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VFAPIConvの使い方(2003/11/30更新)



  VFAPI Reader Codecとは、VFAPIに対応してないソフト(nandub、WindowsMediaEncoderなど)に、
  AviUtlやDVD2AVI、TMPGEncのVFAPIプロジェクトファイルを通じて渡すために参照型AVIを作るソフトです。
  例えば、AviUtlでカット編集やインターレース解除して、それをエンコード無しでWMEに送りWMVを作るなど、
  幅広い編集やエンコードを可能とするソフトです。ただし、Real Producerなどのソフトではこの参照型AVIを読めません。



  解凍すると、次のような6つのファイルができます。
  インストールは、vifpset.batをダブルクリックして行います
  これにより、VFAPIconvに必要なファイルがWindowsの
  システムにインストールされます。



  まずはVFAPIConvを起動します。
  
  このように、あらかじめフィルタリングや編集した「プロジェクトファイル」を読み込みます。

  プロジェクトファイルを読み込むと次のような設定が出てきますが、保存場所を決めてOKを押すだけです。
  
  あとは実行してください。
  出来たAVIファイルをVFAPIに対応していないソフトで読み込むだけです。



  たとえば、AviUtlでカット編集したファイルをWindows Media Encoderで読み込ませたらこうなります。
  
  これで、劣化することなく次のVFAPI非対応ソフトへ映像と音声を送る事が出来ます。



  補足事項1:VFAPI経由する場合、前のフロントエンドのフィルタが使えなくなる場合があります。
  AviUtlのプラグインフィルタの設定が適用されない事がよくあるので注意してください。

  補足事項2:参照型AVIは普通のAVIファイルと違って、ソースファイルを中間ソフトで経由したAVIです。
  ソースファイル→フロントエンド読み込み→プロジェクトファイル→VFAPIConvで参照型AVI→AVIの読めるフロントエンド
  という経路なので、ソースファイルを移動したり消去すると参照型AVIは使えなくなります
  また、参照型AVIを作った後、プロジェクトファイルを移動したり消去すると、参照型AVIは使えなくなります
  もちろん、プロジェクトファイルを作成したソフトを移動したり消去したりすると、参照型AVIは使えなくなります
  経路に該当する全ての点と線の関係を壊してはいけません。

  補足事項3:VFAPIを利用しますので、映像の色空間はRGB24ビットとなります。

  補足事項3:エンコードが終わって、目的のファイルが得られたらVFAPIConvで作られた参照AVIを消して下さい。



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