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品川へ行ってきました。

 平成15年4月26日、私こと泉獺は品川へ行ってきました。
 なぜ私がそんな所へ行ったのかと言いますと、品川インターシティホールで開催されている「クリスチャン・ラッセン展」に招待されたからです。
 ラッセン(Christian Riese Lassen)についてちょっと説明しますと、彼はハワイ在住で海ばっかり描いている、金髪ロン毛の画家です。以上、おしまい。

↑これが展示場入口。
 この展示会は版画の販売をも兼ねている為、アールビバン株式会社の営業部隊が会場内を巡回し、見物客にそれとなく近寄って営業を開始します。かく言う私もスーツを着ていたためか、何度か声を掛けられました。しかし、こちらは買う気が全くなく、相手もそれを察したのか、少し話をしたらさっさと引き上げてしまいました。はー、ウザかった。
 それと、会場内には音楽が流れていたのですが、音量が小さいのは良いとして、曲のテンポが早いような気がしました。芸術鑑賞はゆっくりやるものだと私は思っておりますので、このテンポの早さは私にとっては神経を逆撫でされる感じがしました。…まあ、来客の回転効率を上げるという効果はありますがな。
 しかしながら、そんなに悪い事ばかりでもありません。ラッセンの作品はなかなか眼福になりますし、来場記念としてポスターを貰えたからです。今回貰ったポスターは、ラッセンの「エターナル エンブレイス」というやつです。なかなか綺麗で素晴らしいですな。

 その後、しながわ水族館へ寄りました。品川駅から京浜急行線に乗って大森海岸駅で下車。それからちょっと歩いて水族館に到着です。
 さて、その水族館ですが、土曜日という事もあってか、あるいはゴールデンウィーク初日という事もあってか、すごい混雑です。うぎゃー。

しながわ水族館名物(?)のトンネル水槽。
 それと、イルカのショーも観てきました。ショーはたかだか15分でしたが、イルカの事を考えるとそのくらいがせいぜいなのかもしれません。

↑イルカのショー。
 イルカのショーもすごい混雑でした。私も席には座れず、うしろで立ち見してました。又、隣で母親の肩車に乗っていた男の子が鼻をほじりすぎて鼻血をだしてました。やれやれ。
 ついでに、ゴマフアザラシも観てきました。三頭のアザラシが水槽内にいたのですが、その内の一頭がなぜか隅っこの方で身動きせずに沈んでいました

↑沈んだまま、身動きしないアザラシ。
 …多分、こいつは寝ているんだろうと思います。まあ、アザラシですから、しばらく息継ぎをしなくても平気なんでしょう。

 帰りに、新宿のルミネで開催されている、吉本工業の芸人さんたちによる図画工作展に行ってきました。新喜劇や漫才を観るのは有料ですが、こちらの展覧会は無料です。だから覗いてきました。

↑図画工作展。入場無料。
 さて、実際に作品を鑑賞してみると、「クリスチャン・ラッセン展」との差は歴然としています。こちらは技術が圧倒的に未熟ですので、アイディア勝負・ネタ勝負となっております。感動することはありませんが、笑いを取る分には結構なモンでしょうな。

 最後に、本日の収穫をお見せ致しましょう。

↑本日の収穫。自宅にて撮影。
 「クリスチャン・ラッセン展」で貰ったポスターと、妹(21歳。中央大学4年生)へのお土産にと、水族館の売店で買ったゴマフアザラシのヌイグルミ(\1837-)です。他に水族館の半券などがあるのですが、それらはさして重要ではないので割愛します。

 そんなわけで今日の冒険はこれにておしまいです。就職活動もしないでこんな所へ行っている…、そんな自責の念に駆られる今日この頃です。めでたしめでたし。
(後日談)その後、アザラシのヌイグルミは妹の手に渡り、その商品名が「ねころびアザラシ」であることにちなんで、「ねこちゃん」と名付けられました。

著・泉獺
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