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六本木ヒルズに行っちゃいました。
 平成15年5月29日、六本木ヒルズに行っちゃいました。
 本当は六本木ジョブパークで開催されている既卒者(※学校を卒業して職務経験のない者。)専用の就職フェアに参加するのが本来の目的だったのですが、とりあえず就職フェアの現場写真を見てください。↓
この辺はまだいいんです。始まったばかりで比較的空いていましたから。
一時間後にはほれこの通り。
会社案内が置いてあるコーナーは、ハゲタカに略奪されたかのごとき惨状を呈しています。
 ものすごい混雑です。ここにいるリクルートスーツの若人たちは、私と同じ身分だと思うと安心したり将来を悲観したりと胸中は複雑です。
 そういえば、ここに出展していた企業の中で、抜群の人気を誇っていたのが、株式会社ナツメ社で、ここにはものすごい行列が出来ていました。手許の資料によると、この会社の事業内容は「出版物(書籍)の販売・促進」だそうで、要するに出版社ですな。就職においてマスコミ業界の人気が高いということは、就職戦線に立つ者にとっては常識ですが、まさかこんな所でそれが実証されようとは思いませんでした。

 さて、こんなかったるい所はさっさとオサラバして(←何のために来たんだよ。)近くの六本木ヒルズへ行ってみる事にしましょう。前回行った時(※日記の皇紀2663年4月22日参照)は正式オープン前で、各界の著名人を集めてのプレオープンの日でしたから、私は中にも入れずに公道を歩きまわるだけでした。しかし今回は既にオープンして一般に開放しているので、私は悠々と内部を見て回ることが出来ます。

 行ってみると、ここもまあ混雑しています。人、人、人…多いです。しかもなんとなくですが、女性の方が多いような気がします。
 又、ふらっと入ったインテリア関連の店では、ふと手にしたクッションが一個18000円で売っていました。私の場合、財布の金をはたいてどうにか手が届く価格ですが、買うのは怖いのですぐにブツを棚に戻しました。
 パンフレット(無量)を片手に、ヒルズ内をグルグル回ってみたのですが、パンフレットの地図がサッパリわかりません。パンフレットには横文字が多く、イラストや写真が付いていないのでわかりにくいのです。デザインがクールなだけに、客の理解度に対してもクールなようです。
どこかの建物から外の景色を撮ってみました。左のうっすらと写っている人影は多分、窓ガラスに反射して写った私です。幽霊じゃありません、多分。
某有名コンビニも、六本木ヒルズ内ではガラリとイメージが変わる。親しみやすさを犠牲にして高級感を醸し出しています。テナント料高そうだなあ。
なんだかよくわからないオブジェ。多分、蜘蛛かなんかだと思う。しかしながら、道行く人の殆どにとっては、そんな事はどうでもいいのかもしれない。ここに写っている人たちにとっても興味がなさそうですな。
 ともかくも行き当たりばったりに歩いてみますと、女性向のブティックが多いという感じを受けます。又、時折見かける飲食店も、女性向のデザインだと思われます。いやはや、女性が元気な時代だからでしょうか、…まあいいや、こんな高級店どもは、貧乏臭い私にとっては縁遠いんですから。ケッ。
 中庭(?)に出てみますと、冷やかし専門と思われる人たちが大勢たむろしています。こんな所で野店を開いてヤキソバやラムネを売り出したら繁盛するんじゃないかと思いますが、しかしそんなことをしたら六本木ヒルズの高級イメージが失墜しますな。

 さて、そろそろ疲れてきたので、お土産を買って帰りましょうかな。
 どこぞの地下のフロアーに雑貨屋があって、そこは、むさ苦しい男性の私でも安心して買い物ができるほどの品揃えです。
 そこで何を買ったのかというと、妹への土産として海豹のポストカード2枚、ついつい衝動買いしてしまった聴診器(←何に使うんだ?)、ガチャガチャのスーパーボール。
 他にも特筆すべきアイテムを散見しましたが、疲れていたので割愛。
 この後、地下通路を通って日比谷線の六本木駅から帰りました。
 六本木ヒルズでの戦利品。わかりにくいパンフレット(無料)、スーパーボール(\100-)、アザラシのポストカード(\150-×2)、聴診器(\580-)。
 妹や母の話によると、聴診器は最近売れているアイテムだとか。でも、何に使うんでしょうかねえ?
著・泉獺
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