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◆アルデバラン様の勇姿 ハーデス編

冥王ハーデスが復活し、地上は闇に包まれた!
さあ、アルデバラン様の活躍やいかに!

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

さて、ポセイドン編では、「死んだはずのアルデバラン様が実は生きていた」という
とんでもないストーリーがあり、管理人は大人気なくキレてしまいましたが、ここで冷静に考えてみましょう。

どう見ても後から考えた展開でしたが、ではなぜ車田先生はアルデバラン様を生かしたのでしょう。

そうです、この先アルデバラン様を活躍させるためです。

そうでなければ、あれだけ無理をして、「実は生きていた」なんてストーリーにする必然性がありません。


さあ、いよいよハーデス編スタート!アルデバラン様の活躍は近いぞ!

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

舞台は聖域・十二宮。

ハーデス軍の先陣を切って攻め込んできたのは、なんとかつて黄金聖闘士であった、サガ、カミュ、シュラ!

第1の宮・白羊宮のムウは、かつての教皇・シオンにより金縛りにあい、
3人を通してしまいます。情けない。

さて、こうなるといよいよアルデバラン様の出番です。
かつての黄金聖闘士3人が相手では少々分が悪いですが、おそらく大活躍してくれるでしょう。

そうでなくては、なぜ助かったのか、理由がわかりません。

その後、老師が現れムウの金縛りを解き、ムウは聖域を駆け上がり金牛宮に向かいます。

ムウ 「着いた!アルデバランの守る第二の金牛宮!!」

さあ、いよいよですよ!

ムウ 「だが・・・これはおかしい。まるで小宇宙を感じない・・・。
    サガたちは確実にここを通ったはずだが・・・アルデバラン!・・・うっ!

どうしたんですか、ムウ!?

ムウ 「アルデバラン!!」

出ました!アルデバラン様、仁王立ちで登場!猛々しい!

 

ムウ 「し・・・死んでいる・・・」

 

 

 

 

 

なにい!?

 

 

 

ムウ 「ア・・・アルデバラン・・・あなたは死してなおこの金牛宮を守り抜こうとして・・・立ち往生したのか・・・」

オイ!登場した時点ですでに死んでるって、どういうことだ!誰か説明してくれ!

ムウ 「聖闘士の中で並ぶべき者のない剛を誇るあなたも・・・
    サガやカミュ、シュラが一度に相手では流石に防ぎきれなかったのか・・・」

なにい、サガたちがアルデバラン様を殺ったのか!?かつての仲間を殺すとはどういう事だ!?

ムウ 「し・・・しかし、ほとんど争った後がなく傷一つないとは・・・アルデバランはどうやって息絶えたのだ・・・
    ま・・・まさか・・・まさか冥闘士は!」

その時、アルデバラン様の背後に何者かが?

?? 「その通り、ここへ来た冥闘士はサガたちだけではない。
    サガたちは、動けなくなったこのタウラスの横を通り抜けていっただけだ。」

なにぃ!?サガたちがアルデバラン様を殺ったのではないのか!?
となると、誰がアルデバラン様を倒したのだ!?

?? 「もちろんタウラスを動けなくしたのも、止めを刺したのも、全てはこの俺がやったことだ!!」

バアアアアン!!

な、なんと牡牛座の黄金聖衣が木端微塵に引き裂かれてしまいました!!
神話の時代より、1度も破壊された事の無いはずでは!?
星矢が折った角の件もあるので、やっぱ牡牛座の黄金聖衣だけ不良品です!!
どうなってんだ!?

そんな話はさておき、この今までに無い派手な登場の仕方で現れたのは・・・

ニオベ 「この地暗星ディープのニオベがな!!」

ついに正規の冥闘士が登場!
アルデバラン様は記念すべき、冥闘士にやられた初の聖闘士となってしまいました。
ギャフン!!

