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モデルハウスへ行ってきました。

 平成15年5月2日、世田谷区砧にあるABCハウジング東宝成城住宅公園(東京都世田谷区砧7−18)に行ってきました。通常は単独行動なのですが、今回は家族(父と母。妹は大学に行っている。)と一緒です。
 ちなみに、私たちは(有)ジャパンスワーサービスの車(トヨタのハイエース)に乗って出かけたのですが、その車の左側のヘッドランプとテールランプとが破損していました。社員の誰かがぶつけたらしいのです。私が父に「容疑者は誰か?」と尋ねると、父曰く、「N井上かK司雄。」とのこと。どちらがやったのかはわかりませんが、いずれにせよ、犯人には修理費を払ってもらう事になるでしょう。
 ところで、住宅公園とは何かといいますと、広大な敷地に、住宅メーカー各社のモデルハウスが並んで建てられているところです。普通なら住宅メーカーが各々バラバラに開設しているモデルハウスを一箇所に集めて、お客様に一日に何件ものモデルハウスを回らせて、容易に比較検討してもらおうという、実に欲張りで便利な施設なのです。(当然ながら入場無料です。)

ABCハウジング東宝成城住宅公園。右下にいるのが母。


ゴジラです。この住宅公園の隣には東宝のスタジオがあり、そこでゴジラの撮影が行なわれています。
 …今日は平日の金曜日なのですが、曲がりなりにもゴールデンウィーク。マイホーム購入に燃える家族連れがいっぱい来ているかと思ったら、ガラ〜ンとしています。私たちの他に客といえば、小さな女の子二人と若い父母の家族一組のみ。
 あとは作業着姿の職人さんや、モデルハウスに駐在する営業マンがチラホラ見えるだけという、なんとも寂しいという有様です。もっとも、混雑が嫌いな私にとってはこちらの方がすっきりしていて気持ちいいです。

この通り住宅公園はガラガラ。左端は疲れてベンチに座っている父。作業着かよ。
 さて、実際にモデルハウスの中に入ってみることにしましょう。モデルハウスは、「モデル」という言葉が付くように、なるべく見栄えのするモノでなければなりません。その結果、内装や設備などは高級な物にしつらえてあります。バスルームや洗面台を見た父が、「これは高い金使ってる」と言ってました。
 このようにお金を掛けたものになりますと、高級感を醸し出すという効果があり、それが高級志向の客を喜ばせるのでしょう。しかしながら、貧乏臭い私にとっては、どうも落ち着きません。
 又、モデルハウスはビジネスの場である為でしょうか、住宅の姿形をしているのに生活感が全くしません。これでは、「自分がそこに住んでいるイメージ」が沸きません。

高級っぽいリビングルーム。生活臭ゼロ。
 そこで提案があります。モデルハウスをリアルなハウスらしくする手段として、駐在している社員を実際にそこに住まわせてみてはいかがでしょうか。社員にしてみれば、家族を住まわせるわけにもいかず、私物を好き勝手に持ち込むわけにいかないという、住居としては踏んだり蹴ったりの環境です。しかし実際に住んでいれば、それによって新たな発見があるでしょうし(例えば夜中にトイレに行く時の寝床からトイレまでの経路の暗さなど)、実感を持って語れるわけですから、営業に説得力が出てきます。
 さて、一通り見て回った後、川一つ隔てた日曜大工センターに寄って、仕事(有限会社ジャパンスワーサービス)の資材を購入し、帰りは神戸屋レストランでちょっと遅めの済ませました。ゲップ。


貰ってきたパンフレットの山。この後、殆ど全てがゴミ箱行きになることは目に見えている。

著・泉獺
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