2章 キャプチャデバイス選び(2003/11/16更新)
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キャプチャの種類
現在、キャプチャ方法は多種多様で全てを把握できないほどあります。その一部を紹介させて頂きますと、
1、DVキャプチャ
総合評価 ★★★★
価格評価 ★★
画質評価 ★★★★
操作性 ★★★★★
2、ハードウェアエンコードMPEG2キャプチャ
総合評価 ★★★★★
価格評価 ★★★
画質評価 ★★★★
操作性 ★★★★
3、低圧縮ソフトウェアorハードウェアAVIキャプチャ
総合評価 ★★
価格評価 ★★★★
画質評価 ★★★★★
操作性 ★★
4、D-VHSキャプチャ
総合評価 ★★★
価格評価 ★★
画質評価 ★★★★
操作性 ★★★★★
5、DVD-RAM/RW(VFO) DVD-R(VOB)ファイルコピー
総合評価 ★★★
価格評価 ★★
画質評価 ★★★
操作性 ★★★★★
6、ソフトウェアエンコードMPEG2キャプチャ
総合評価 ★
価格評価 ★★★★
画質評価 ★
操作性 ★
7、MS-MPEG4、DivX、WMV、RM、QuickTimeのMPEG4キャプチャ
総合評価 ★★
価格評価 ★★★★
画質評価 ★
操作性 ★★
などあります。キャプチャの難易度、画質や編集しやすさなどそれぞれ違います。
自分のしたい事に合わせて、これらの中から選ぶ必要があります。
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1、DVキャプチャ
キャプチャデバイスの価格:DVデッキ10万円〜 DVカメラ6万円〜 DVメディアコンバータ2万円〜 IEEE1394デバイス2000円〜
キャプチャデバイスのビットレート:約30Mbps
キャプチャの手軽さ:IEEE1394(i-Link)でつないで、キャプチャするので容易。
キャプチャデバイスの安定性:非常に高い。ただし、DVRaptor等でDVコーデックを利用する場合のみ。
キャプチャデバイスの画質:ビットレートが高いので良い。ただし、YUV4:1:1なので色がにじむ。
キャプチャデバイスの長所:全フレームがキーフレームで編集がしやすく、音声もLPCMと扱いやすい。
キャプチャデバイスの短所:DVD-Videoを作るときにフィールドオーダーに工夫する必要がある。
DVコーデックをPC側で用意する必要がある。DV機器は非常に高価で、入手困難になってきている。
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2、ハードウェアエンコードMPEG2キャプチャ
キャプチャデバイスの価格:PCIスロット用1万5000円〜 USB2.0デバイス用2万円〜
キャプチャデバイスのビットレート:4Mbps〜15Mbps または25Mbps(キャプチャデバイスの種類により違う)
キャプチャの手軽さ:PCのPCIスロットに挿し、ドライバが動けば良い。相性問題がでなければ容易。
キャプチャデバイスの安定性:中程度。慣れれば予約録画できるようになる。
キャプチャデバイスの画質:ビットレート、キャプチャデバイスのチップに左右される。
キャプチャデバイスの長所:低ビットレート長時間録画に適している。DVD-Videoを作りやすい。
キャプチャデバイスの短所:編集がしにくい。ビットレートによっては、再エンコードできないくらい画質が悪い。
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3、低圧縮AVIキャプチャ
キャプチャデバイスの価格:3000円〜30000円程度
キャプチャデバイスのビットレート:50Mbps〜240Mbps程度
キャプチャの手軽さ:PCI挿し、ドライバが動けばよい。ただしHDDのデータ転送スピードが必要。
キャプチャデバイスの安定性:低い。HDDの調子が少しでも悪いとコマ落ちする。
キャプチャデバイスの画質:ビットレートが多いので非常に良い。
キャプチャデバイスの長所:編集がとても簡単。デコードも速いのでエンコードしやすい。とにかく画質が良い。
キャプチャデバイスの短所:HDDを大量に消費する(Huffyuvを用いた場合、2時間で60GB程度消費することがある。)
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4、D-VHSキャプチャ
キャプチャデバイスの価格:D-VHSデッキ本体 5万円〜10万円程度 OHCI準拠IEEE1394カード 3000円〜
キャプチャデバイスのビットレート:4Mbps〜28Mbps
キャプチャの手軽さ:D-VHSデッキをWindowsXPで認識すれば、非常に容易。
キャプチャデバイスの安定性:高い。D-VHSデッキの安定性と同じ。