にしても、アルデバラン様を倒したほどですから、さぞかし、強い冥闘士なんだろうな。
あんたの戦い次第で、アルデバラン様が犬死かどうなるか決まるんだからな!
頼むぞ、オイ。なんか見た目が、リュムナデズのカーサと被っているのが、かなり不安ですが。

ムウ 「そうか、ハーデス軍の正規の冥闘士もすでに入り込んでいたのか。」

てな事を言ってますが、聖域は白羊宮から順番に通らなければいけないはず、
つまり、ムウが金縛りにあっていたから、入り込ませてしまったのです!!

そのせいでアルデバラン様がお亡くなりに・・・嗚呼。

ニオベ 「お前もタウラス同様この場で息の根を止めてやる!ディープ・フレグランス!!」
ムウ 「なんだこの香気は!?体全体が痺れて気が遠くなる!アルデバランもこれにやられたのか!!」

ニオベ 「もう無駄だ。いくら息を止めたところでディープフレグランスの香気は皮膚から浸透する。
     そしてお前の中枢神経を冒し五体を麻痺させ、やがて五秒もしない内に死の淵へと引きずり込むのだ!」

どこかで聞いた事のあるようなセリフですね。そうそう、↓これと似てます。

ソレント 「無駄だよタウラス、耳を覆ったぐらいでこの笛の音の魔力から逃れる事はできん。
      このソレントの笛の音は耳をふさごうが鼓膜を破ろうがそんな事に関係なく君の頭脳に直接響くのだよ。」

はぁ。結局このニオベとかいう冥闘士も卑怯者か。

なんでアルデバラン様と戦う奴らは正々堂々と向かってこないのでしょうか・・・。
対戦相手との相性が悪すぎます。

さて、そんな技を喰らったムウですが、あっさり防ぎます。

ムウ 「クリスタルウォール。いかなるものもこの目に見えぬ壁を通り抜ける事はできない。」

ああ、アルデバラン様にもこんな便利な技があればなぁ。

造作もなくニオベの技を防いだムウですが、そのままニオベを無視して先に向かいます。

ニオベ 「待てアリエス!貴様との勝負はこれからのはずだ!」
ムウ 「すでに死んでいる者に勝負も何もあるまい。先を急ぐので失礼。」

ええ!?

ニオベ 「な・・・なに?すでに死んでいるとは一体どういうことだ・・・おい!!」

管理人の気持ちを代弁してくれました。で、どういうこっちゃ?

ムウ 「アルデバランが一人の敵も倒さずにムザムザやられると思うか。
    
お前がディープフレグランスでアルデバランの息の根を止めたと思った時、
    お前もまたアルデバランのグレートホーンによって五体をバラバラにされていたのだ!」

なにい!?

ニオベ 「バ・・・バカな、オレが五体バラバラだと・・・そんな・・・ばか・・・
      あ・・・ぴい・・・ぴっぴっぴ・・・ぴぴぴぴいいいい〜〜〜〜ッ!!

なんと、ニオベの体がいきなり血を吹き出し、四散してしまいました。
グレートホーンにはこんな効果もあったんですね。
でも、遅効性って意味ねえよ!!
とことん技と対戦相手に恵まれない、アルデバラン様が不憫です。

なにはともあれ、これで冥闘士を倒した初の聖闘士となりました。
よかった、今回は無駄死にじゃないようです。

さて、ムウの方は

ムウ 「アルデバラン、あなたの無言の教えによってピンチを救われました」

ん?そんなのあったか?

ムウ 「あなたの聖衣にかすかに残った香気を感じる事によって、いち早く技をかわす事が出来たのです」

おお、前回の小宇宙に引き続き、今回は聖衣に香気を残してムウを救ったのですね!
意外と器用ですね、アルデバラン様。

ムウ 「ありがとう、あなたの死は決して無駄にはしません。女神は必ずや守り通して見せます。」

頼みますよ、ムウ!
命懸けで守ったのに、自分から人柱になりに行くみたいなマネはしないで下さいね。

にしても、アルデバラン様、活躍どころか、
登場したときにはすでに死んでいたという、ひどい扱いです。

車田先生、本当に、なぜアルデバラン様を生き返らせたんですか!?

