歴史的背景
物語の進行にともなって増えます
序章:発端
オルタナは2030年代のアフリカを舞台としています。
それまでの年表は以下の通りです。
世界の再編からオルタナまでの歴史年表 |
要するに世界的なレベルで同盟関係の入れ替わりがおこり始めたってことです。
事件は2034年に発生します。
各国が統合により共同体となり、世界情勢が大きく変貌する中で、アフリカもその流
れを無視するわけには行かず、統合に向けて本格的に動き出す事になる。
この動きより前に、アフリカは大きく5つの共同体に統合整理されていた。
1、アフリカ南部を中心に統合し、OCUと関係の深いSAUS(南部アフリカ連合)。 |
この5共同体を統合し、アフリカ統一国家として再編するために
OAC(アフリカ統合機構)が設立され、アフリカは着実に統合に向かって
着実に動き始めているように思えた。
しかし、2034年3月、発足間もないCAに反発する旧政府軍が
独立政府(ZAINGO)を興し武力蜂起、その強力な武力を持って瞬く間にCAを併合する。
この危機に苦慮したCAはSAUSに協力を要請。
事態を重く見たSAUSは同年4月、OCUに協力を打診する。
この要請を受け、現在のアフリカの情勢を考慮して
大規模な武力投入を避けたいOCU政府は、
小規模ながらも今回の状況を打破出来る戦力として
史上初の戦闘用WAW部隊の投入を決定する
要約するとアフリカで軍事クーデターが発生。
支援要請をうけた共同体はその協力者と共に鎮圧のため
小規模の部隊を投入
これがオルタナの大まかな荒筋である。
第二章:介入
元々ギニアナはWA(西アフリカ共同体)と言う国家であり、
ルシアス・エンコモ大統領が指導する民主国家だったが、
その治世に不満を抱く軍部の一勢力がクーデターによって政権を奪取。
ギニアナ(ギニア湾岸諸国統合体)が樹立した。
クーデターの指導者アレクサンドル・ギゼンガ陸将が
国家元首として軍事独裁政権を敷き、民衆を弾圧しているらしい。
そこで、OCUおよびSAUSはギゼンガ打倒の為、IMACを派遣したという次第です。
さてIMACがギニアナに侵攻するにあたり、協力を図るべき組織が存在します。
WALF(戦士の槍)と呼ばれる反ギニアナ組織がそれで、
先のエンコモ旧WA大統領に加え、
イモス・イレオ陸軍少佐とその友人であるユージン・ボルヒェルト氏
の三人が率いている組織です。
WALFはゲリラ戦でギニアナに抵抗していたそうですが、
敵にWAWが配備された為に形勢不利となり、次第に押され始めており、
早急な支援が必要とされています。
第3章:侵攻
ヤバ地区での攻防戦においてギニアナの勢力を壊滅させたマッコイ率いるIMACでしたが、
肝心のギゼンガはUNASに逃げ込んだ後。
首謀者の拘束には失敗したものの、ギニアナは壊滅しWALFは当初の目的を達成して解散。
エンコモ氏が再びWAの大統領に就任し、国内の安定に努めることとなります。
しかし、SAUS情報部の調査によって、
UNAS領に逃げ込んだギニアナの残存兵力による略奪などの行為が確認され、
UNAS政府ギゼンガの身柄引渡しを要求するものの、相手側は事実不明と返答してきます。
この事がOAC(アフリカ統合機構。かつてはUNAS主導の組織であったが、 現在はSAUSの影響力が強い)
の会議で問題となり、SAUS主導によってギゼンガの身柄拘束を目的とした軍事力行使が行われる事となります。
マッコイら、IMACはその先鋒としてUSAN領へ進撃する事となり、出撃命令が下るのでした。
4章:真相
ECが支援するUNAS対WA・SAUS連合との全面戦争の危機は、
エンコモ大統領とUNAS統合会議議長シェバールの直接対話で回避されたものの、
シンセミアの消息やギニアナへの供給ルート、黒シケイダなどの謎が解明されないまま
残ったため、IMACはUNAS領クサービに駐屯する事となった