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超簡単!DVD-Videoを作ろう(2004/01/10更新)
Ulead Movie Writer Advanceを使った、Easy&CoolなDVD-Videoの作り方を紹介します。
オーサリングの基本的な流れをつかんでみてください。
Notice! このページには若干危険な語句表現が含まれています。
気分を害された方は直ちにブラウザの右上にある「×」ボタンを押してください。
まずは、映像が無ければ始まりません。映像と音声をキャプチャしてください。
キャプチャは画面サイズ720×480で、29.97fpsならどんなキャプチャカードでもOK。
なお、MPEG2キャプチャをしたならエンコードせずに、そのままにしておいてください。
ビットレートをDVD-Video規格(9696kbps以下、オススメ6Mbps)にしておけば更にGOOD!
キャプチャできたらエンコードです。
Ulead製品やTMPGEncやCCE(CINEMA CRAFT ENCODER)で、DVD-Video規格に沿ったMPEG2をエンコードしてください。
これらのソフトにはウィザード(設定補助機能)やテンプレート(定型)がついているハズなので、
DVD-Video(NTSC)になるようにしてください。
これらを持って無くてもOK牧場。Ulead Movie Writer Advanceにはエンコード機能も搭載されてます。
キャプチャしたAVI、DVD-Video規格を外れたMPEG2、ダウンロードして再生できる動画など大体読み込めます。
安心して次のステップへどうぞ。
動画を用意できたら、Movie Writer Advanceを開きましょー。
HDDにある動画からDVD-Videoを作る場合は次の通りにしてください。
1
、左上の「ディスクの作成」を選択
2
、「新規にディスクを作成する(E)」を選択
3
、「次へ」をクリック
これでDVD-Videoを作るためのウィザード完了です。
次に動画を読み込む・・・前に設定をしておきましょう。足場固めが重要ですね。
左下にさりげなくある2つのボタンのうち、左側が環境設定などをするところです。
まずは環境設定から入りましょう。
3つの項目に特に注意です。
リサンプル品質
→ 最高ですか? 最高です。
映像信号形式
→ NTSCを選択します。他の形式のDVD-Videoは作ってはいけません。
作業フォルダ
→ 作業領域は最大約15GB必要です。空いているHDDを選択してください。
もしHDDの残りが無かったら、オーサリングできません。脅しではなく、本当です。
次に
天ぷら
テンプレマネージャーで、
天ぷら
テンプレートを作成します。
まずはディスク形式を「
DVD
」にします。
次に新規作成を選びます。
テンプレートの名前を決めます。
720×480が標準かつ汎用性があるので、選んでください。
品質
は、必ず70以上にしてください。95、100がオススメですが、
時間がかかるので95が適切であると思います。時間があるなら100を選択でOK。
ビデオデータレート
は、「4000〜8000」が標準です。8000だとDVD1枚に約1時間
6000だと約1時間半、4000だと約2時間弱となります。今回は6000Mbpsの中途半端なビットレートを選びます。
オーディオフォーマット
はMP2以外を選べばOKです。LPCMだともったいないので、今回はAC-3を使います。
AC-3とは┃】【┃ドルビーデジタルサウンドのことです。
オーディオビットレート
は、384kbpsを選びます。低くてもいいですが、太っ腹なところを見せましょう。
OKを押せばテンプレート完成です。
次に、左下にあった右側のボタンを押します。
「プロジェクト設定」が出ますので、次のように設定します。
1
、MPEGの設定を変更
2
、先ほど作ったテンプレートを選択
3
、OKで設定完了
これで準備が整いました。最初に環境とテンプレ作っておけば、次からはこの作業は省略できます。
ものごとは、最初が肝心ですよダンナ。
次からは、動画編集と再エンコードとタイトル作成が待ってます。
なお、詳細な設定や便利な使い方やその意味は、ここでは省略します。
詳しい説明書は、Movie Writer Advanceをインストールした時に入ったPDFに書いてあります。
でも、持ってない人の為に、いつか?きっと?たぶん・・・・紹介させて頂きます。
本番開始です。
第1ラウンド
・・・まずは動画を読み込みましょう。
1
、動画をおもむろに読み込みます。DVD1枚に収めたいぶんだけ、選択します。
今回は1時間30分程度収録できる設定(6000kbps+384kbps)なので、
どんな動画でもいいから1時間30分以内で用意してください。(少なくてもいいけど、もったいない)
2
、メニュー画面の配置を選びます。面倒だしデフォのままで十分。
こだわりがある方は、一番よさそうなものを選択してください。
3
、上の仮タイトル画面のタイトルを決めます。文字の大きさやフォントの種類を調節してください。
大きすぎたり長すぎると、変になりますので注意です。
4
、動画1個のタイトルをつけます。自由ですが、これも長すぎたりすると、周りに迷惑をかけます。
字が重なった場合は、改行を利用したりフォントを小さくしたり種類を変えて対応してください。
第2ラウンド
・・・背景とタイトルを決めます。
メニューの背景とメニューの音楽を選択します。
背景は4:3の比率のもの(Windowsの壁紙1024×768、800×600などが適切)を選んでください。
音楽は、1分以内のものを選択するのが良いと思います。waveかmpaを用意しましょう。
CDやCM、オープニング曲などからwaveを抜き出し利用しちゃってください。
第3ラウンド
・・・動画をカット編集します。
オーサリングソフトは編集苦手ですが、Movie Writer Advanceは「再エンコード」により可能です。
AVIファイルをDVD-Videoにする方は編集しまくってください。
AviUtlやTMPGEnc並みに簡単に編集できる・・・と思います。
カットするフレームを指定、または残すフレームを指定するだけです。それ以下でもそれ以上でもありません。
第4ラウンド
・・・チャプターを打ちます。バキューン(▼へ▼メ)σ‥…----------
チャプターとは、再生開始ポイントです。早送りが苦手なDVD-Videoはこれを打つだけで、
ある程度好きな場所から再生が可能になるわけです。これは、省略しないでください。
DVD-Video再生の命ともいうべきポイントなのですっ!!!。
設定をどこでするのか分かりにくいので、一応。
ボス
:ここだよ、ココ。
ヤス
:こんなところに、隠し階段が!!
