」

戦闘中にもかかわらず、相手を気遣う心。流石アルデバラン様です。

星矢「うわぁあー!!」

結局跳ね返せず、星矢は情けない声を出し吹っ飛びます。図に乗るからです。

星矢「よ・・・ようやくしっかりと見えてきたぜアルデバランよ!お前の繰り出すグレートホーンの軌跡が・・・
    今度こそ確実にはじき返してやる!!

「な・・・なんだとっ」

この青銅、自分で何言ってんのかわかってんですかね?

星矢「こい!アルデバラン、これが最後だ!!」

「バカめ今度こそ確実なのはお前の死だ!くらえ、グレートホーン!!」

アルデバラン様、先ほどは片腕で止められたので、両腕を繰り出しました。
さあ、死ね!ペガサス!!

星矢「見えたぞ!野牛の両拳が!!」

「なにい!?」

なんと両者の拳がぶつかり、二人とも吹っ飛んでしまいました。バカな!?
アルデバラン様は、仰向けに倒れてしまいます。

「くっ、信じられん。グレートホーンを本当にこのオレにはじき返すとは・・・
だ・・・だが、あいつももはや今の衝撃には耐えられまい・・・星矢よ・・・」

自らの技を喰らっても、難なく立ち上がります。強靭な肉体の持ち主ですね。
黄金聖衣がスゴイからとか言ってはいけません。

「な・・・なに?星矢の小宇宙が消えた!?バ・・・バカな・・・星矢はどこだ!?」

星矢「ここだタウラス!!」

なんと真上にいました。真正面から向ってこない、情けないヤツですね、こいつ。

星矢「約束通り、その角もらったぜーっ!!」

ガッ!!

「な・・・なにいーーーーーっ!?」

なんと星矢の手刀により、アルデバラン様の角が折れてしまったではないですか。

ちなみにここでアルデバラン様はかなり驚いていますが、星矢が角を折った事に驚いているのではありません。
黄金聖衣が、こんな簡単に破損してしまった事に驚いているのです。

神話の時代より一度たりとも破壊されることのなかった黄金聖衣が、
青銅聖闘士の一撃で壊れてしまったのですからね。
とんだ欠陥品です。

アルデバラン様の角は落ち、石畳の上に突き刺さりました。

星矢「どうだアルデバラン!約束通り黄金の角をヘシ折ってやったぜ!!
    さあ、潔くお前の負けを認めるか!?それとももう一本もヘシ折って欲しいか!?」

「うぬう〜〜っ」

角一本折ったぐらいで、なんて生意気なガキなんでしょう。
ここで管理人がアルデバラン様なら、
グレートホーン20連発ぐらい浴びせてカノン島まで吹き飛ばしてやる所です。

ところが、アルデバラン様はそんな事をするお方ではありません。

「ウワーッハハハーッ!!」

なんと笑っています!笑ってますよ!

「いやぁ、まいった。オレの負けだ星矢、ハハハ・・・。このタウラスの角をヘシ折った男などお前が初めてだ!」

星矢「そ・・・それじゃあ」

「ああ、行くがいい。この金牛宮はとおらせてやる」

潔く一度言った事は守ります。漢ですねぇ。
「私に構わず早く行くんだ!」と言ったすぐ後、「誰がアテナの盾など取りに行かせるか!」とか言う、
どこかの黄金聖闘士とは大違いです。


氷河「星矢!!」

いつの間にか、他の3人の青銅聖闘士が起き上がっていました。

星矢「おお、お前たち気がついたのか、よかった。」
氷河「すまん、お前だけに苦労をかけさせてしまったようだな。」
紫龍「だけどよくひとりでやったな、星矢。」

こんなこと言ってますが、多分途中で目が覚めたんだろうけど、
アルデバラン様の迫力がすごかったんで、寝た振りしてたんでしょうね。ええ。
もしそうじゃなかったら、こんなタイミングよく起きてきたりしません。
しかも3人同時に。

星矢「とにかく時間がない、先を急ごう!」

「星矢」

先を急ぐ星矢を、アルデバラン様は呼び止めます。

「この先も同じように行くと思ったら大間違いだぞ!黄金聖衣をなめるなよ!

互いに拳を交え、星矢の力を認めたアルデバラン様。今後の戦いのために、星矢を思い忠告をします。

ところが、

星矢「わかっている、あんたとの戦いで黄金聖衣の強大さが、いやって言うほどわかったさ。」

素直に返事しろよ!
しかも黄金聖闘士に向って「あんた」ってオイ!!

もうちょっと目上の者に対する口の利き方ってのを、誰かこいつらに教えてやってください。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


というわけで、アルデバラン様の仕事は、ここで一応終わりです(笑)。


ちなみにアニメ版ですが、アルデバラン様の角が折られた後、星矢は原作のように通しますが、
他の3人は、「おっと、おれが認めたのは星矢だけだ!」
とか言って、通してくれませんでした。
自らが認めたものしか通さない。頑固・・いやいや漢です!

他の三人ですが、管理人の記憶が確かならば、紫龍がグレートホーンを盾で防ぎ、
瞬のネビュラチェーンでアルデバラン様の腕を封じ、氷河のダイヤモンドダストでアルデバラン様の腕を凍らせ、
「俺の角を折ったやつも初めてだが、俺の腕を凍らせたやつも初めてだ。」
という理由で通してくれた・・・と言う展開だったと思います。一部違うかもしれませんが・・・。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

戻るぞ