攻略本といっても様々なものがある
ACでも出版社毎や作品ごとにスタンスが違って見える
ACの世界では
正統派のソフトバンク
と
ネタのケイブンシャ
が有名である。(その他は話題にすら上がらない)
AC系で私が所持しているのは3冊
今回はその感想を
①ソフトバンク発刊「ACマスターオブアリーナの攻略本」
はっきりいってサービスが行き届いているエレガントな一品
攻略本としての機能はいうまでも無く
ACでできる戦術をあますことなく紹介
対戦の楽しみ方や本編と関係無いコラム等
ずっと前に攻略しつくしたもののはずなのに多いに楽しめました。
以下は褒め称える一例です。
・戦術にグレネードバリア(*1)があった
*1:自身の真下に爆風を発生させ、相手の接近を防ぐ戦術
・ハンドガンの危険性を指摘
・ネタ機体の紹介
・キャノン系武器の砲身の長さによる見た目の変化
(左手を添えるポーズについて云々・・・)
ただ
HG1の危険性を指摘していないのは残念である。
(正確にいうとHG1を使いづらいハンドガンとしている)
②ソフトバンク発刊「AC2アナザーエイジの攻略本」
いろんな意味で普通の攻略本
オォ、クレイジーという言葉が出るのは別として
肝心の隠しパラメーターの記述が無いのが残念
変わったところはAC性格判断
チャート形式で個人の性格にあったACを模索するというものである。
管理人は・・・
運に任せるようなAC
らしいです。
ソフトバンクの攻略本の特徴として
病的なまでに銭に凝っていることです。
サンプルACのコストを表記したりパーツ紹介のところで予算にこだわっていたりと
ちょっと異常じゃあないんですかい?ってなぐらいである。
その割には実弾武器ばっかりとなかなかお茶目なところもある。
③ケイブンシャ発刊「AC2を一生楽しむ本」
なぜケイブンシャの本がネタと言われるかはこの一言で全て判明します。
ACの本で
「武器腕タンクは最強」
と、堂々とノタマッタからです。
あまりに素薔薇しい発言になんだかテンパっています。
回避が壊滅的に難しいACにおいて武器腕タンクの危険性は・・・
言わなくてもわかりますね
さて、この本も攻略本というよりただのネタとして購入したものです。
残念ながら
あんまりアレな発言はありませんでした(笑)。
この本では数々の検証がなされています。
ノイズメーカーの有効距離等意外とマトモな項目が調べられています。
ただ
歩行速度の優劣をつけたりするのは
意味が無い上、既に数字上で優劣がついているので意味なし。
ブースターとEN回復速度の関係に触れられていないのも大きなマイナス
一番のマイナス点は
デコイの有効範囲をさっぱり調べていないということである。
AC2の時点では有効なインサイドはデコイのみという状況
もしこれが掲載されていたらすごく役に立っていたのに・・・
最後に、見させてもらったAC系攻略本の中でネタにもならなかった腐れ攻略本を一つ
それは小学館発刊の「AC2の攻略本」
何が腐っているかというと
誤植の嵐である
アリーナの所だけでも
・ランカーACの順番を間違えている
(御丁寧に写真もずらしている)
・敵ACの武装を間違えている
等散々である。
笑えない攻略本として一筆。
2001年8月24日記述