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HUNTERXHUNTERの謎
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ストーリー独談

   その30   
アイコンボマー登場
 マサドラに着いて、確認できたのはショップの品物が全部カードだということ。ビスケはそこでいきなり岩石地帯まで戻ると言い出す。目的はゴンとキルアの修行。念を駆使して岩山を掘る。苦労の末トンネルを全通させると、再び岩石地帯でモンスターカードをゲット。ビスケは二人の成長に感心するが、それ以上の感心は、このゲームが大きな目的を持っていること。
 あのコを強く育てるため・・!!

 二人が防御の修行を行っているころ、カード収集コンプリートを目指すニッケスは仲間を集めて士気を鼓舞する。だがあまりにも突然、ボマーが出現。全員に念の爆弾を取り付けたことを宣言した。まるでおとぎ話でも語るかのように。

 念の爆弾を解除する方法は一つ。ボマーの体に触れて、
 ボマー捕まえた
と言わなければいけない。冗談のような、しかし深刻な状況。ここでも人生において直面する困難が巧みに描かれている。このキーワードを誰がいつ言うのか。それは意外な形でずっと後に、ポツリと現実となる。

 ボマー・ゲンスルーは、爆弾解除の条件に突きつけた指定ポケットカードを手に入れるため、二人の仲間とともにニッケスに会う。全員がそろったところで念を解除。しかしゲンスルーのとった行動は、全員の爆殺だった。

 守るわきゃねーだろ。てめーらクズとの約束なんてよォ

 ゲンスルーの高笑いが響く・・・

 そのころグリードアイランドを小型船で目指すグループがあった。幻影旅団のメンバー六人。目の前に見える夜の島影。現実世界の島がそこに。
 ビンゴ・・・!!

 六人はすぐさま上陸。しかし怪しげな人影がかれらに近づく。歩行を制止するフィンクス。
 強ェなコイツ・・・
 フィンクスがそう感じ取る。それだけで場を支配する緊張感。現れたのはゲームマスターの一人、レイザーだった。ゲームマスター専用カードを示し、外法には外法を、と強制排除を宣言。いいだろう、また来るぜ。フィンクスが怒りを抑えて言った瞬間、エリミネイトが発動。六人はアイジエン大陸のどこかに飛ばされた。

 すごい使い手の集まりだなァ
 シャルナークが言いそうな余裕の一言をレイザーがポツリ。

 アイジエン大陸のマップ。六つの矢印がランダムに示されている。作者の余興か。



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