こんな役回りをさせられるとは・・・。
仮にソレントの戦いで華々しく散っていれば、女神を守った聖闘士として、
アイオロスと共に伝説となっていたかと思うと、悔しくてたまりません。


さて、ムウですが、アルデバラン様が死んだことで、悲しみに包まれます。

ムウ 「だがこの十二宮に正規の冥闘士が侵入しているとわかった以上油断は出来ない。
    一刻も早く全て片付けなくては。」

切り替え早いなぁ、オイ!
アルデバラン様の死を悲しんでいたのは、たった2コマでした。

 

女神の聖闘士 牡牛座のアルデバラン<享年20歳> ここに眠る。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

そんなアルデバラン様の小宇宙が途切れた事を感じ取ってか、教皇の間ではアテナとカノンが涙を流しています。

カノン 「ミロはこの私を真の聖闘士として認めるための、
     いわば免罪符としてスカーレットニードルを打ち込んでくれたのです・・・」

アテナ 「ええ・・・二人を見てわかりました。ミロの気持ちも・・・カノン、あなたの気持ちも・・・。」

全く別の事で泣いていました!

アルデバラン様が死んだ事なんか、全く無視ですね、コイツら。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

誰か他にアルデバラン様の死に気付いたやつはいないのか!・・・と思っていたら、巨蟹宮に一人。

カミュ 「無傷のまま抜けてきたはずのアルデバランの小宇宙も先ほど消えた、
     おそらく奴等の内の一人が残ってやったのだ・・・。」

オイオイ、あんたら、ニオベがアルデバラン様を足止めしたから無傷で通り抜けてきたんだろうが!
ニオベが残ってアルデバラン様を殺すって、大体予想がつくだろ!

元はアテナの聖闘士でありながら、かつての仲間を見殺し。

こんな時だけクールにならないで下さい、カミュ!

弟子以外はどうでもいいんですか?

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

その後、老師の脱皮などいろいろあっった後、パピヨンとの戦闘の中、ムウの小宇宙が消えます。

ミロ 「冥王ハーデスを倒さずにムウよ!!お前も死んだのか!!」

アルデバラン様が死んだ時と、反応が違いすぎます!

アルデバラン様が死んだ時、この人は教皇の間で、
無防備な男にスカーレットニードルを打ち込んでいました。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

その後、アルデバラン様の次にシャカが死んでしまいました。

アイオリア 「シャカ・・・お前の敵はうつ!」
紫龍 「か・・・必ず・・・」

みんな泣いています。

その後、シャカを倒したサガたちが沙羅双樹の園から出てきます。

アイオリア 「シャカの敵!!ライトニングプラズマ!!」

と、アリオリアは激怒。

さらにミロが登場。

ミロ 「シャカが殺られたというのに、これ以上天蠍宮でのんびりと待っていられるか!」

こいつら、アルデバラン様が殺られた時は、あれほど無関心だったのに。

 

ああ、アルデバラン様が死んだ時も、これだけ盛り上がればなぁ。
コンチクショウ。

ついつい本音が出てしまいました。

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そういえば、牡牛座の黄金聖衣のマスクですが、一体いつ、誰が海底神殿から持ち帰ったのでしょうか?

それともムウが新しく作ったのでしょうか?

仮にムウが作り直したとすれば、折れた角をそのままに直さず作った事になりますね。

もしそうなら、この上ない嫌がらせです。

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その後、アルデバラン様の「ア」の字も出ず、ストーリーは進み、舞台は地獄の最終地・嘆きの壁。
この壁を破壊するには太陽の光が必要との事。
当然、地獄に太陽があるわけはなく、星矢たちが落胆している所に童虎が登場。
「黄金聖衣には太陽の力が備わっている」という事で、黄金聖闘士5人で破壊を図るが失敗。

童虎 「ダメじゃ・・・せめて黄金聖闘士十二人が揃えば・・・

さあ、出番です!

その時、金牛宮+その他5ヶ所から黄金聖衣が冥界に向かい飛び立ちました!
そして到着!!

