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かなり怪しいDVDプレーヤーNEXTWAVE TW-5566N友の会(非公式)



  NEXTWAVE社製TW-5566Nは、ドスパラで売ってる謎のDVDプレーヤです。
  AVOXのDVDプレーヤADP-002の読み込みが悪くなったので、勢いで購入。
  消費税込みで6000円くらいで売ってます。
  あまりにも怪しいので、その詳細を書いておきますね。

  次購入するのはDC-MC35UL3だ・・・近所で売ってたので購入。



  TW-5566Nのここがスゴイ

 
  ・DVD±R/RWに完全対応していて、読み込みが強い!これに尽きます。PC用ドライブ並み。
  ・DVD-Videoの音声がLPCM、MP2、AC-3のどれでも再生できます。
  ・オーサリングしていないデータMPEG2やMPEG1を再生できます。(生ペグ再生という)
  ・上と同様に、普通にライティングしたデータDVD/CDのMP3を再生できます。
  ・さらに、普通にライティングしたデータDVD/CDのJEPGの映像を、TVに映すことが出来ます。
  ・DivX対応(XviDにも対応)。このへんは最近の怪しいDVDプレーヤに準拠してます。
  ・5.1chが出力可能、内部デコーダ内蔵(DTSも可能)。適当なスピーカをつけると5.1ch出ます。
  ・日本語の説明書がついていて、非常に丁寧です。
  ・動作の音も小さめです。(ファンレス)ドライブ駆動音も多少良いほうです。
  ・USB外部機器に対応。USBメモリを挿すだけでDivX動画などが楽しめます。
  ・miniDVDにハードウェアレベルで対応。オーサリング環境があればCD-RでもDVDメニューを楽しめます。
  ・見た目がかなり素晴らしいです。怪しさ満点の透明なディスクトレイは最高峰の出来。
  ・コンポーネント出力、VGA出力と高画質出力用端子が揃っています。



  TW-5566Nのここがダメ

  ・ブロックノイズリダクションなどの機能がありませんので、低ビットレートの動画をキレイに見られません。
  ・S映像ケーブルがデフォルトで付属していません。各自で用意する必要があります。
  ・熱くなります。冷却しやすい場所に設置しましょう。
  ・日本語ファイルが当然のように文字化けします。更に再生画面の文字も・・・
  ・USBが1.1なので12Mbpsが最高とおもいきや、1.5Mbps程度が安定値。USB接続は1Mbps程度のDivX推奨。
  ・120fps再生は可能ですが、しっかり対応していません。「フレーム間」で音ズレします。
  ・かなり奥行きがあり、重く、大きいです。熱対策かと思われます。



  自分でオーサリングしたDVD-Videoについて

  かなりのビットレート耐性があります。12MbpsのDVD-Videoも正常に再生可能。
  DVDメディアを「読み込む能力」が高めです。再生も安定しています。
  MPEG2やDVD-Videoのデインターレース性能は高い部類ですので、VGA出力も安心です。
  miniDVDの再生能力も高く、ADP-002より安定して再生できます。

  「ネタ的再生プレーヤー」としては、値段以上の価値があると思います。
  ただし、深い傷や生焼け部分があるとあっさり再生が止まります。



  普通のデータDVD/CDについて(データDivXとXviD含む)

  普通にデータとしてライティングしたMPEG2やMPEG1を再生できます。
  DivXやXviDをどんどん再生できるのは良いと思います。
  MUXのおかしいMPEG1やMPEG2は映像が化けますのでガマンするしかないでしょう。
  DivXやXviDの音声はMP3で作ってください。

  120fps(Nullフレーム入り)の動画はカクカクでコマ落ちあり、音ズレありですので、
  120fps再生に期待はしないほうがいいでしょう。



  miniDVDについて

  DVD-RがCD-Rと同程度の値段になった以上、ネタでしかありません。
  ただし、TW-5566Nで再生すると「MINIDVD」として認識されますので気持ちがいいです。
 



  コンポーネント出力、VGA出力について

  コンポーネント出力は色信号が混ざらないだけで、実に普通です。
  VGA出力はMPEG2のデインターレース性能が高いおかげで、ある程度綺麗に見えます。
  出力の切り替えは、「トレイを出した状態」で「IS/PS」ボタンを押して行います。
  出力の切り替えができなくて、ドスパラに電話して問い合わせてしまった_| ̄|○
  当たり前ですが、VGAは640×480ですので、普通のPCディスプレイに映すと拡大表示になります。
  なので、縦横比が5:4の1280×1024などのディスプレイで映すのはお勧めできません。
 
  レターボックス、パンスキャンなどは当然選べるので、上の写真のような表示が可能。
  UXGAの画面でも問題なく見れます。

  注意:デインターレース性能は80点くらいです。縞が完全に消えるわけではありません。



  USB端子について

 
  USB1.1です。転送速度が遅いので高ビットレートのものだとまともに再生できません。
  MPEG2の再生は全滅に近い状態でした。4Mbps程度のMPEG2でも音飛びコマ落ち状態です。
  正しい使い方としては、1Mbps程度で作ったDivX/XviDを再生する、でしょう。
  また、USBメモリにMP3を入れておいて無音プレーヤとして楽しめます。
  TVにつながなくても、フロントについているディスプレイで何曲目かわかります。
  しかし表示がバグってますので曲数をカウントするには使えません。



  その他

 
  ・パッケージがシンプルです。
  ・再生中、ディスクトレイが青色に光ります。高級感は全くないです。
  ・ディスクトレイの奥側が透明なブルーのプラスチックです。これが非常に怪しく素晴らしいです。
  ・USB端子は、前側のフタを開けないと使えません。
  ・再生&一時停止、ディスクトレイ開閉、停止ボタンが本体前面上部右端にあります。
  ・画質設定など細かい設定が可能ですが、しないほうがいいと思います。
  ・カラオケ機能がありますが、詳細は不明です。
  ・メモリ機能がありMARKしたところに瞬間移動できるようです。
  ・DVD再生中に、ダイジェストやインターバルといった移動ができます。
  ・セガサターン並みのMP3の2倍速再生など無駄機能が満載されています。




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