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○月●日 「旧ザク、大地に立つ」

 

私の名前は間久兵衛、ジオン公国に所属するMSパイロットである。

 

今日、地球に配属が決定した。

私に与えられた機体はMS-05ザクTが2機。

MS-06の配備までもうしばらく時間がかかるとかで仕方が無い。

 

 

まあ連邦の動く棺桶なんかよりは十二分にマシである。

 

今日は砂漠で早速テスト。

 

足払い、地獄突き、三沢のエルボーといった

ザクT乗りに必要な技術を復習する。

 

コントロールパネルが違うから操作に多少手間取ってしまった。

まあこれからなんとかなるだろう。

 

 

▽月□日 「いい機体だろ?」

 

今日は忙しかった。

 

なにしろ地球連邦所属の戦艦とタイマン勝負するわ

新型MSのテストに付き合わされるわ。

 

そのとき使った機体、確か名前はグフってんだがこれがまたすこぶるイイ。

ヒート剣の振りが早いし、足回りも申し分無い。

 

火力のことは見なかったことにする。

 

 

◇月●日 「白い・・・確かに白かった。」

 

今日はサイド7に偵察任務。

近頃連邦でV作戦なるものが発令されているらしいのでそれの偵察らしい。

 

サイド7につくとまずは連邦の支援MSが動いていた。

早速これと交戦、難無く撃破する。所詮こんなものか・・・

 

先に進むとなにやら白いMSが寝ていた。

早速地獄突きを見舞う事にする。

 

・・・ん?MSが動いた?

 

白い機体が動き始めた!!

 

ザクマシンガンで応戦するもキズ一つつかない。

相手の格闘兵器の威力も尋常で無いほど高い。

 

なんて機体だ。

 

あくまで偵察任務だった為、タイムオーバーと共に撤退。

正直勝てる気がしない・・・。

 

あ、その後キシリア様から通信があったんだっけ。

お目にかなったみたいで・・・素直に喜んでおこう。

 

 

△月×日 「アイアンネイルにチェキ♪」

 

コロニー育ちの自分にとって地球の海というのは真に不思議なものだ。

さて、我が軍では水中にも対応できるMSを試作していた。

 

名前は・・・ズゴックという機体だった。

今日、そいつのテストパイロットをやった。

その見かえりにその試作機を私の所属する部隊にプレゼントしてもらった。

 

 

オマケにもう一機、初期のころの水陸両用型MSも入手した。

そいつはゴッグっていって最大の特徴である大きな爪ことアイアンネイルが

俺のツボにはまってしまった。

 

機会があれば使ってみよう。

 

 

∵月▼日  「連邦のMSは化け物か?!」

 

・・・今日は何だったんだ?

 

地球方面軍のガルマ・ザビ様の護衛と聞いて張り切っていたのに

実は陽動ときいてやる気ダウン。

 

さらに連邦の白い悪魔が所属する”木馬”の部隊の陽動ときた。

 

正直もう奴らなんかとはやりたくないな。

 

マシンガンは効かない、ヒートホークも効果は薄い。

そのくせ奴等の火力は尋常で無いほど高い。

 

今回も時間制だったのでなんとか事無きを得る。

どんなMSなんだ?

 

 

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