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2-passエンコード時に使用されるログファイルについて(2005/07/13更新)



  DivXやWMV9VCM、XviDなどのAVIファイルでは2passエンコードモードを使う時に、1回目のエンコードではログファイルを出力します。
  2-passエンコードの仕組みを簡単に説明すると、

  ・1-pass目ではAVI動画本体を作らなくて、作ってもダミーファイルです。1-pass目はログファイルが本体です。
  



  ・1-pass目で「シーンチェンジ検出(Iフレーム検索)」「データレート割り振り」「PフレームBフレーム割り振り」をなどを行います。
  


  ・1-pass目のステータスを「ログファイル」にテキスト形式で出力します。拡張子が違ってもテキスト形式なのでメモ帳で開けば読めます。
  1-pass目のログファイルは全ての解析が終わって完成したもの以外は使えません。解析の途中だと、ログファイルは真っ白です。
  


  ・2-pass目のエンコードで、1-pass目のログファイルを「参照しながら」エンコードを行います。
  このとき1-pass目のログファイルを書き換えたり移動したり、上書きしたりするとエンコードが途中で不正終了します。
  


  ・2-pass目を行う際、1-pass目のログファイルが無い場合はエンコードできません。
  ・2-pass目を行う際、1-pass目のログファイルがまだ完成していない場合はエンコードできません。
  ・2-pass目を行う際、1-pass目のログファイルが不正または別の動画のログファイルであった場合、映像が乱れたりエンコードできません。
  


  というような仕組みになっています(本当はもっと複雑です)。上記のルールがわかっていれば、DivXでもWMV9VCMでも
  XviDでもx.264であっても2-passで失敗することはなくなります。簡単なので覚えて下さい。



  追記:未定



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