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「仮面ライダー龍騎」VS「モグモグGOMBO」

 

ヒロミ 「はい、今週も始まりました、『モグモグGOMBO』。」

こぶ平 「今回はいつもと趣向を変えて、『仮面ライダー龍騎』の出演者の皆さんに来ていただいてます。」

浅倉 「ここか・・・祭りの場所は・・・。」

こぶ平 「いや、そんな派手なイベントじゃないって。」

佐野 「俺、実はこういうモンなんすけど!」

ヒロミ 「あっ、どうも。でも名刺とかいらないから。」

優衣 「神崎優衣と申します。オホホホホ。」

ヒロミ 「おい、大丈夫かよ、こいつ。」

手塚 「アンタ今日の運勢は最悪だな。俺の占いは当たる!」

こぶ平 「い・・・いきなり不吉な事、言わないでくださいよ!」

島田 「お前は誰じゃ・・・?」

こぶ平 「林家こぶ平です!・・・そして、そちらの方は?」

編集長 「ぼく、もらいもーん!」

こぶ平 「・・・・・・はい、それじゃ早速料理を作っていただきましょう。」

 

こぶ平 「真司・蓮・佐野チームはコロッケですか?」

蓮 「ポテトか・・・早めに潰しておいたほうがよさそうだな!」

ヒロミ 「いや、潰さないと作れないから。」

浅倉 「はッ!相変わらず潰し甲斐があるな!」

ヒロミ 「あんた違うチームだろ!」

芝浦 「勘違いしてない?お互い潰し合うのがルールじゃん?」

ヒロミ 「勝手にルール変えるな!お前ら自分のチームに戻れ!・・・城戸はちゃんと作ってる?」

真司 「この棒で穴に入れればいいんですよね?」

ヒロミ 「おいおい、どんなコロッケ作ってんだよ!・・・中は何が入ってんの?」

蓮 「そんなことはどうでもいい!」

ヒロミ 「何が入ってんだよ!気になる!」

高見沢 「おいしいカモだってコトだ!」

ヒロミ 「それ、本当にコロッケかよ!お前ら作り直せ!」

真司 「そんな・・・そんなことできるワケない!もう一度あんなこと繰り返すなんて!絶対止める!」

ヒロミ 「メチャクチャなやつらだな。」

蓮 「そうだ。それを理解しようとしたり、止めようとしても無駄だ・・・。」

浅倉 「何をやっている・・・俺も仲間に入れろ・・・。」

ヒロミ 「お前違うチームだって言ってんだろ!もう少し待ってろよ!」

 

こぶ平 「北岡・吾郎チームは餃子とレバニラ炒めと聞いていますが。」

吾郎 「美味い野菜買ってきました。」

こぶ平 「わざわざ買い出しに行ってきたの?」

北岡 「青臭いんだよ!」

ヒロミ 「野菜だからしょうがねーだろ!早くレバニラ作れよ!」

北岡 「こういうゴチャゴチャした料理は好きじゃない・・・。」

ヒロミ 「お前らがこれ選んだんだろ!」

吾郎 「オレ好きですよ・・・先生のそういう所。」

こぶ平 「こっちは餃子作ってんの?」

吾郎 「聞きたいことが・・・あるんスけど・・・。」

こぶ平 「なに?時間ならまだあるよ、ゆっくり作って。」

吾郎 「いえ・・・餃子のレシピを・・・。」

こぶ平 「知らないで作ろうとしてたの?」

 

浅倉 「退屈だ・・・ウォーッ!」

こぶ平 「・・・なんか向こうで騒いでるので、早く次へ行きましょう。」

浅倉 「俺に近づくな!イラつく!!」

こぶ平 「え〜と、浅倉・手塚・士郎チームは、ラーメンですね。今、麺を茹でている所ですか?」

浅倉 「俺が火をつけたんだ。」

ヒロミ 「いや、威張る事じゃないから。」

浅倉 「なぁ?本当に楽しいよなぁ。ラーメンって・の・は。」

こぶ平 「・・・えーと、機嫌がいいようなので、そろそろ食べますか。」

 

ヒロミ 「それじゃ、早速食べましょう。まずは真司・蓮・佐野チームからですね。」

真司 「っしゃぁぁ!!」

蓮 「はしゃぐな!」

ヒロミ 「意外とおいしいじゃん!これ、店で売るとしたらいくらで売る?」

蓮 「確か・・・五万だったか。いや、八万だったかな。」

こぶ平 「い・・・いくらなんでも高すぎでしょ、それ!」

佐野 「お買い得だと思うけどなぁ〜。」

真司 「そうだ!ロンだ!おーい!ロン!ローン!ローン!」

ヒロミ 「分割で払えってのか、こいつら!」

佐野 「うああ・・・ゴメンなさい!ゴメンなさい!やっぱダメか〜!」

ヒロミ 「当たり前だ!そんなに出せるか!」

佐野 「イヤだ・・・イヤだァぁあああああ!!出してくれ!出してくれぇええ!!」

こぶ平 「だったら、もうちょっと安い値段にしてくださいよ〜。」

真司 「500円な!」

蓮 「まけすぎたな。」

ヒロミ 「いきなりそこまで安くなるのかよ!」

佐野 「すごいな〜。俺も先輩達みたいになりたいなぁ〜。憧れるなぁ〜!」

 

