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ボトムファーストDV→DVD-Video



  動画のアルゴリズムやエンコードを制していれば、思うままにフォーマット変換と画質を操作できるようになります。
  今回は、フィールド入れ替えによりボトムファーストであるDVコーデックをAviUtlでトップファーストにして、
  TMPGEncに渡し、DVD-Video用MPEG2を作成する方法です。DVキャプチャしている人は必見でしょう。



  必要なもの

  DVキャプチャしたソース

  DVコーデック、AviUtl、TMPGEncPlus、DVD-Videoオーサリングソフト、DVDライティングソフト、
  記録型DVDドライブ、DVDデッキ、TVなど動画を編集して楽しむためのツールやデバイス

  MPEG2ビデオフォーマットに関する知識、DV-AVIに関する知識



  作成手順を予想してから作業をはじめます。

  ○まずAviUtlでキャプチャした動画を読み込む。読み込みにはDVコーデックが必要。

  ○読み込んだ後、インターレース解除のところでボトム→トップファーストにしておく

  ○その後すぐに、「編集」→「選択範囲のインターレース解除」で、「反転」を選ぶ。
  


  ↑フィルタリングイメージ


  ○あとは、カット編集とフィールドを崩さないようにフィルタリングをする。

  ○フィールドが入れ替わったのを確認して、プロジェクトファイルで保存して、TMPGEncで映像としてプロジェクトファイルを読み込む。

  ○TMPGEncで、トップファーストとして読み込む。
  
  ↑インターレース、トップファースト、ソースアスペクト比に注意


  ○後はDVD-Videoフォーマットになるように設定する。
  (アスペクト比4:3、フレームレート29.97、MP@ML、NTSC、インターレース、I420、8ビット、ビットレート4〜10Mbpsなど)
  
  ↑DVD-Videoフォーマットに使えるような設定に必ずすること。



  あとはエンコードして、オーサリングソフトでvob化してDVDライティングソフトでDVD-Videoとして焼けば、
  家庭用DVDデッキで再生できるDVD-Videoになると思います。



  補足事項1:まるも製作所の「フィールド入れ替え」でも似たような事ができますが、直にフィールドを入れ替えるので、
  縞が全フレームに出て映像がおかしくなります。



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