ここで設定をします。チャプターは動画1つ1つ設定しなおしてやる必要があります。
1
、読み込んだ動画1つ1つのチャプターを打ちます。4つ読み込んだら4つ分処理してください。
2
、チャプターを打つ場所を決めます。映像を見ながら適当に「ココから再生したい」場所を選んでください。
打ちすぎるとわけわからん…になるので、アニメだったらAパートとかBパートとか予告の最初のフレームに、
打つような感覚でどうぞ。ドラマならCM区切りくらいが丁度良いと思います。
3
、追加していきます。決して自動ボタンを押さないで下さい。増えすぎて鬱陶しいです。
2と3を繰り返して、チャプターを打ちます。1に戻ってまた2、3、2、3・・・の繰り返しをして、すべての動画に
チャプターを打てたら「OKボタン」を押して糸冬 了。
祝・編集作業完了です。字幕とかタイトルとか入れたいって?
他のソフトでやったほうがいいよ。VideoStudio7とか使ったほうが、綺麗にできます。
どうしてもやりたいなら、やってみてください。テキスト入力するだけです。
準備ができたらプレビューです。
これを押して、次に進んでませんでした。済みません。
仮想DVD-Videoプレビューへようこそ。
画面をクリックしても、下のコントローラでも、DVD-Videoの感覚を味わえます。
完成したDVD-Videoと同じような動作を楽しめます。
なんだか、良くない場所があれば、戻って編集をやり直してください。まだ間に合います。
できたと思ったら、また「次へボタン」を押してください。
さて、終わりも近づいてきました。あと一息です
1
、編集プロジェクト(カット編集やチャプターや背景などの設定)をセーブしましょう。
よ〜く考えよう。保険は大事だよ〜♪うぅーう・・・
セーブできても安心できません。次はDVD-Videoの保存方法です。
2
、この設定は、どんな時でも毎回します。絶対に押してください。押せない人は損をします。
設定画面は次の通りです。
Aコース
(セッカチで損する人用)
Bコース
(こつこつする人用)
Cコース
(自信がある人用)
AはそのままMovie Writer AdvanceでDVD-Videoができます。本当はこれが最も良いのですが、
Movie Writer Advanceはじゃじゃ馬なので、1発でできるとは限りません。
よって選んではいけない人柱コースなのです。
BコースはHDDにvobファイルができます。これにより、DVDプレーヤーにHDDにあるvobを入れると、
微妙にプレビューが出ます。DVD+RWを持っていない時など有効です。オススメですが、
VIDEO_TSフォルダの中身を間違って変更するととんでもないトラブルになりますので注意。
Cコースは、DVDイメージをHDDに作ります。これが最も良い選択だと思いますが、
ちょっと怖いので、DVD+RWに実験で一回焼いてみてそれからDVD±Rに焼こうと言う人向け。
1
、AコースとBコースの場合は、DVDの名前をつけます。半角英数で記号などは控えてください。
2
、設定が終わったら「OK」。これ鉄則。設定を間違えたらキャンセル。これ鉄則。
設定がすべて終わりました。後は
「作成開始」ボタンを押して作成です。
以上でMovie Writer Advanceを使ったDVD-Video作成方法1部を終了します。
最強に注意!!!!!!!
途中でエンコードが
止まったり
、
エラーが出たり
、できたファイルが
音ズレ
したり、
音が
プツプツキュンキュン
になるといった問題が出ても、ジャンパーに訊かないで( ゚д゚)ホスィ…。
ジャンパー本人も、高確率でそのような不具合を体験しています。
UleadのサポートHPを見るなどして、解決策を考えてください。よろしくお願いします。
なお、問題解決法がわかりましたら、お手数ですが掲示板にお書き込みください。
よくあるDVD-Video作成失敗例
Q1、MWAでvobを作り、ライティングソフトでDVD-Videoを作ったのですが、映像や音がおかしいです。
vobの状態では、ちゃんと映像も綺麗でしたし、音も出ていました。
A1、DVD-RやDVD+Rはできるだけ安物は使わないほうがいいです。
また、ライティング失敗を防ぐ方法として、8倍速で焼けても2倍速や4倍速を使うのが良いです。
ドライブとメディアの相性、メディアとDVDデッキの相性があるのでオーサリング前に調べておくと良いです。
Q2、シークが遅いです。映像もカクカクしておかしい場合があります。
A2、MPEG2はVBRではなく、CBRにしましょう。6000kbps〜8000kbpsにするなら、CBRでも綺麗です。
VBRのMPEG2が特に重要なのは、2000kbps〜5000kbpsだと思います。また、VBRの触れ幅(最大最小)に注意してください。
また、GOPが長いものもシークが遅くなります。DVD-VideoではGOPの長さは18以内と決まってるものが多いです。
さらに、シーケンスヘッダを頻繁に入れていない場合は、確実にシークが遅くなります。
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