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『痛快トンデモ活用術――もしものときでも困らない 』

 と学会の『トンデモ1999』で取り上げられているからご存知の方も多いだろうが、ここでは『トンデモ1999』に載っていないトンデモを紹介していこう。
 まず、比較的分かりやすいボケの数々から。
 又、わが国の鬼について。(P73)
 桃太郎の鬼にしろ、大江山の酒呑童子にしろ、どれもこれも一方的に退治される対象である。(そうかあ?悪事を働いたから退治されたんじゃないの?)酒呑童子や羅生門の鬼は多少悪さをしたかもしれないが、(多少どころではない。前者は多くの女性を誘拐しては慰み物にし、飽きると殺して食っていたし、後者は国宝の玄奘を盗み出している。)桃太郎や一寸法師に退治される鬼などは、ただ「退治されるためだけにある」といっても過言ではあるまい。(ちょっと待て。「一寸法師」の鬼は関白の娘を我が物としようとし、一寸法師を食べてしまったぞ。それに「桃太郎」も、前身となる「桃の子太郎」では、人間の姫君を拉致・監禁したことになっている。)その一方的殺戮の結果が(鬼だって人間を殺しているぞ。)、現代の鬼族の絶滅につながった可能性も捨てきれない。(言っておくが、鬼は現代でも形を変えて生きている。地下鉄にサリンを撒いて無差別大量殺人を行なった鬼、子供の首を斬って校門に置いた鬼、小学校に乱入して小学生を殺戮した鬼など、枚挙に暇がない。)
 他にも、ツッコミたい箇所があるが、引用が長くなるので止めておく。ともかくも、これはトンデモ本である。

【参考文献】
と学会『トンデモ1999』光文社、1999.1.30
脱常識委員会『痛快トンデモ活用術――もしものときでも困らない』なあぷる、1997.1.30

H14.7/4 泉獺


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