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Sd.Kfz.251/10 C型

製作記


 ドラゴンのSd.Kfz.251/7です。資料本を見つつ、ヴォイジャーのエッチングパーツを使用してフルディテールアップします。

 内装の状況。大きなパーツは概ね組みあがりました。

 荷物ラック等は、エッチングパーツの薄さを生かせるところですね。

 車内は、WWPの「Sd.Kfz.251/1 in detail」という本を参考にしています。レストアされた251/1のD型のディテールを収めた写真で、エンジンやサスペンションの構造などもしっかり撮られていて、非常に興味深いです。

 今回の肝(?)となるベンチシート。ヴォイジャーのエッチングパーツを利用しつつ、改造しています。革製のクッションの部分は、エポパテでボリュームアップ。補強の針金っぽいものと、鋲を追加しています。

 シート下の収納箱は、MGの弾薬箱を格納するためのもので、前席が15箱、後席が10箱納められるようになっています。また、収納箱の蓋の部分ですが、キットのプラパーツ等では蓋が平行になっていますが、実際は写真のように斜めになっています。

 車内の主な小物たち。ベンチシートは、一組はオープン状態とする予定ですが、現状は未完成の状態です。収納箱は底がない(箱の壁が、車輌の床にボルト止めしてある)ので、とりあえず箱の底を抜かなくては…。

2007年6月27日

 最初の写真からあまり変わっていませんが、内装が概ねできました。

 黒いのは、黒染めしたエッチングパーツです。

 後部のハッチは、キットパーツが分厚すぎたので、0.5ミリのプラ板で作り直しました。閂などの開閉機構も、写真を見ながらそれらしく作っています。

 ジェリ缶ラックも、現地での手作り感溢れるものばかりだったので、気に入った形状のものをプラペーパーで作りました。

 左側の座席は、座席下の弾薬箱を開状態にするために加工してあります。

 弾薬箱は、周囲の壁を車台の床にボルト止めされています。そのため、弾薬箱の床は車台の床です。

 ライフルのスリングは、tokyomonogatariさん推奨のマスキングテープ2枚重ねで再現してみました。質感もちょうどよく、加工も容易なのでお奨めです。

 無駄に頑張ってみた弾薬箱の蓋の内側(シートの裏側)。実際に取り付けてみたら、角度的にほとんど見えなくなりました…

 運転席の計器版は、塗装の都合でまだつけていません。無線機の配線もやる予定ですが、見えなくなるかな…

2007年7月11日

 車内を一通り塗装しました。

 

 後部座席のラックには、おまけパーツの工兵資材を適当に積載しています。

 弾薬箱の蓋となっているシートは、まだ接着していません。

 車体上部を載せるとこんな感じ。

 兵士の雑嚢です。吊り下げるためのスリングはマスキングテープ、留め金はウェーブのA・スプリングを切ったものです。 銅線で作ろうかと思っていたのですが、サイズがぴったりだったのでスプリングを使っています。ものが小さくてうまく撮影できなかったので、ピンボケですが…

 車内には荷物をたくさん載せて、生活感を出す予定です。

2007年8月4日