×月×日 「NT・・・?」
今回キシリア様から直々にMSの配備が行われた。
なんでもフラナガン研究所で開発されたMSらしい。
なんでもジオングというらしい。
足が無いのが気になるが仕方が無い。
肝心なのは、これがNTと呼ばれる人専用ということだ。
俺はNTか?
■月□日 「ソロモン攻防戦」
連邦軍がとうとう宇宙要塞ソロモンの攻略に乗り出した。
我が部隊も哨戒任務などにあたっていたが最近は地表にとりついた敵を迎撃するように
なっているのを考えると戦況は芳しくない。
そんななか、急遽MAの試験任務があった。
なんでもソロモンに配備されているMAで名をビグザムというようだ。
これがとにかくピーキー。
敵に向かってあることすら困難な機体であるが
火力、そしてIフィールドは目に見張るものがある。
とりあえずビグザム様と呼ぶことにする
△月▽日 「白い悪魔」
もう何回この人と戦わないといけないのだろうか・・・
今日は交代時間まで戦力を温存しろとの任務であるが、
この白いのがでてから
我が軍のリックドム部隊が次々撃墜されている。
こちらの攻撃は相変わらず効果が薄いし
向こうの火力はしゃれにならないほどでかい。
なんとか任務は達成できたが
こちらの損害も馬鹿にならない。
また整備士の愚痴を聞かないといけないような。
■月∵日 「中将!!」
戦況は一層悪化しているらしい。
なんでもソロモン表面に連邦の新型光線兵器が照射され、
大部分の艦隊が消滅したらしい。
今回の任務はドズル中将と共にソロモン地表の敵機を駆逐する任務にでた。
どう考えても指揮官自らが戦地に赴くなんておかしい。
中将の機体はビグザム。対して連邦の主力はジム。
どう考えても倒せるはずが無い。
と思った矢先、
連邦の小型戦闘機が特攻を仕掛けた直後だった。
・・・連邦の白いやつが現れた。
手にはしっかり実弾のバズーカを持って。
その後はあっけなかった。
まさかビグザムが落ちるとは思いもよらなかった。
あのバズーカには核でも詰まっているんじゃないのか?
与えられた作戦としては成功だが、ソロモンは陥落してしまった・・・。