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AVOXのDVDプレーヤー(ADP-002)友の会(非公式)



  AVOXのDVDプレーヤー(ADP-002)は、公式ページが外国っぽいので機能が良くわからないと思います。
  10000円以下で買える家電DVDプレーヤーとしてそこそこの実力があるので、それを紹介させて頂きます。
  ちょっとずつ実験して、この素晴らしいDVDプレーヤーの性能評価をしたいと思います。
  安物でも、動画を楽しめる環境作りにどうぞ。
  あなたもAVOXのDVDプレーヤー「ADP-002友の会(非公式)」に入ってみませんか? m9っ`・ω・´)



  ADP-002のここがスゴイ

  ・1万円を切っているのにもかかわらず、DVD±R/RWに完全対応しています。自作DVD-Video再生にもってこいです。
  ・DVD-Videoの音声がLPCM、MP2、AC-3のどれでも再生できます。(DTSは外部出力光端子が必要)
  ・オーサリングしていないデータMPEG2やMPEG1を再生できます。
  ・上と同様に、普通にライティングしたデータDVD/CDのMP3を再生できます。
  ・さらに、普通にライティングしたデータDVD/CDのJEPGの映像を、TVに映すことが出来ます。
  ・光音声出力端子があるので、5.1ch対応のデコーダがあれば5.1chサウンドが楽しめます。
  ・コンパクト?で場所をとりません。少し大きいように感じますが(汗
  ・日本語の説明書がついていて、非常に丁寧です。
  ・動作の音も小さめで、少し離れれば無音状態です。(ファンレス)
  ・miniDVDにハードウェアレベルで対応。オーサリング環境があればCD-RでもDVDメニューを楽しめます。



  ADP-002のここがダメ

  ・コンポーネント出力、D端子などがありません。最高でS端子の画質です。画質にうるさい人は市販DVDを楽しめないかも。
  ・海外のメーカーなので、サポートが薄いかもしれません。(国内の代理店はしっかりありますし、電話番号もあります)
  ・ブロックノイズリダクションなどの機能がありませんので、低ビットレートの動画をキレイに見られません。
  ・S映像ケーブルがデフォルトで付属していません。各自で用意する必要があります。
  ・リモコンが使いづらいです。慣れるまでが大変です。



  自分でオーサリングしたDVD-Videoについて

  かなりのビットレート耐性があります。12MbpsのDVD-Videoも正常に再生できました。
  2倍速相当のDVDドライブだとすると、理想値で最大24Mbps(音声含む)まで耐性があるはずです。
  15Mbps(MP@MLの限界が15Mbpsでした)までは正常にDVD-Videoとして再生できることを確認しました。
  ただし、早送りなどが苦手なので「規格外DVD-Video」としてあまり好ましくないことは間違いありません。
  DVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RW、すべて再生できます。(ライティングが完璧ならです)
  タイトルメニュー動作、モーションメニュー、静止画メニュー、チャプター戻し送り動作など、しっかり動作します。
  16:9のスクイーズも動作します。家庭用DVD-Videoデッキとして合格です。
  市販DVDは、やはりS端子で接続ということもあって最高画質を得るに至りません。
  内部AC-3デコーダ、MP2デコーダ、LPCMデコーダなどの音質は普通です。

  なお、このページで正常な動作確認を示している最大ビットレートは、「(映像+音声)のビットレート」で扱っています。
  映像4000kbps+LPCM1536kbps=5536kbpsというように、5536kbpsの値を示しています。
  映像だけのビットレートではないので間違えないで下さい。お願いします。



  普通のデータDVD/CDについて

  普通にデータとしてライティングしたMPEG2やMPEG1を再生できます。
  DivXなどAVIの再生は無理ですが、この機能は非常に便利です。
  DVD-RW、DVD+RW、CD-WRなどのリライタブルメディアを読み込めるので、
  消すかもしれない映像データでもオーサリングせずに、TVで見て楽しむことが出来ます。
  この機能があれば、オーサリング前のMPEG2の画質チェックもできます。
  CD-R/RWに焼いたMPEG2、MPEG1の場合は最大4Mbps程度まで耐性があるようです。(実験しました。5Mbpsでは映像音が飛びます)
  DVD±R/RWに焼いたデータは15Mbpsまで耐性があることを確認していますが、MPEG2の作り方や種類によっては再生が危ういです。
  音声のMUXがうまく出来ていないファイル、ヘッダがおかしいファイル、ビットレートが高すぎるファイル、
  ビットレートが低すぎるファイルはカクカク再生になったり、画面中にブロックノイズが出ます。
  このノイズが出るファイルの法則に関しては、一部曖昧なところがあります。
  ノイズが出るMPEG2でも、オーサリングしてDVD-Videoとして再生するならノイズが出ませんのでご安心を。



  miniDVDについて

  miniDVDって何?という人は、こちらを見てください。
  ADP-002は、CD-R/RWに焼いた「VIDEO_TS」フォルダを認識して、「ミニDVD」と表示して再生します。
  ただし、ミニDVDはビットレート制限があります。(VBRでも最大4Mbps以内(音声込み)じゃないとカクカクになります)
  この制限があるのは、CDドライブが静音設計のため高速回転できないからです。CDは1倍速で約1200kbpsです。
  ということで、ADP-002はCD-ROMに関しては内周も外周も4倍速程度の読み込み速度があると思われます。
  (PCのCDドライブはリード40倍速くらいなので8Mbpsの高ビットレートminiDVDでも正常に再生できます)
  オーサリングソフトでタイトルメニューなどを4Mbps以内で抑えると完璧です。
  モーションメニューを使うと4Mbpsをオーバーします。
  ただし、DVD Shrinkでメニューのビットレートを4Mbps以内に縮めることができれば使えます。
  映像+音声で4Mbpsの範囲でオーサリングできるMPEG2なら、普通のDVDと同じように動作するminiDVD(CD-R/RW)が楽しめます。
  低ビットレートのMPEG2エンコード技術がある人なら最大限に楽しめます。

  650MBのCD-R/RW1枚に、映像+音声のビットレートの合計が4Mbpsで約20分、3Mbpsで約30分、2Mbpsで約40分入ります。
  オススメは、解像度352×480平均3Mbsp(最大4Mbps、最小500kbps)のVBRのMPEG2です。音声は128kbpsのAC-3くらいにすれば、
  映像に多くまわせるので良いと思います。人それぞれなのであまりオススメ設定は意味ないですが(汗



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