キャプチャデバイスの画質:ハードウェアMPEG2キャプチャカードと同じ画質。
キャプチャデバイスの長所:低ビットレート長時間録画に適している。DVD-Videoを作りやすい。
D-VHS単体で動作するので、予約録画などは使いやすい。
キャプチャデバイスの短所:編集がしにくい。ビットレートによっては、再エンコードできないくらい画質が悪い。
値段が高い。コピーワンスに弱い。
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5、DVD-RAM/RW DVD-Rのファイルコピー
キャプチャデバイスの価格:DVDビデオデッキ本体 5万円〜15万円程度 PCのDVDドライブ2万円程度
キャプチャデバイスのビットレート:2Mbps〜10Mbps
キャプチャの手軽さ:DVDディスクをWindowsで読込むだけなので容易。
キャプチャデバイスの安定性:高い。DVDビデオデッキの安定性と同じ。
キャプチャデバイスの画質:ハードウェアMPEG2キャプチャカードと同じ画質。
キャプチャデバイスの長所:低ビットレート長時間録画に適している。DVD-Videoそのもの。
DVDビデオデッキ単体で動作するので、予約録画などは使いやすい。
キャプチャデバイスの短所:編集がしにくい。ビットレートによっては、再エンコードできないくらい画質が悪い。
値段が高い。コピーワンスに弱い。
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6、ソフトウェアエンコードMPEG2キャプチャ
キャプチャデバイスの価格:低圧縮AVIキャプチャと同じデバイス。3000〜30000円程度。
キャプチャデバイスのビットレート:4Mbps〜15Mbps
キャプチャの手軽さ:PCIスロットに挿し、ドライバを入れる。MPEG2なのでキャプチャ自体は容易。
キャプチャデバイスの安定性:低い。CPUの性能に左右される。長時間録画すると音がずれる場合も。
キャプチャデバイスの画質:低い。
キャプチャデバイスの長所:低価格でできる。しかし、ハードウェアエンコードMPEG2に全ての面で負けている。
キャプチャデバイスの短所:編集がしにくい。画質が悪い、音ズレをよく生じる。CPUへの負荷が高い。
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7、MPEG4キャプチャ
キャプチャデバイスの価格:低圧縮AVIキャプチャと同じデバイス。3000円〜1万円程度。
キャプチャデバイスのビットレート:200kbps〜10Mbps
キャプチャの手軽さ:PCIスロットに挿し、ドライバを入れMPEG4コーデックを入れる。
キャプチャデバイスの安定性:低い。CPUの性能に左右される。長時間録画すると音がずれる場合も。
キャプチャデバイスの画質:低い。
キャプチャデバイスの長所:低価格でできる。映像配信に向いている。
キャプチャデバイスの短所:編集がしにくい。画質が悪い、音ズレをよく生じる。CPUへの負荷が高い。片フィールドである。
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まとめ
目的に合ったキャプチャデバイスをそろえたり、PCを拡張するにはお金がかかります。
最小限度の費用でキャプチャを楽しむには、インターネットや友達からの情報収集は欠かせません。
私のHPのリンクから、他の動画人のページへ行く事ができます。
膨大な量の情報があります。世界トップクラスの話も中にはあると思います。
やってみるとわかることですが、音ズレや画質が悪いと最終的にはキャプチャを楽しめないので、
少し高級なキャプチャデバイスを最初から、無理してでも手に入れたほうがいいでしょう。
迷ったけどどうしても、どれが良いのかわからない人は以下の事を参考にして下さい。
簡単に動画を楽しみたい方は、「MTV2000」「DVTX100HQ」などのカノープスの製品を購入されると良いと思います。
DVデッキやD-VHSデッキをお持ちの方は、i-Linkの性質を理解されてからIEEE1394を増設すると手軽に楽しめます。
低圧縮AVIキャプチャで綺麗に編集したい方は、PowerCaptureProなど購入すれば後悔しないでしょう。
最後に私、jumperはD-VHSキャプチャをしています。
じゃんぱらで欠かさずチェックすれば、最低限度の費用で楽しめるかもしれません。
トラブルが起こっても自分で対処できる自信があれば購入すべきでしょう。
PowerCaptureProも中古だと3万円〜4万円で買えますよ。
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jumper
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