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D-VHSからキャプチャ(2004/01/28更新)



  D-VHSキャプチャで必要な機材は次の通りです。
  i-Link端子付きD-VHSデッキ(必須)
  OHCI準拠IEEE1394を搭載したPC(できるだけ6-pin)
  WindowsXP(Home、ProfessionalどちらでもOK。Win98、Win2000、WinME不可)
  i-Linkケーブル(D-VHS側は4-pin、PC側は6-pin。時と場合により4-pin同士になります。)
  この4種類があれば、お金のかかるものは揃っていることになります。

  オプションとして、
  BSデジタルチューナー(i-Link端子付き)
  があればBSデジタルハイビジョンキャプチャができます。

  あと必要なものはキャプチャソフトです。
  『でく』のぺーじ にある「CapDVHS」
  があれば、簡単にキャプチャできます。(ICZの剣ではGraphEditを使用していますが、CapDVHSはもっと簡単です。)

  これだけ揃えば準備完了です。



  まずは、各種機器を接続します。(主電源を切った状態にしておいてください。)
  そして下図のように接続します。
  
  このように接続することにより、
  D-VHSキャプチャ、BSデジタルキャプチャ、BSデジタル直キャプチャ、D-VHSへの書き戻しが可能となります。
  注意:BSデジタル直キャプチャをするには、Panasonic D-VHS AV/C Deviceのドライバが必要です。



  接続ができたら、PCの電源を入れます。(チューナー、D-VHSデッキはコンセント入れておき、主電源は切状態)
  WindowsXPが起動してログインすると、D-VHSやチューナーを認識します。
  そこで、「一覧または特定の場所からインストールする(詳細)」を選びます。
  次に「検索しないで、インストールするドライバを選択する(D)」を選びます。
  ハードウェアの種類が出ますが「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラ」を選択します。
  左側に製造元が出ますので、「JVC」を選びます。
  右側にモデルが出ますので「JVC Tape Device」を選択します。

  かなりの確立で、なぜか「認識失敗」します。認識がうまくいくと、D-VHSの電源が勝手にONになります。
  失敗したら、D-VHSの電源をONのままドライバを入れてみたり、「ドライバの削除」を選択して、
  「一覧または特定の場所からインストールする(詳細)」からやり直したりしてみてください。
  また、どうしても正しく認識しないなら、i-Linkの抜き差しをPC側のIEEE1394コネクタのほうで、
  やってみてください。(私は1時間くらい上手にできませんでした)

  BSDチューナーがある場合は余計なデバイスが表示されます。
  その場合、「Panasonic D-VHS AV/C Device」のドライバがあるなら、チューナーから直キャプチャできます。
  ですが、もうすぐ出来なくなるので注意してください。(2004年4月1日から不可)
  もちろん、コピーワンスの場合はD-VHSに録画してもBSデジタルソースは一切扱えなくなります。



  JVC Tape Deviceとして認識されたらキャプチャが可能となります。
  キャプチャには「CapDVHS」を使います。
  D-VHSの電源が入っている状態で「CapDVHS」を起動します。

  すると次のようにキャプチャデバイスが表示されます。

  キャプチャの基本は、
  「MPEG2-TS」で送られてくるデータをそのまま保存するか、
  「MPEG2-PS」の状態で保存するかになります。
  この2つの違いによって、使うソフトもエンコード方法も違ってきます。
  「MPEG2-TS」の場合は「TSDemux」を使ってm2vとAACに分離します。
  「MPEG2-PS」の場合は「DVD2AVI」を使ってMPEG2をd2vとAACにしてAviUtlなどに送ることになります。
  AACはどちらも分離できますが、WAVE化する必要があります。
  WAVE化するソフトは「FDDA」及び「Winamp5」です。

  余談:D-VHSの内部エンコーダを利用したMPEG2なら「MPEG2-PS」でキャプチャしてみてください。
  テープを用いない直キャプチャや、テープを利用した録画MPEG2吸出し後の処理が楽になります。



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