童虎 「冥界に十二の黄金聖衣が全て揃った!!」

見ればわかりますが、牡牛座の聖衣が一番先頭ですね。
アテナのために真っ先に駆けつける。
さすがアルデバラン様の魂が宿っているだけの事はあります。

なお、射手座の足が牡牛座の黄金聖衣より前に出ていますが、できればこの際見逃してください。

そういえば、牡牛座の黄金聖衣はニオベが粉々に壊したはずですが、できればそっちも見逃してください。

そして、双子座の聖衣も到着し、アルデバラン様+他6名の黄金聖闘士が復活します!!
が、先ほどは先頭だったのに、いつのまにやら一番後ろに回されています。
背が高いキャラは、マンガ界においては損ですね。

その後、アルデバラン様+他11名の活躍により、嘆きの壁に突破口が開かれます。
しかし、黄金聖闘士たちは、星矢たちに全てを託し全員逝ってしまわれました。

しかしまあ、生き返ったと思ったらすぐ死んじゃうんですね、アルデバラン様は。

悲しい宿命です。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

これでいよいよ黄金聖闘士の出番は終わりと思いきや、最後の出番が。

エリシオンに乗り込んだ星矢たちは、神であるタナトスにボロボロにされてしまいます。
その時、地獄の彼方から共鳴が。

タナトス 「この共鳴はまさか・・・黄金聖衣十二体の鳴き声だ!!

かつて何度も青銅たちを助けた黄金聖衣がエリシオンに向かおうとしていますが、
神の力がなければ超次元を通る事が出来ません。残念。

かと思えば、いきなり海皇ポセイドンが登場!ポセイドンの力により黄金聖衣はエリシオンに飛び立ちました。
行け、牡牛座の黄金聖衣よ!
アルデバラン様の遺志を継ぎ、青銅聖闘士を助けよ!!

そして、ついに黄金聖衣は星矢たちのもとへ到着!

黄金聖闘士の魂と共に我等五人、ここに黄金聖衣装着!!

ところが、星矢たちが装着した黄金聖衣は・・・

射手座、水瓶座、天秤座、乙女座、獅子座

牡牛座の出番はありませんでした。

やっぱ、不良品だからなぁ。

他のサイトで知りましたが、どうやら星矢たちの星座と同じ黄金聖衣を装着したそうです。
牡牛座の青銅聖闘士がいれば、牡牛座の黄金聖衣にも出番があったのですね。

となると、いったい誰がエリシオンで戦えば、牡牛座の黄金聖衣にも出番があったのでしょうか。

調べてみましょう、え〜と・・・牡牛座の青銅聖闘士は・・・。

「ベアー檄」

永遠に出番は無いと言う事がわかりました。

 

さて、星矢たちが装着した黄金聖衣ですが、
タナトスの力でいとも簡単に破壊されてしまいました。

これを見て、牡牛座の黄金聖衣は壊れずに今後も残ったという事で、
少しはマシかなと思う事にします。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

さて、これでハーデス編も終わりですが、
今回はアルデバラン様を影のMVPに仕立て上げるのは難しいですね。

間接的にムウを助けたのですが、ムウがいなくても、結局サガたちがアテナのもとにいけば結果は同じだし・・・。
ニオベを倒した事で、その後から来た紫龍や氷河が死なずに済んだのですが、
こいつらは、冥界でほとんど活躍してないし・・・。

むう・・・今回は諦めます。

 

(05/1/31 追記)

と、書いた所、ああああさんからメールをいただきました。

管理人は「ハーデス編でアルデバラン様を影のMVPに仕立て上げるのは難しい」と書きましたが、
「こう考えれば影のMVPと言えるのでは?」という内容です。


アルデバランがハーデス編でしたことといえば「ムウを助けたこと」と答える人が多いでしょう。
確かにその通りです。しかしアルデバランの真の活躍は「ムウを助ける」ではないのです。

それはズバリ「ニオベを倒すこと」です。コレを行ったため結果的に「ムウを助ける」となっただけ。
つまりムウはおまけといえるでしょう。

で「ニオベを倒す」の行為。コレがどれほどのことを意味するかというと。
金牛宮でアルデバランを倒したにもかかわらずムウを待っていた事から、
どうもこの男「金牛宮を通る者全てを倒す」つもりだったようです。

