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正午の12時ごろ、私は集合場所となっている小川駅に到着しました(写真1)。集合時間は13時だったのですが、私の場合こういう所へは時間に余裕を持って来ようと心がけていますので、その上昼飯の時間も計算に入れて早めに来ました。 ちなみに昼飯は、小川駅東口を出てすぐの所にある定食屋「金太郎」で牛焼肉定食(¥600−)を食べました。牛肉はとても固かったので、よっぽど安いヤツを使っているんだろうなあと思いました。 13時、集合場所にある程度集まってきましたので、見学ツアーの開始です。集合場所からしぶや・しごと館の職員に引率されて東京校へ行きました。 校内は無駄に広い、と言えるようなもので、広大な更地が目の前に広がっておりました(写真2)。なんでも新しい校舎を増築するとか。上から補助金をガッポリ貰っているんでしょうなあ。 控え室に通された我々一行は、東京校についての一通りの説明を受けました。 職業能力開発総合大学校東京校とは、平たく言えば職業訓練をする所です。こんなに長ったらしい名称になったのは、能力促進法に基づいて国が運営(お役所仕事)しているからなのです。 この学校は理工系の技術者の育成を目的としており、だから教科の内容はどこまで行っても理工系です。 例えば、手作り感あふれるパンフレットに記されている、今年度の離職者訓練コースを引用してみますと、
上記を御覧の通り、今年度の募集は既に終了しております。ただ、興味のある方は、いつ来ても個別相談に応じてくれるとのこと。「いつ来てもウェルカム」(部長談)だそうです。 さて、それでは実際に、技能を身につける現場を見に行くことにしましょう。今回は写真に沿って解説いたします。 写真4は只今休憩中のCAD/CAM/NC科です。一日中座ってパソコンで設計図を描いています。 写真5は学生食堂です。高いものでも350円だとか。デフレ牛丼屋も驚くこの価格にするには、補助金という名の公的資金が投入されているに違いありません。 写真6はグラウンドと学生寮(青雲寮)です。手前にいるバーコードマンは、説明をしてくださっている職員の方です(失礼!)。 写真7は建築リフォーム実務科です。画面左側ではノミを砥いでいて、右側では木材の加工をしていました。大工さんの修行です。 写真8は機械加工実習場です。金属を削ったり穴を開けたりしています。実習しているのは、高卒生らです。 写真9はIT起業支援科です。リナックスでサーバーを構築中とのことでした。この科は倍率が35倍と、他よりもずば抜けて高いのです(※通常は2倍以下。情報系は3〜4倍)が、実際にサーバーを運営・管理するのは熟練を要するため、現実問題として起業するのは難しいとのこと。注目度は高いけれど、名称は看板倒れです。 写真10は基礎科学実験室の1コマ。只今は重量実験の分析中とのこと。ここの就職率はとてもいいんだと、白衣姿の教員が胸を張っていました。 写真11は応用課程の現場です。実際に家を建てちゃっています。 写真12は図書室で、約36000冊の理工系専門図書が収蔵されています。又、天気のいい日には窓から富士山が見えます。 |
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