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明治神宮に参詣

 平成16年1月4日(日)、明治神宮に参詣しました。なぜ4日にしたかといいますと、四は死に通じるとのことで、大抵の人はハレの行事(参詣)を忌避するからこの日は空いているだろうと思った次第です。
 では、実際にはどうだったのか? 百聞は一見に如かず。写真を御覧あれ。

 …結構混んでいますな。しかし、正月3が日に較べればずっと空いていて、参拝が困難という程ではありませんでした。
 又、帰りがけにおみくじを引きました。明治神宮のおみくじは他の神社のそれとは異なっていて、吉凶が記されているのではなく、祭神であらせられる明治天皇・昭憲皇太后の教訓めいた短歌を載せているのです。
 わたしが引いたのは、以下のものです。
  大御心 (十九)
 明治天皇御製
  巌上松
あらし吹く世にも動くな人ごころ
いはほに根ざす松のごとくに
 この短歌の解説は省略させていただきます。面倒くさいから。

追伸:参詣していて気付いたのですが、このときここに来ていた人たちは、日本人がほとんどでした。ここは日本なんだから当然じゃないかと思うかもしれませんが、明治神宮は都心の有名な観光地の一つで、普段は外国人観光客が多いのです。まあ、外国人にしてみれば、なにも混雑している所へ好んで行こうとは思わないでしょうし(しかも、敷地内の自動販売機ではお正月価格になっている)、異教の信仰行事(参詣)の渦中に身を投じる義理もないでしょう。空いている時に来るのがいいのです。この泉獺のように。

参考:明治神宮

著・泉獺(H16.1/7)
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