「金牛宮を通るもの」
まずは紫龍。
続いて氷河、瞬。
瞬に関してはアンドロメダチェーンが予測してくれるかもしれませんが、
その時瞬聖衣を装着していません。きっと無駄でしょう。
さらには主人公、星矢(星矢は氷河らと同時に来たのかもしれませんが、
アテナ死亡時の位置的に後でしょう。)
アテナの聖衣を取りに来たシオンがも危ないですね。
さらにはこれから出かけようとするカノンも。

さすがに、アテナ(聖衣なし)、シャカ、ドウコ、一輝の四人だけではハーデス軍に
勝つことは出来ないでしょう。

それで、ニオベにはたしてこれらのキャラを倒すことが出来るのか。
可能でしょう。アルデバランがなすすべもヤラレ、ムウもアルデバランの無言の教え
がなったら死んでいたのですから。

はい。ここまで来るともう、アルデバランは影のMVPと認めざるを得ませんね。


う〜ん、どうなんでしょう。

まず、ニオベはアルデバラン様を倒した後、ムウと対戦します。
この時、アルデバラン様絶命後もニオベは金牛宮に残っていた事から、
ああああさんの言うように、ニオベの役割は、後続の聖闘士を倒し、
他の冥闘士の支援をする事だと思われます。

となると、その後、聖域を登って来た者は、ニオベの餌食となり死亡していたとみていいでしょう。
その後に、登って来た者といえば、まず紫龍。
紫龍は、ディープフレグランスに対処できるような技を持っていないので、間違いなく負けるでしょう。
次に氷河と瞬。氷河は、フィリージングコフィンの変形で壁を作って防ぐ方法があります。
瞬もソレント戦で空気を遮断し笛の力を防ごうとしたので、ローリングディフェンスで、
ディープフレグランスを防ぐ事も、できるとは思います。

しかし、ムウですらアルデバラン様の残した残り香が無ければ死んでいた状態。
この二人も、防御技を出す前にディープフレグランスにやられてしまうでしょう。

…と、ここまでは、ああああさんと同じ意見ですが、
私としては星矢・シオンなど、その後に登って来たメンバーはニオベとは戦わないのでは…と思います。

冥闘士達の目的は、あくまで「アテナの首を取る事」。
なので、サガ達もしくは他の冥闘士達がアテナを殺した時点で、
ニオベは早々とハーデス城に戻るのではと思います。
なにしろ、あくまでニオベ達はパンドラに内緒で聖域に来ているので、
サガ達より後から、ノコノコと城に戻るのは怪しまれますからねぇ。

ということで、仮にニオベが生きていたとしても、
アテナの死の後、聖域を登って来た、星矢、シオン、童虎、
そして、アテナ神殿から降りてきたカノンとは遭遇しなかったと、私は思います。


…とはいえ、ニオベが生きていれば瞬の死亡は、ほぼ決定的。
となると、その後、星矢は三途の川でカロンに落とされ死亡。
仮に渡りきれても、ジュデッカへオルフェと共に潜入し、ラダマンティスと激突。
途中でハーデスが憑依した瞬が止めることは無いので、星矢は死亡します。

となると、最終的に残るのは一輝だけで、とてもアテナを救出しハーデスを倒すのは不可能です。


…と、考えれば、かなり回りくどいですが、アルデバラン様が影のMVPになるのかな?(笑)

まあ、これを読んで、アルデバラン様は決して無駄死にではなかったと感じてくれる人が増えれば、
管理人は嬉しいです。

ああああさん、メールありがとうございました。

 

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というわけで、アルデバラン様の出番はこれで全て終わりです。
正直ハーデス編では出番がほとんどなく、褒め称える事がほとんど無理でした。

いつの間にやら、ツッコミ集になってますが、そこには触れないで下さい(笑)。

ともあれ、最後まで書き終え、管理人にとってもアルデバラン様の魅力を再確認でき、楽しかったです。
つたない文章でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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