ヒロミ 「次は北岡・吾郎チームだな。・・・おっ、見た目はおいしそうじゃん!」

北岡 「スゴイだろ、オレ、腕いいんだよ。」

ヒロミ 「結構おいしいじゃん。」

北岡 「ホント吾郎ちゃんって何やらせても上手いよなぁ。」

ヒロミ 「お前、作ってないのかよ!・・・で、この餃子の具はなんなの?」

吾郎 「言えません。」

めぐみ 「そうね、言えないわね。」

ヒロミ 「一体何が入ってんだよ!」

吾郎 「贅沢な物ならなんでも。」

ヒロミ 「すごい材料使ってそうだな、これ。・・・でレバニラの方は?」

北岡 「右斜め45度。これ、俺の角度ね。」

ヒロミ 「オイ!皿傾けるなよ!こぼれてるぞ!」

北岡 「最近この角度も発見したんだけど、どうよ?」

こぶ平 「あ〜、全部こぼしちゃった!どうすんのこれ!」

北岡 「吾郎ちゃん、あとよろしく!」

ヒロミ 「お前、帰れ!」

北岡 「聞いた吾郎ちゃん?脱落だってさ・・・俺。」

 

ヒロミ 「さて、最後は浅倉・手塚・士郎チームですね。それじゃ、早速いただきます。」

浅倉 「まだだ!まだ待てるハズだろうお前等!」

ヒロミ 「いや、食べないと番組にならないからさ。・・・これ、スープは何使ってんの?」

手塚 「コーヒー、カフェイン抜きで。」

ヒロミ 「この時点で、何か嫌な予感がするな。」

編集長 「あ、何でもいいすよ、色ついてりゃ。」
 
ヒロミ 「なに、この葉っぱみたいなの?」

須藤 「クセになるんですよ、そして頂点を極めたいと思うようになる!」

ヒロミ 「・・・なんか法的にやばいモンでも入ってんじゃねーの?」

士郎 「・・・お前は真実を知る必要はない・・・。」

優衣 「お願いします教えてください!このままだときっと取り返しのつかない事に!」

真司 「なんだよこれ・・・何かいるのがわかる。」

こぶ平 「なんか赤いものが入ってるけど、これなに?」

浅倉 「あの赤いヤツ・・・なんていった?」

手塚 「それが神崎士郎の手だ!」

ヒロミ 「なんちゅーもの入れてんだよ!食えねーよ、こんなの!」

浅倉 「2枚あるぜ・・・どっちが好みだ?」

ヒロミ 「しかも両手かよ!」

浅倉 「フハハハハ・・・こういうモンなんだろ?違うのか?」

ヒロミ 「モノを知らないにも程があるだろ!」

森本弁護士 「なんだねこれは!まったくもってひどすぎる!」

ヒロミ 「まあ、こぼした北岡よりましか・・・。」

北岡 「聞いた?吾郎ちゃん・・・。俺より浅倉の方がいいんだってさ・・・。俺より・・・あさくらぁ・・・。」

こぶ平 「僕、食べたくないですよ、これ〜。ちょっと、勘弁してくださいよ〜。」

浅倉 「せっかく面白くなってきたんだ・・・帰るなんて言わないよな?」

こぶ平 「わ・・・わかった、わかったよ!食べればいいんでしょ!」

真司 「お、折れたぁ!?」

士郎 「これを手にした時からお前の闘いが始まる。」

こぶ平 「ブハッ!!何、この味?」

浅倉 「泥だよ・・・俺は何度も食ったぜ。食いモンが手に入らなかった時に。

こぶ平 「普通の人は食べないよ!」
 
浅倉 「・・・ま、食わんだろうな。」
 
こぶ平 「分かってて、入れたのかよ!」

北岡 「これウマイよ、お前も食えホラ。」

ヒロミ 「・・・いや、俺は食べるのやめとくわ。他に誰か食べる、これ?」

蓮 「俺に・・・迷う資格はない!」

優衣 「やめてー!蓮!」

蓮 「・・・甘いな。」

ヒロミ 「どういう味覚してんだよ、お前は?」

真司 「よ・・・よーし・・・なんだかわかんないけど・・・俺だって!うわぁああああああ〜〜〜ッッ!!!」

ヒロミ 「オイ、城戸も食べて倒れちゃったけど?」

北岡 「2人仲良く、あの世に行きなよ。」

香川 「よしなさい。君は無駄に命を奪いすぎですよ。」

蓮 「お前ほど腐った奴も珍しいな、北岡。」

こぶ平 「なんだよ、このラーメン・・・僕の息の根を止める気・・・?」

蓮 「・・・力づくで止めないだけでもありがたいと思え!」

こぶ平 「く・・・苦しい・・・死ぬ・・・。」

芝浦 「あっそ。じゃ、死んでよ。」

蓮 「ふ・・・まだまだこんなもんじゃない。」

こぶ平 「誰か助けて・・・。」

北岡 「なんだ、命乞いか?英雄なんだろ、お前!」

佐野 「どうでもいいけど、おたく目が死んでるよ。」

こぶ平 「いや、目どころじゃなくてホントに死ぬかも・・・。」

蓮 「俺はそれを望んでいる・・・。」

こぶ平 「そんな・・・ひでぇ・・・。」

手塚 「破滅・・・近いうちにアンタに破滅が訪れる・・・俺の占いは当る!」

蓮 「終わったな、おまえも。」

優衣 「消えちゃうよ・・・20回目の誕生日が来たら消えちゃうよ。」

こぶ平 「・・・いや、僕もう40だから。」

芝浦 「まっ、これで1人リタイアってことで。」

北岡 「悪く思うな。お前にはもうウンザリなんだよ。」

浅倉 「アイツは昔からウザかった。どうしようもなくな。」

蓮 「お前が病気だろうがなんだろうが、ライダーの世界に同情はない!」

士郎 「もう少しだ優衣・・・もう少しでお前に新しい命を・・・。」

こぶ平 「・・・えっ、まさか僕の命を、優衣ちゃんに?」

優衣 「あたしはそんな命なんていらない!」

ヒロミ 「・・・ま、そりゃそうだろな。」

北岡 「・・・もっとマシな奴はいなかったのかねぇ?」

こぶ平 「・・・ねぇ・・・誰か助けて・・・。」

東條 「でももう・・・やっちゃった・・・から・・・。」

真司 「もう他に出来ること、思い付かないから。」

東條 「じゃあボク・・・どうすればいいのかな・・・香川先生・・・教えてください・・・。」

編集長 「ま、最終的には自分を信じるしかないんだけどな。」

士郎 「・・・家族に伝える事は?」

香川 「・・・ありませんよ。何も・・・ね。」

ヒロミ 「勝手に決めるなよ!」

優衣 「もういいよ、お兄ちゃん!・・・これでいいんだよ・・・そうでしょ?」

こぶ平 「・・・ああ、もうだめかも・・・。」

蓮 「こぶ平!しっかりしろ!」

こぶ平 「・・・死ぬまでに笑点のメンバーになりたかった・・・。」

蓮 「・・・ああ!だったら生きろ!生きてその願いをかなえろ!死んだら・・・ッ!死んだら終りだぞッ!!」

こぶ平 「・・・親父・・・今、会いに行くよ・・・。」

蓮 「・・・おい、こぶ平・・・こぶ平・・・こぶ平ぇえええええッ!!!!!」

 

ヒロミ 「し・・・死んだのか!?」

恵理 「そんなところで寝てると、風邪引いちゃうよ。」

士郎 「奴は後悔にまみれながら死んだ・・・。」
 
沙奈子 「でも、こうなる事、どこかで予想してたっていうか・・・。」

須藤 「これで一人減りましたね。」

蓮 「式には呼ぶなよ、面倒だからな。」

 

こぶ平 「・・・ん・・・僕生きてるのか?」

真司 「あんた・・・生きてたんだ・・・よかった・・・よかったよホント・・・。」

芝浦 「へー、あんた生きてたんだ。しぶといね。」

島田 「島田奈々子、一生の不覚・・・。」

北岡 「結構余計なことしてくれちゃったよね。」

吾郎 「先生・・・やっぱり無理じゃないですか?」

香川 「失敗でしたね・・・もっと慎重にやりましょう。」

士郎 「いいだろう・・・。」

優衣 「お兄ちゃん・・・また繰り返すの?最初から?・・・もう終りにしよう!」

編集長 「この闘いに正義はない。」

 

 

 

 

 

 

 

 

※注意 管理人は、林家こぶ平さんが大好きです!

 

この文を作成するにあたり、以下のサイトを参考にさせていただきました。

野望のからくり屋敷

BRAVE☆HEART☆V2

Mirror Wold Maelstrom Girl

龍騎ピコチュキ団(跡地)

 

 

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